人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

独学で人と違う人生を歩むー『独学という道もある』

独学で人と違う人生を歩む

東大の柳川範之先生の本です。日本の高校に行かずに、さらに通信制の大学に進みながら東大の先生になった柳川先生の本。内容は優しくて、「独学って大事だよ」のスタンスで話が進んでいきます。大学生になると、独学が当たり前になりますけど、高校時代から海外で独学を実践してきた経験が書かれています。

同じ柳川先生の勉強法の本がよく売れているそうですけど、こっちの新書版も面白くて好きです。人間勉強だけではなくて、個人個人好きな分野の勉強をして独学したらいいと思いました。別に学問だけじゃなくて、新聞の記事とかネットのおもしろニュースとか見て自分の意見を持てればいいかなと。

自分の意見って色んな知識がいるとは思いますけど、何でもいいから発言したり書いたりしたらいいと思います。この話は変だとか、このニュースには大賛成とか自分なりの意見が絶対にあるはず。その意味で、独学っていい勉強法なんだと。

自分で好きなように勉強できて、自分のペースで進めることができる勉強法が独学。まあ、社会人になると仕事に関しては完全に独学なんで改めて言ってもなあと思います。大学生とか社会人になって仕事以外に何か勉強したい!って人向けの本です。

疑問を持って文章を見る

本の学校では疑問を持って中々文章を見る機会ってないなあと思います。疑問を持っても、点数に直接結びつかないから、強制というか洗脳というか「こういう風に読め!」的な読み方を押しつけられます。仕方がないとはいえ、これで国語嫌いになる人って多いんじゃないかな。

大学生とか社会人になると、疑問を持って文章を読めと言われても中々できなかったりします。ただ、勉強とかしていくと自然に疑問を持って読むようにはなるんですけどね。初めて見る分野とかだと、意味不明すぎて疑問しか出てこないですし。

疑問を持って文章を見る方法って、実はテレビのニュースに向かって突っ込んでみることが一番早いです。関西人にようにではないですけど、ここはおかしいぞ?みたいな部分に自分で突っ込んで見ると、本を読んでも同じように突っ込みことできるようになるんで、逆におかしな所、疑問がある部分について読んでいくようになります。

疑問を持って読むと、文章の本質が分かったり、書いた人の気持ちが分かったりするので本が好きな人は自然とやっている方法だと思います。慣れないと難しいですけどね。

批判的に読んでみる

独学で一番良い方法は、批判的に読んでみるというのはよく聞くことがあります。批判的に見ることで著者の意見と自分を意見を比較させることができるので思考力が高まるということになります。哲学の本などを読んでいるとよく見ることがあります。確かに一理あるんですよね。

ただ、批判的に見るっていうのは、日本教育だと嫌われる学習方法です。ここはおかしいと言っても、教科書に書いてあるのが正しい。だから批判的に見る必要はないという流れになりますから。自分の心の中で批判はしてもいいんですけど、それだとテストで中々点数が取れなかったりするんで、実践が難しかったりします。

頭のいい人は、それでもテストでいい点数が取れるんですけど、普通はそうはいきませんから。中々に難しい問題だと言えます。趣味の読書で批判することはいいんですけど、高校ぐらいまで教科書に書いてあることを基本として勉強してきた人には批判的に見るのって大変。

それに、仕事をしていると批判的に見ているばかりだと上手くいかなかったりします。特に新人の場合に批判しても、知識がなかったり経験がないために却下されることが多いはず。私は思うんですけど、日本だとある程度知識とか経験がないと批判的に見れないんじゃないかと。

2回繰り返すと頭に残る

勉強だけではなくて、趣味の読書でもブルーレイ/DVDでも2回繰り返してみると色々学ぶことがあったりします。最初に読む時には、内容が分かっていないので先に何が書いてあるのか分からないために、章ごとの繋がりなどが理解できなかったりするんで。

だけど、2回見れば、その繋がりが分かるようになるのでしっくりくることが多いんです。映画とかドラマ、アニメなどのコンテンツでも同じで2回目に見ると先の展開を知っているからこそ、細かい伏線の存在や設定の奥深さに気づくことがあるんですよ。

ただ、2回読んだり見たりするので、自分が興味がある分野か仕事などで必要なことなんで、何でもかんでも2回読むのは時間の無駄に思えるかもしれません。それに読書って2回読むのも苦痛なジャンルもあるんで、臨機応変に対処しましょう。

一番大切なことは、繰り返すことで人間の脳には記憶として残っていくのは、学ぶ必要があることは意識して繰り返した方がいいと思います。自分の好きなジャンルの知識が勝手に増えるのは、好きだから何回も繰り返すからなんですよ。そう考えると、「好き」って大事な感情だと思います。

