人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

【読書】「読書について ショウペンハウエル」ー本を読むことは人生を豊かにするのか?

読書

本が売れないとか言われていますけど、本を読んでいる人はたくさんいる。駅前の大型店舗の本屋には人で混みいっていますし、電子書籍のセールもあったりと「本」はみんな読んでいます。だけど、読書の本質って中々分からない。雑誌を読めば、小説を読めば、専門書を読めば読書なのか。中々に難しい問題。人によっては、雑誌や小説は読書ではなくて、専門書や論文などを読むことが読書と思っている人もいると思います。それはそれで読書の一面性であって、文章から内容や本質を汲み取って自分なりに解釈していくことは趣味でもあり学問でもある。「読書について」という本は、そういう少し専門性のある人が共感できる内容の本だと思います。世の中の流行に惑わされずに思考力を鍛え、しっかりと本を読み解いていく。ただ、世の中にはそんな人は稀なわけで、読書は趣味ともいえるぐらい身近なんだから、自分流に解釈して楽しめばいいはず。小説からでも人生は学べるし、感動できる。要は、読書はしっかりと論理的に学ぶ人と、感情を働かせて楽しみながら学ぶ人に分かれると思います。自分だけの読書法をしっかり見極めて読むことで読書というのはもっと身近なものになっていくんじゃないかと僕は思います。

 

【読書】語彙力がないまま社会人になってしまった人へ ーコミュニケーションと世の中

語彙力

社会人になると語彙力の大事がわかるらしいです。日常会話でも言葉の使い方や知識があると恥をかくことがないとか。確かにその通りな面もあります。無知は一番恐怖で、自分の立場だったら怒られるのは嫌。言葉を知っていると、同僚や上司、お客さんと話す時に役に立ちます。ただ、語彙力と言っても、コミュニケーションの手段の一つなんで過信は禁物。語彙を知っているからと言っても、使いどころを知らないと無知と同じですし、割と難しい、特に若い世代では使わない言葉も多いです。学生と社会人では人との関わり合い方がまったく違ってくるので勉強する姿勢は大事かと。本を読むと同じように、会社で同僚や上司が使っている言葉を憶えることでも勉強になるかと。聞いたことがない言葉を聞いた場面を憶えておくとか、メモするなどをしてインプットを増やしていくと自分の言葉として使えることができるようになります。語彙力も大事ですが、一番大切なのは、コミュニケーションの手段の一つとして使うこと。ただ、業界によっては使う言葉も違うでしょうし、多少語彙力がなくても専門性があればやっていける業界もあるので、十人十色。自分が必要だと思ったときに読んで見たらいいかなと思います。

社会人

社会人になると言葉が大切になります。自分の言いたいことを伝える言葉が。だから、論理が大事にされることになります。学生の時には、多少論理的でなくても何とかなりますけど、社会人になると、言葉一つで自分の立ち位置さえ変わってくることもありますから、言葉の勉強、語彙力を高めることが非常に大切。自分の働いている職場にもよりますが、言葉の使い方次第で給料が変わってくることもあると思います。それはそれで怖いことですが、社会人になると言葉の意味一つとってもとても重いものに感じてしまいます。だからこそ、言葉の勉強って大切なんだと思います。難しい言葉は知らなくても、文章を書くときのルールと同じように話す時、話すタイミングにも暗黙のルールがある。社内や社外、特に上司やお客さんと話す時には言葉に注意しろというのは昔から言われている慣用句みたいなもの。結局、語彙力が大事というのは、コミュニケーションが大事だから鍛えろということだと思います。人との会話が仕事の基本。だから、会話をスムーズに行えるように語彙力学ぶことは大事。後思うのは、文章でもそうですけど、最低限の語彙力がないと不機嫌になる人もいるのも確かなので、結局はそこが大事なのかなと思います。

【読書】不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」ー兄弟も複雑な関係

兄弟って不思議。家族なのに、一緒に住んでいるのに個性豊かになる。特に長男と末っ子ってどこもまったく違う性格なので面白い。この本を読んで見ると、兄弟って複雑だなあと思いました。長男と末っ子って環境がまったく違いますし、性格が違ってくるというのは納得できます。長男は責任感が強い反面、人の機微に鈍感という話はなるほどなと感じましたし、末っ子はわがままだけど、どこか寂しがりやというのも分かる気がします。長男だからこうとか、末っ子だからこうとか、決めつけは良くないですけど、親の期待などの両親の愛情にはどうしても差が生じてしまうもの。育つ環境が違ってくるのは仕方がないです。本の中では、長男や末っ子を図を用いてシンプルに説明しています。長子、中間子、末子などを表現を使って解説してるのは分かりやすくて、スラスラ読むことができます。一人っ子でも楽しく読めるので、兄弟がいるいないに関わらず兄弟ってなんだろう?という疑問に答えるそんな本。僕としては当たっていたり、外れていたりしている部分もあるんですけど、血液型と同じように見ることができるので、割と安心して楽しむことができます。長男と末っ子の話は、兄弟がいると納得できる部分がきっとあるはず。