読書する時間ー『隙間時間に読書』と『ぶっ通しで読書』の関係

jougetu.hatenablog.com

隙間時間に読書で忙しい時に対応できる

ビジネス書を読んでいると隙間時間を活かして読書しましょう的な表現をよく見ます。隙間時間を活かせばたくさんの本が読めて、効率的な読書ができます。基本的には、社会人向けの読書法であって、それは社会人が忙しいからです。忙しい中で読書するには、隙間時間を使って読書するしかないわけで。隙間時間は忙しい時に有効に使える時間とも言えますね。

隙間時間は通勤・通学時に電車に乗っている時間、昼休み、テレビのCMの間などが考えられます。しかし、これは慣れないと難しいです。通勤時・昼休み時には休んでいたいですし、CMの間にはスマホなどを見たいと思います。そんな時に読書をしたいというのは、よっぽど迫った目標でもないと面倒くさくてやってられませんから。隙間時間の最大のメリットは、普段何もしていない時間を有効活用して、読書に時間に当てられることです。だから、ビジネス書などでは、隙間時間を有効に使って読書して知識を増やしましょうと言っているわけなんです。

だけど、隙間時間はそれほどまとまった時間ではなくて、多くて30分程度。その間に読書をするとはいえ、ちょっと難しい本になると内容を把握するだけでもすごく疲れることになります。隙間時間を使って読めるのは、小説とかビジネス書などが多いと思います。もちろん、短時間で専門書を読めたりしますけど、結構しんどいです。専門書になると一つの文章を理解するのにも時間が掛かりますから、隙間時間だけで理解するのは非常にしんどい。資格試験などの試験がある本を読むにもいいですけど、大学のレポートで出るような本を読むとなると結構苦労します。

私が思うのは、隙間時間は忙しいビジネスマン向けの読書法だということ。忙しいからこそ短い隙間時間を活用する意味があって、そこから知識を得ることができる。私は、隙間時間は主に小説を読んでいます。学生時代は通学途中にかなりの冊数を読んでいましたし、今は通勤時に面白そうな小説を読んだりしています。学生の頃ほどハマる作品は減りましたけど、金銭的な環境の変化から購入できる本の数が増えたので、広く浅く作品を楽しむということをしています。ビジネス書ではより知識を得ることができるので、仕事に活かせそうな知識が増えると思います。

ぶっ通し読書は一気に知識をつけたい時に役立つ

逆にぶっ通し読書は時間がある時に非常に有効な読書法と言えますね。この記事の 乗月 (id:jougetu) さんが実践している読書法で、大学生とかこの勉強法で勉強している人が多いのでは? 特にパソコンに近づかないことは読書に集中できる環境を作ることになるので、誘惑を断つことになります。結局人間は誘惑に弱いので、読書以外のパソコンなりゲームがあるとそちらに行ってしまいますから。読書に集中できる環境を作ることが読書をする時に大切なことだと思います。

ある意味で隙間時間にあたる、通勤時や昼休みってこの環境に近いのではないかと。スマホという誘惑がありますけど、誘惑の選択肢が狭いので読書に集中しやすいですから。ぶっ通しで読書するなら読書だけをできる環境にすることが求められますが、実際の所自分をある程度まで追い込まないと難しいのが現実。特にパソコンなどはネットやアプリという魔物がいますので読書の妨げになります。映画館のように一つのコンテンツのみに集中できる環境が理想ですよね。ホームシアター的書斎が欲しくなってきます。

ぶっ通しで読書する時間としては、2時間ぐらいが良いと思います。いきなり3時間だと疲れますし、大学の授業2コマ分なのでかなり疲れますから。人間の集中力が続く限界が45分程度らしいですが、15分休憩を挟んで読書すると、実質1時間半ぶっ通しで本を読むことになります。大学の授業1コマ分ですね。それだけの時間集中して読んでいればかなりの読書ができますし、集中力を養う訓練にもなります。「あ〜本が読めないな、ストレス溜まる」って人にオススメな方法です。隙間時間だけを使っていると、どうしても読んだ感覚がないので。ぶっ通し読書する時には、1冊ぐらいがベスト。たくさん読むと集中力が分散してしまうので。

読書を何時間続けて行うには、まとまった時間が必要になるので、社会人の方は週末か休日に実践するのがいいんですね。仕事から帰ってきたら食事とか家事とか娯楽で時間がなくなるので中々難しいですから。ぶっ通し読書のメリットは、本を集中的には読むので、知識が増えることと集中力が養われることです。長い間本を読んでないなあという人は何時間も続けて本を読んだ方がいいですね。集中力が養われますし、結構新しい発見があるので。隙間時間とぶっ通し読書。どちらもメリット・デメリットはありますけど、私はぶっ通し読書がいいと思います。その本の内容を集中的に読むことができるので。