サンシャイン池崎のハイテンション芸ー人生は有名人の対応で変わるのかも

news.yahoo.co.jp

ハイテンション芸

サンシャイン池崎。ハイテンションが売りなんですけど、年末の番組が原因で大ブレイクしています。テレビのCMでも見ますから、影響は非常に大きかった。声の大きさだけで勝負していますけど、ネガティブな感情で覆われている今の日本では受けるべくして受けている芸に思えます。誰でもできるかもしれませんけど、だからこそ誰にもできない。声の大きさとリアクションだけで勝負しているので、分かりやすいのも魅力。声も結構イケボで、見ていると面白い。ダウンタウンの番組でも、第二の池崎(斎藤巧)を目指して番組を作っていましたけど、このご時世、ハイテンションな芸は売れていくんだなと感じました。少し前までは、さんまさんが司会で中堅芸人が集まる番組では、期待の若手ぐらいの扱いだったのに、今はCMやゴールデンの番組に出演しているという事実。人生何が起こるか分からないものですが、ここまで売れるのは池崎さんにとっても予想外だったのかなと思います。年末の番組で、斎藤巧さんが池崎さんのモノマネをして本当に良かったですね。

斎藤巧

年末で突如ブレイクした斎藤巧さんとサンシャイン池崎さん。ゴールデンでしかも年末という高視聴率が見込める番組で大々的に広告された二人。ある意味で、サンシャイン池崎さんよりも、斎藤巧さんに良い影響があったように思います。あの斎藤巧が!的なイメージを視聴者が持ちますし、普段のクールな斎藤さんとのギャップができます。人間ギャップに弱いので、違う一面を持った斎藤さんに対してさらによいイメージを持つことができます。池崎さんはそのおこぼれを貰う的な扱いですけど、元々は池崎さんの芸風なので、自信を持てばいいと思います。結構頭も良くて、大分大学の工学部出身ということで先のことも考えているはずです。斎藤さんが大恩人とコメントしていて、著名な人が関わると一気にブレイクしますね。ハイテンション芸なので、CMで使いやすいですけど、バラエティではトーク力がないと使い難いので、そこは勉強するしかないと思います。テレビに出続けるにはトーク力が必要になるので、ハイテンションを続けながら芸を磨いていくしかない。それかテツトモみたいに営業で稼ぐみたいなスタンスにした方がいいのかもしれない。一発芸人で終わる可能性が高いので、これからの頑張りに期待したいです。

WBC2次ラウンドオランダ戦 則本投入や小林の成長があった死闘

オランダ戦

見応えがありすぎました。まさに死闘。一進一退の攻防戦でしたが、タイブレークで試合が決しました。正直、ここまでもつれるとは思いませんでした。中田のホームランで勝てる雰囲気にはなりましたけど、バレンティンのホームランなどで追いつかれ、終盤に同点にされるなどハラハラドキドキの展開。まさに今回屈指の名勝負になりました。小久保監督は表情を変えることはなかったですが、選手は喜怒哀楽様々な表情を出して戦っていました。4時間を超える熱戦を制した日本ですが、オランダも非常に強かった。ヤクルトの4番、メジャーリーガーなど戦力は日本と互角以上でしたが、日本有利の声は多かったように思います。それがフタを開けたら死闘まさに死闘。9回裏に同点になるなどドラマ性もあって、日曜の夜ではなくて、土曜日にしてほしかったぐらい。僕は翌日の仕事のために途中でベッドに入りましたけど、球場にいた観客には終電のアナウンスが流れたそうで、睡眠不足の人が多かったかもしれない。ただ、野球ファンには最高の週末だったので、それは非常に好印象。WBCは盛り上がっていないようでしたけど、始まってみればみんな見ているんですね。とても楽しかった。

則本と小林

おそらく、則本が出てきてビックリした人が多かったと思います。僕も驚きました。まさか登板するなんて。石川の後の二番手として出てくるかもしれないとは思っていましたけど、守護神としての登板とは。小久保監督も読めませんね。ただ、1点を失いましたけど、これは仕方がない。バレンティンが完全にチームバッティングに徹していましたし、同点の安打も打球自体は打ち取っていましたから。オランダの気迫と根性に負けた感じです。則本はよく頑張った。さらに、捕手の小林もとても良かった!出てくる投手のフォークをきちんと捕球していましたし、打撃でも活躍しましたから。嶋が正捕手でしたが、いまやラッキーボーイ、シンデレラボーイとして侍ジャパンにはなくてはならない存在になりつつあります。阿部の後継者としての成長が短期決戦だからこそ見れました。今回は捕手小林の成長が見れて面白かった。オランダのド迫力打線の中で学ぶことも多かったでしょうし、打撃でも活躍できたのでシーズンに活かせるでしょう。もう3月も中旬。シーズン前に急成長した小林。死闘の中で学び、そして人気も出る。則本もこのままでは終わらないとヤンキースの田中が言っていたので、頑張ってほしい。

日本代表として世界と戦う侍ジャパンーWBCの二次ラウンドはどう戦うのか?

侍ジャパン

一次ラウンドが終わってみると、面白い試合はあったものの、絶対的な強さは感じることができませんでした。石川は良かったとしても、菅野も則本も武田も微妙な出来具合。次の相手は今大会初対戦のオランダ、イスラエル、辛くも勝てたキューバと強敵が揃っています。正直な話、二次ラウンドを突破できるかどうかは分かりません。筒香も中田もホームランを打ってはいますけど、次の相手にどこまで通用するのか。オランダにはメジャーリーガーのレギュラークラスもいますし、ソフトバンクで活躍している選手もいるという事実。ニュースでもオランダに注目していますけど、それだけではない。イスラエルはオランダに勝っていますし、キューバもさらに本気になってくる。ある意味で一発勝負に近い二次ラウンド。とにかく、オランダには勝たないといけない。初戦で負けると、連勝が必須になるのでかなりしんどい。サッカーのWカップでもそうですけど、初戦に負けるとグループ突破がかなり厳しくなります。日本は過去に連覇しましたけど、メジャーリーガーは一人で、投手にはアメリカで戦っていた選手はいません。だからこそ、チーム力が大切になってきます。

投手陣は大丈夫?

気になるのは投手陣。石川は一次ラウンド初戦で活躍しましたけど、他が少し心配。特に則本、藤浪あたりが気になります。則本は回またぎとはいえ、打たれています。楽天のエースということで、小久保監督が気を使っているという話があるらしいですが、国際試合では考えてほしくない。一人の選手として、扱ってほしいですし、チームとして協力して戦ってもらいたいなと。楽天ファンとしては悲しくなりますけど、国際試合と一発勝負の連続。エースではありますけど、短期決戦は調子の悪い選手、結果が良くない選手はあまり使わないのが鉄則。ファンとしては悲しいですが、仕方がない。藤浪は調子自体は悪くはないですが、エラーがあったり、デッドボールがあったりと不安定になります。結果的に抑えてはいますけど、これからの強敵相手には厳しいのは確実。阪神のエースで知り合いの阪神ファンが応援していますけど、則本と同じく結果が伴わないなら早く替えるべきです。短期決戦はある意味でシビアにならないと勝てるものも勝てなくなる。二次ラウンドからはさらに強敵が出てくるので、小久保監督もしっかりしないと優勝なんて夢のまた夢になります。

小久保監督

キューバ戦で気になったのは、平野→秋吉のリレー。秋吉は失点してしまいましたし、小久保監督の意図がわからない。解説の原元WBC日本代表監督もコメントしていましたけど、何のために交替させたのか?おそろく守護神が決まっていないので、実戦で決めようという腹だったんだと思います。そこに不安があります。プレミア12でも則本⇒松井裕のリレーは物議を呼びましたし、実戦経験がない監督なのでそこの部分がかなり気になります。WBCが始まったのであれこれ言いたくはないのですけど、結果論の側面もあるとはいえ、継投には不安しかないです。折角打線が頑張っても投手が打たれたら意味がないですし。ニュースを見ていると権藤コーチと小久保監督で言っていることが違うのでそこも気になる。相当年上の権藤コーチに小久保監督がはっきり言えるとは思えませんし、二人の関係はどうなんでしょうか?優秀な監督なのかそうではないのか?実戦の勝率は確かにいいですけど、負けた試合の印象が悪いので、ネガティブなイメージしかない小久保監督。二次ラウンドはすぐに始まりますけど、しっかりと選手や相手チームのことを考えてほしいなと思います。