【読書】日本人は肩書きがある人の話を信じるという話ー『大人の「独学」法』

 大学教授や企業の幹部のような肩書きのある人の話を信じる

この本を見て思ったのは、肩書きって日本だと大事なのかなあということです。テレビとか見ても、有名な先生を読んで説明してもらう番組が多いですけど、誰もここが間違ってる!みたいなことは言いません。人間なんで間違っていることもあると思うんですけど、無条件で信じてしまう。まあ、日本人だけではないかもしれませんけど、私が見てきた所ではそんな実感があります。

東日本大震災の時には、専門家の話が非常に多く出てきましたが、災害や事故によって、その専門家の話も信じられなくなっていました。誰が正しくて、誰が間違っているかが分からない状態。だけど、自分達に直接関係ない話題だと適当に「ふーん、そうなんだ」的な思いがあって信じてしまうと思います。別にその人が悪んじゃなくて、子供の頃から学者・医者・大企業の幹部クラスの人の話は正しいのだとうという思い込みがあったのが原因です。まあ、専門知識がないので反論できなかったのが結論なんですけど、それにしても無条件に相手の話を信じるのって結構怖いと思うんです。

肩書きさえあれば、無条件で信じてしまう。日本って村社会なんで、まわりと同調しないと仲間外れにされます。小学校ぐらいからその環境にありますし。だったら、まわりの人よりも権力・学歴などの肩書きがある人なら、自分の発言の影響力が大きくさせることができますから、その人の意見に誰も逆らえなくなる。結構怖いなあと思います。肩書きがあればある程度情報を操作できるということですから。結局は私達の姿勢も問題なのかもしれません。だけど、自分達に直接関係のないことを自分達で調べるのはすごく大変。それだったら肩書きのある人の話を信じた方が楽だという意見も分かります。

まあ、これは仕方がない話だと思います。新聞なりネットなりである情報があって、やっぱり信じてしまうのは肩書きのある人の話になりますから。テレビで出てくる解説者ってみんな肩書きがあるからこそ説得力が出るわけで。ただ、原発関連については結構批判的に見ている人が増えているんじゃないかと思います。自分達の生活に直結する出来事なんで。自分達で調べて自分達で納得することが出来てきているじゃないかと。最終的に、自分達の生活に直結するような話でないと真剣に調べないということかもしれません。

間違っていても、肩書きで説得力が出てくる

私としては、これが一番やっかいだと思っています。肩書きだけで説得力が出てきてしまうと、間違っていても正しいと思ってしまう。医学などは確かに専門家の話がかなり信憑性がありますけど、政治とか経済に関しては自分で調べたりできるので、ある程度は疑った方がいいとは思うんですよ。政治とかネットでちょっと調べるだけでも党の色が分かりますし、なぜこんなことを言っているのが分かってきます。経済だと企業の動きをニュースを見ると多少は分かると思います。

肩書きで人を見るなと言われても見てしまうのは仕方がないです。その人が努力してきた証。だから、納得はしてしまう。怖いのは何が間違っているのか、間違っていないのかということ。間違っていてもそれを自分自身で判断できないのはちょっとした恐怖です。それが昇華されると洗脳みたいなことになる可能性だったありますから。自分の軸としてきっちりしたものを持っている人があって、それは知識とか経験で補えるもの。権力とか学歴とか関係なしに、自分がこれは納得できる、これが私の意見みたいなものを持つことが大切だとは思うんですけどね。中々に仕事などをしながらでは難しいですけど。

仕事をし出すと、テレビとかネットのことを一々調べていくのは結構面倒くさい。そんなことどうでもいいじゃん、仕事とは関係ないしと思ってしまいますから。政治とか経済とか多くのことは自分の仕事とすぐに直結する人は少ないですから、面倒くさいのはわかります。ただ、自分の身近なスイーツとかスポーツとかエンタメなどを自分なりの視点で意見してみるのはとても大事なことなんじゃないかと思います。政治とか経済って割と上級者向きの分野で、何か自分の意見を持とうと思っても中々足が動きません。内容が一目で分からないですから。

その点、お菓子とかスポーツって自分独自の意見が持てて面白いんです。スイーツなら「このお店のケーキは美味しいけど、何か足りない」「このクレープは高いけど、味がすごくよい」とか。スポーツならデータ解析で議論してもいいし、往年の名選手と比較して今の選手はこうだ!みたいな意見を出してもいい。要は、色々調べて体験してみて、自分なりの意見を持っていったらいいのではないかと。その経験が、世の中のことに対して意見を持てる一因になるはずですし、何かを考えるネタになります。肩書きで間違ったことを正当化している人がいても、ちょっとした違和感を持てるようになるはず。

あれ?と思ったら自分で調べてみる

最終的には、これが一番大事なんですよね。私の場合は本とか読んでいても、あれ?と思ったら調べることがよくあります。学生時代の先生は「文中で意味が曖昧な単語が出てきたら即調べることを実践しなさい」と言われたことがありますから、自分で調べるのはとても大事という認識があります。今の時代ってこれが簡単に出来るから素晴らしいと思いますよ。Google先生に聞けば何でも答えてくれますし、それが正しい可能性があります。