権藤コーチの方が実績があるし、監督としては相応しいはず。ただ、小久保監督はソフトバンクと巨人に関係がありますし、王さんや原さんとも親しいと考えられます。だから、日本代表監督として選ばれたのだと。実戦の経験はありませんが、それを支えるために権藤コーチが招聘されたように思います。平野と秋吉のリレーには疑問が残りましたけど、オランダ戦ではしっかりした采配をしてほしい。投手陣こそ日本が戦える武器なので、権藤コーチと相談して、采配をしていく。守護神は牧田とのニュースがありましたけど、平野か松井裕も良い感じに仕上がっています。ペナントではないので、試合の中で育てるとは考えずに、調子を見ながら戦ってほしいです。オランダは強敵なので、きちんとした投手リレーこそが勝利の鍵になります。小久保監督と権藤コーチの腕の見せ所なのは確実。メジャーリーガーが多数いるオランダに打撃よりも投手陣で投げ勝ってほしい。バンデンハークが先発濃厚なのであまり点数が期待できない。だからこそ、投手陣の頑張りで勝利を掴みとってほしいと思います。楽には勝てないですが、負けると一気に土俵際に追い込まれるので、絶対に勝つとは気負わずに、リラックスしながら緊張しているというプロらしい精神状態で試合に望むことが大切。

張本さんが喝しても、WBC侍ジャパンは勝てないだろうなあ……

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今回は張本さんに全面的に賛成です。試合内容を見ていると、揺れるツーシムにはいまだに手を焼いていますし、投手陣も点を取られすぎですから。打線も点数を取っていますけど、綱渡り的な試合内容で本番が本気で心配になります。7日のキューバに負けそうな雰囲気。イチロークラスの選手はいませんし、投手陣は先輩の調子があまりよくないので、優勝はおろか、二次ラウンドに進むのも危うい状態。

WBCで優勝するのが至上命題の一つの侍ジャパン。とは言っても、勝てそうなチームを探すのが難しい。張本さんも気持ちもわかります。ずっと優勝優勝と言っていますけど、アメリカやドミニカの優勝候補はバリバリのメジャーリーガーが出場しますけど、日本にメジャーリーガーは青木一人。日本の野球のレベルは高いといいますけど、投手はともかく、打者はメジャーリーガーと比べると見劣りするのは確か。これが日本の本気かと言うと悲しくなるレベルになります。それでも日本野球が好きなので応援しますけど、今回の雰囲気は前回よりもさらに暗いように思います。

今回の侍ジャパンは雰囲気が良くない。テレビで見ていても俺は俺みたいな個人主義的なイメージがあって、チームとして機能しているのか心配になってきます。実際にチームをまとめているのは、小久保監督ではなくて、権藤コーチのような気もします。やはりここに来て、実戦経験のない監督のデメリットが出てきたように思います。張本さんの心配はそこの部分に集約されているんじゃないでしょうか。

就職活動で必須の面接対策は演技力のある人が有利なのか……

皆さんが就職活動に失敗する理由。茶番とマインドセット。 - 発達障害就労日誌

syakkin-dama.hatenablog.com

さて、毎年恒例の就職活動の時期になりました。テレビ東京系のWBSを見ていたんですが、就職活動の特集をしていて、企業も学生も必死な様子が伝わってきました。3月から就活が始まり、夏までには内定は出ているというスケジュール。一昨年ぐらいから企業が学生を面接してもよい時期が毎年変わってきていて、学生側としては混乱の極み。時期に関する先輩のアドバイスが役に立たなくなるので。この時期はそんなニュースをよく見ます。

そこで就職活動に必須の面接。企業としては欲しい人材を見極めるために、色んな質問を用意します。面接担当者としては、将来的に企業に利益を生み出す人材が欲しいわけなんですが、学生と同じ人間なので相手の本心は分からない。ただ、企業の手足となって働いてくれる人材、つまり大事な場面でミスをしない、能力の高い人材が欲しいということになります。だけどそれを見分けるには、履歴書と面接しかない。だから、担当者に良いイメージを抱かせる演技力のある人が有利になるんじゃないかと思うんですよ。

面接担当者にいい印象を与えるには、上手な演技力が必要になる。学歴だけではなくて、自分を高く売る、つまり嘘でもいいから採用されるような人材に見せかけること。ある意味で、ダークな営業向きな演技力を試しているのかもしれません。誰かが「営業力とか役に立たないものでも売れるようにする力」なんてことを言っていたように思いますけど、実際に交渉の場面などではハッタリなんて当たり前ですし、新卒採用試験の時から企業としては、演技力を詳しく知りたいというのが本音なはず。立ち回りの上手い人、口が上手い人が有利になりやすいのは今の試験なのかなと。

学生時代から、口の上手い人はいるわけで、お金はないけど人脈があるから学生生活には困らないとかいることはいました。結局、社会も同じで立ち回りのいい人が生き残るのが真理の一つなのかも。日本の企業だと、表立って意見を出すことは嫌われますから、心はどう思っていようが、自分よりも立場の上の人間に対して演技をしてくれる人材が欲しいということなんでしょうね。ある程度の能力は前提として、そこにプラスαとして演技力が必要なのが今の日本企業の面接の実態なんだと思います。学生には頑張ってほしいですけど、人に言えるぐらいの実績がない学生がほとんどなんで、そこを演技力でカバーするのっておかしいようには思いますが。

 

声優の花澤香菜さんと小野賢章さんの交際に文春砲が炸裂した件についてーこれって祝砲じゃないか?

人気声優の花澤香菜と小野賢章が熱愛 港区の高級マンションで同棲 - ライブドアニュース

news.livedoor.com

【文春砲】声優・花澤香菜さんと小野賢章さんの交際を事務所が認める!半同棲状態で家賃30~40万円らしいwww - あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃぁ^~

kokopyon.net

声優同士の交際を大きなニュースになっていました。エンタメのYahoo!トップにもリンクがあって、大きな話題にはなっているようです。「君の名は。」「言の葉の庭」にもゆきちゃん先生として出演されている花澤さん。所属事務所も公認とのニュースもあるみたいで、声優ファン、アニメファンには大きなニュースになったんじゃないかなと思います。でも、違う意味で声優ってすごいなと思うことも。

交際よりも、ニュースによると二人は高級マンションに住んでいるらしいということ。信憑性はないですけど、都内で高級マンションというと、30万以上は確実。トップクラスになるとこれほどまで儲かるんですね。声優はトップ1%が生き残れるという話ですけど、その世界では、月30万円のマンションに住めるレベルってことなんですね。家賃は月収の1/3と考えると、月100万円以上の収入があるということ。アニメだけではなくて、イベント参加やナレーターでの収入が大きいと聞いたことがありますけど、サラリーマンを大きく凌ぐ給料というのは夢があります。

昔、興味があって、声優の仕事とか調べていた時には、ナレーターやイベントの収入は結構大きいらしいです。ナレーターは有名な声優やベテランの方が参加されていることが多くて、かなり稼げるらしいです。「報道ステーション」では沢城みゆきさんがナレーターをしていてびっくりしました。ニュースを見ていると有名な声優さんがナレーターをしていることがあるので、結構面白い。アニメよりもナレーターやイベントで稼げるということで、アニメで地位を確立して、人脈を作って食べていきながら、演技を磨く。トップクラスになると本当に夢がある業界だなあと思います。

MGSのスネークやブラックジャック沈黙シリーズの吹き替えで有名な大塚明夫さんの本を見ていると、声優は夢があるが、稼げるのは一握り。だからオススメはしないと書かれてありました。大塚さんは父親が俳優・声優であり、少なからずコネがあったらしいのですけど、声優も役者なのでコネは大切。それは今だと声優養成所なども含まれた意味になっていて、毎年新しい声優がでてきます。しかし、生き残れるのは全体の1%未満。どの業界も似たようなものですけど、そのトップに入れれば、高級マンションに住めるぐらいの給料があるということなのかもしれません。

トップクラスの地位のある花澤さんと小野さんですけど、今回の文春砲は祝砲の意味合いが強いように思います。どっちかというと、高級マンションに住めるぐらい収入があるということが注目されているぐらいなので、スキャンダルの意味合いもあったのかもしれませんけど、ファンからしたら声優ってそれほど儲かるのか〜。といった声を生み出すことになりました。声優は稼げない話ってどこに行ったのでしょうね。思うと、若い頃にアニメにめちゃくちゃ出演していって、落ち着いてからナレーターやイベントの仕事をこなす方が声優としては稼げるのかもしれません。ある意味で、若い頃に主演を演じながら大量の作品に出演することによって、知名度が上がってアニメ以外の仕事が増えていく。若い頃は事務所的には投資、成長してからナレーターやイベントで稼いでもらう。声優はほんとに若い頃が勝負なんだと思います。

何でも、若い頃に始めた方がいいというのは、声優・俳優でも同じと思います。テレビでも若い頃に大ヒット作品があって、それが代名詞になりながら年をとりながら、成熟していく。ただ、それを実践できる人は1%で、ほとんどは挫折して業界を去っていく。ちょっとした端役がヒットして俳優・声優として大きなステップアップになる。「君の名は。」が大ヒットした昨年ですが、大きな作品との出会いによって、人生が一気に好転していく。厳しい世界ですけど、そのトップになれる可能性を信じて立ち向かっていく業界。今回のニュースを見ると、また志望する人が増えるんだろうなと感じました。

【随時更新】本気で面白いオススメ小説・ビジネス書

私が読んできた、面白い本・オススメ本。
学生の時から本格的に読書を始めましたが、
が好きで、色んなジャンルの本を読んできました。
本についての感想を加えながら紹介します。

紹介するジャンルは問いません。
時代に関係なく書いているので
懐かしい作品も登場しますけど、
最近の作品もあります。

よろしくお願いします。

小説

座敷童子の代理人 仁科裕貴

あやかしをテーマにしていて、
主人公が小説家という異色の設定。
座敷童子も一つのキーワードで
ラストで衝撃の展開が待っています。

旅館を舞台にしている点が、
他のあやかし小説と違う所。
遠野物語を絡めたストーリー展開で、
あやかしとの話が進んでいきます。

主人公は小説家なのですが、
切羽詰まった感が著者の体験談なのかな
と思いました。あやかし小説で、
シリーズも5巻出ています。

 

図書館戦争 有川浩

図書館を舞台に活躍する図書館隊の活躍を描く小説。
主人公は図書館を愛する女性で、
恋いこがれるのは自分の教官。
恋と検閲、本がテーマになっている、
男性でも女性でも楽しめる作品です。

作者の有川さんの趣味と知識が全開で、
ものすごい知識量でビックリしました。
自衛隊を参考にしたと思われる、
メディア良化委員会との戦闘シーンは圧巻の一言。
特に、3巻目の戦闘は、色んな制限のある中でも戦いなので、
ドキドキハラハラしました。

有川さんの言っていた、
大人のライトノベルはまさにこの本と断言できるぐらい。
恋と戦闘が上手い塩梅で混ざっていて、本当に面白い。

 

幽遊菓庵〜春寿堂の怪奇帳〜 真鍋卓

和菓子とあやかしをテーマにした小説になっています。
狐の神様である玉藻と妖怪や幽霊、
神様を見ることができる名月を主軸としたストーリー展開です。
玉藻の何でも知っている全能感と
それに振り回されながらも成長し続ける名月が印象深かった。

あやかし系のノベルの中でも
和菓子に絞ってスポットを当てているので、
お菓子作りの描写が豊かで和菓子が食べたくなります。

シリーズとして6巻出ていますけど、
ヒロインキャラがどんどん出てきて、
名月のハーレム展開になっていくのが面白い。

名月の表紙のデザインも
ちょっと暗いイケメンに見えますけど、
活躍するに従って内面もイケメンになっていきます。

 

いま、会いにゆきます 市川 拓司

映画化もされた恋愛小説です。
家族愛と恋愛がテーマになっています。
主人公の巧と澪の恋模様も良いですが、
ラストに明かされる澪の秘密にビックリしました。

市川さんは優しいタッチで物語を紡ぐので、
読後感も良かったですし、
読んでいる時にも泣きそうになりました。
出会いと別れ、当たり前ですけど、
その二つがこの物語の重要なキーワードになっています。

高校生の頃の恋や社会人になってからの恋愛
を思い出す人も多いと思います。
ある意味で理想的な恋愛で、
現実から少し足が離れてはいます。

でも、誰もが理想としている恋愛の一つの形があると私は思います。

 

十字屋敷のピエロ 東野圭吾

私が初めて読んだ本格ミステリ小説。
東野圭吾さんの作品で、
今では珍しい本格ミステリ作品となっています。

読もうと思ったきっかけは、ピエロの存在。
読者の視点に加えて、ピエロという第3者の視点を
加えている所が面白いと思いました。

実際、ラストの真相は
ピエロにしか分からない構成になっています。
東野さんの初期作であり、
密室トリック等の本格ミステリ要素が面白かった。

ミステリ小説にハマるきっかけになった作品で、
今でも家に置いてある思い入れの深い小説です。
伏線という概念を知ったのもこの作品ですし、
本が好きになったのもこの小説のおかげ。

 

有頂天家族 森見 登美彦

京都を舞台にした、狸が主人公で、
天狗や人間に振り回されながら
生きている様を描いた小説です。

語り口が古風で、
どこか国語の教科書を連想されてくれます。
主人公は狸ですけど、
人間に化けている時間が長くて違和感はないです。

森見さん独特の文章なので、
合う合わないは絶対あります。
文庫サイズでもかなり厚いページ数で、
中々読み切るのが難しいとは思います。

それでも、ストーリーは面白くて、
起承転結の『転』が印象深くて、
バラエティー色が強い作品でもあります。
京都が舞台の小説で、
京都好きにはたまりません。
 

 

神様の御用人 浅葉なつ

神様の御用を聞いて、
願いを叶える『御用人』の主人公。
主人公は元社会人野球選手のフリーターで、
怪我からの挫折を味わっています。

そんな中、ふとしたことから、
方位神の黄金と一緒に、
全国を歩いていくストーリーになっています。

黄金はきつねの姿をしていて、
とってもカワイイ♪ 
スイーツが好きで、お菓子に目がなくて、
主人公と喧嘩したりする姿が良かったです。

沢山の神様が出てきて、
こんな神様がいたのかと勉強になって、
歴史を改めて理解できたりしますよ。
荒っぽいですけど、
主人公の優しさが分かるほんわかした小説です。
 

 

ちょっと今から仕事やめてくる 北川恵海

映画化もされた、スカッとする小説です。
人間関係が問題のブラック企業に努めている主人公が、
とある人に出会って人生が変わるストーリー。

社会人の闇が割とリアルに描かれています。
実際には、もっとドロドロした人間関係なんでしょうけど、
小説ということで、オブラートに包んであります。

上司や先輩が足を引っ張るという現実。
上手く仕事が回っていても、
実際には人間関係によってぐちゃぐちゃになってしまう。

現実社会だと、よくあるらしいですけど、
仕事が回るのが不思議で仕方ありません。
ブラック企業と呼ばれてもおかしくない状態
の会社の中で、主人公の挫折と成長を描いています。

 

サヴァイヴ 近藤史恵

自転車ロードレースにおける人間模様、
葛藤が描かれている作品です。

著者の近藤さんは、ロードレースをテーマにした小説を
何作か書かれていますが、今作はその短編集。

サクリファイス』『エデン』を読んでいると
さらに楽しめますが、
『サヴァイブ』だけでも十二分に楽しめます。

私も近藤さんのロードレースの短編から入った口なのですが、
短編集から読んでも全然問題なかったです。
日本ではマイナーな自転車レースですが、
登場人物が全員自転車に人生をかけている様が非常に興味深かった。
普通に生きていると巡り会えないような人達ばかりです。

 

陽気なギャングの日常と襲撃 伊坂幸太郎

伊坂さんのコメディミステリ小説。
特異な能力を持った4人が銀行強盗をするのですが、
その過程である事件に巻込まれるといったストーリー。

4人のキャラが濃くてビックリします。
読んでいて面白いです。
難しい話はなくて、読みやすいですし、
終盤へのドキドキ感と伏線が伊坂イズム全開で
楽しい気分にしてくれます。

後の作品である、
ゴールデンスランバー』に少し似ています。
あちらはシリアス全開で作風は変わっていますが、
本質は同じなのかなと。

4人の銀行強盗が能力や機転を効かせて、
ある人物と対峙する終盤の展開はすごく印象に残りました。

 

アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎

 

相変わらず伏線の張り方が面白い。
短編集なのにすべてが繋がっていてビックリします。
伊坂さんらしい、不思議な感じのする小説です。

時間軸がいろいろと変化するんですけど、
それも伏線になっていて、
初期の伊坂さんの作品に近いと思いました。

一冊の本で一つのストーリーなんですけど、
多くの人物の時間軸が複雑に絡み合っていて、
ラスト周辺に収束する部分が良かった。

 

図書館はいつも静かに忙しい 端島

 

図書館を内情が分かって、
本に関わる仕事も簡単ではないなと思いました。

著者の経験と知識が存分に記載されていて、
図書館での業務が詳細に描かれています。
実際に働くのと利用するのではまったく違うのが分かります。

利用者のちょっとしたキーワードから本を探す必要があると
いう話は、プロでないとできない技。
給料の話も出てきて、本当に本が好きでないと
中々生活することも難しいという描写に驚きました。

本のプロとも言える人達ですけど、
本を利用する人のことも考えないといけない、
利用者の視点を持っていないと仕事を続けるのが難しい。
子供の頃に通っていた図書館でも同じだとしたら、
図書館ってすごい場所なんだと思いました。

 

ビジネス書

嫌われる勇気-岸見一郎 古賀史健

 

日本でベストセラーになった哲学・ビジネス書。
嫌われるという日本人が一番嫌がることを題材にした書籍。
哲人と青年の対話編とも言うべき、哲学書とも言える本。

人間関係の悩みがすべてという点が納得いきました。
確かに人間関係の悩みで
ストレスが溜まることがほとんどなので。
でも、そこでしっかりと対応できるかできないかで
人生の潤いが変わってきます。

人は変わりたくないけど変わりたいという矛盾。
嫌われることけど、
本心では嫌われたくない人の本心がハッキリと分かりました。
人間、孤独ではないけど孤独に耐えれないとしんどいなと思います。

 

非常識な成功法則 神田昌典

神田昌典さんのビジネス本。
成功者としての心構えではなくて、
人生少しでもより良く生きるための
ノウハウが書かれています。

ただ、これを読んで成功するというよりは、
こんな生き方もあるんだなと考えた方が面白く読めます。

目標をノートや手帳などに書くのは
いい方法だと思いました。
確かに、毎日見ることで脳内に叩きこまれるので、
目標に足りないものなどが分かってきます。

本気で成功したいのなら、
読んで即行動した方が良いとは思いました。
自分のやりたいことを仕事にするのが流行っていますけど、
中々上手くいかないのが人生。
そんな時にちょっとだけ背中を押してくれる、
そんな本となっています。

 

物理学者が解き明かす思考の整理法 下條 竜夫

外山先生の『思考の整理学』の
物理+具体化バージョンといった感じの本です。
哲学、AI、STAP細胞、論理について書かれています。

私が哲学には学生当時はそれほど興味はなかったのですが、
大人になってから興味をもったので
ちょっとした解説書として手に取ってみました。
具体的で分かりやすい説明があるので理解しやすくなっています。

さらに、論理について書かれた章が面白くて、
文章の書き方について説明されています。
理系にはお馴染みの
「理科系の作文技術」のパラグラフライティングも書かれていて、
まさに理系のための説明本となっています。

 

まんがでわかる 7つの習慣

有名な7つの習慣をマンガで表現した
内容になっています。
絵も可愛くて、マンガの間に解説もあるので
とっても分かりやすい。

私はマンガのキャラが可愛くて、
シリーズ全部読みましたけど、
マンガの部分だけでも面白いので、
読んでみる価値あります。

マンガですが、7つの習慣について
きっちりと解説されています。
有名なビジネス書をマンガで説明する本が
増えていますけど、私が気に入った本はこれです。
キャラも可愛いし、登場人物にも個性がありますから。

 

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽 雄二

メモ書きをすることで、
頭を整理させようという趣旨の本です。
A4サイズの紙に、思ったことを
書き連ねていくことで、
頭が良くなるとのこと。 

著者がコンサルタント出身とのことなので、
同じまたは近い業界の方が
読むべきだとは思いますけど、
頭が良くなりたい、シンプルに物事を考えたい
という人にもオススメだと思います。

毎日10枚のメモを書くので、
数ヶ月毎日続けるだけで
かなりの達成感がありますから、
その意味でも精神的に効果があります。

 

 

頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術 齋藤 孝

ノート術について書かれてある本となっています。
数々の著書がある斎藤孝さんの本なんですけど、
ノート術に絞った解説書です。

本書の中で印象に残ったのは、話でも情報でも何でも、
3つにポイントに絞れということ。
人に何かを話したり、文章で何かを表現する時には、
3つポイントを挙げることで格段に伝わりやすくなります。

会社で大切な『ホウレンソウ』が代表的ですね。
3つ以上だと何が大切か分かり難くなります。
視点をぼやけさせないためには、3つが妥当です。
もちろん臨機応変で変えていく姿勢は大切ですけど、
何かを伝えるということに関しては、3つに絞った方が分かりやすい。
人はたくさん選択肢があると迷う生き物ですからね。

文庫

読書について ショウペンハウエル

読書について書かれた本。
古典に分類されるとは思いますけど、
今でも通用するようなことが書かれてあって、興味深い。

根本的には、
読書は娯楽と学習と教養に分かれるとは僕は思っていますけど、
娯楽に関しての本は、百年先まで残らない本なので
読む価値ないとも解釈できるのがこの本の特徴。
とにかく、自分で考えて本を読め、
そのためには古典のような歴史に残る本を読め
というのは一つの側面。

難しい本を読めという意見には僕は賛成ですけど、
みんながみんなできるわけじゃないので、
実践できる人は少ないとは思います。
だけど、割と気軽に読める本になるので、
読書について困っているなあと感じている人にはお勧めだと思います。