DeNAWELQ(ウェルク)などの問題はあります。検索上位に来ている情報は信憑性が高いと誤解しやすいですから。DeNAWELQ(ウェルク)が問題になったのは、医学系の話で明らかにおかしい記事が検索で上位に来ていたこと。要は、間違った情報なのに、正しい情報のようになっていたことが問題でした。調べるのはいいのですけど、検索最大手のGoogle先生で間違った情報が溢れているなら、どうやって正しい情報を得ていいか分からなくなります。あれ?と思って調べてみると明らかに間違って情報という場合はネットにはあります。ネットのデメリットですね。

だけど、それを回避する方法は、たくさんサイトなり本を見ること。DeNAWELQ(ウェルク)の問題で思ったのは、何かネットで調べる時には非常に多くのサイトを見ないと何が自分にとって正しいのか分からないということです。夏なら紫外線が気になりますけど、その対策って山のようにあります。それを一つのサイトだけで決めるのではなく、たくさんのサイトを見て比較して何が正しいか自分なりに考えること。これが重要なんじゃないかと。ただ、100%正しいということはないので、自分で行動して決めていく必要が出てきますけど、やっぱりそこが難しいですよね。

あれ?と思って調べてみても、結局は自分が行動しないと始まらない。みんなこれが難しくて大変なんだと思います。ネットやテレビの情報を見て動くのって意外にパワーが必要ですから。そんな時にはやっぱり自分の興味ある分野に関して動いてみるのが一番。好きなことなんで必要なパワーが少ないわけなんで。政治でも経済でも、スイーツでもスポーツでも、何でも肩書きのある偉い人の話は50%程度にとどめておいて、後は自分で調べてみよう的なスタンスが、話の正しさを得る一つの方法なんじゃないかと思います。

買っては読まない『積ん読』をやめて、習慣的に読む『読書計画』を立ててはどうか

積ん読は本が好きな人の悩みの一つ。本が好きだからこそ、好みの本を買ってしまって、買ったはいいものの、仕事などで読むことができなくなることが多いです。積ん読を無くすにはどうしたらいいのでしょうか?

読みたい本が多いのは良いが、積ん読になる

積ん読になる理由は、本を読む前に本を買ってしまうこと。シンプルですけど、だからこそ防ぐのは難しい。本が好きだと本屋に寄って、本を買うのは当たり前のことだから。

本を買うのは仕方ないとはいえ、これを防ぐのは中々に難しい。本を読むことに加えて、さらに本を買うこと自体が楽しみになる、購入することそのものが満足感の要因になり、結果読まない本が家にたまりこんでしまう。

ストレスが溜まると、人はどうにかしてストレスを発散しようとしますが、お金を消費して何かを買うことも手段の一つ。本は好きだけど、買うという行為がストレスを軽減し、精神的には満足してしまう。割と厄介な問題です。

さらに、本を買うのはいいのですけど、読んでいない本が溜まっていくと、無意識なストレスが生じてしまう。「また、本を読めなかった」という気持ちが生まれて、読もう思っても読めなくなってしまいます。

どうにかして、積ん読を減らしたいという想いはあると思います。私自身積ん読が増えていましたし、何より読まないことによってヤキモキしてしまう。読んでいない本を減らすには、きっちりとした計画を立てることが大事です。

積ん読を解消するために、読書計画を立てる

積ん読の原因は、買っても本を読まないから。だったら、本を読めるような環境を作ればいいということ。スケジュール管理することで、積ん読を減らすことができます。

計画を立てることで、読書を効率的に進めることができます。仕事のように厳しく管理しなくても、自分のできる範囲で進めるのが一番です。今日は何を読もうかなと考えるよりも、きちんとした計画を立てるのはとても有効。

計画を立てないと、感情で動いてしまうので面倒くさいからと読書の時間がネットやテレビの時間になりがち。スケジュール管理する最大のメリットはそこにあって、目的を決めることで、そこに集中できる環境を作ることができます。

人間は結局の所、感情で動いてしまうので、しっかり時間を管理しないと読む本も読めなくなってしまうので、最初は多少面倒くさくても読書を進めるために、何を読むか決めて、どんどん読んでいくのがいいですよ。

ノートかスマホにまとめてみる

読書計画を立てるには、ノートかスマホが有効になります。手書きでノートもいいですが、スマホならスケジュール管理のアプリなどがあるので活用することができます。

ただ、計画というと仕事をイメージして逆にストレスが溜まりそうになるんで、スケジュール欄には

  • ○月×日 小説
  • ○月●日 ビジネス書

みたいに、大まかな区切りで書いていくようにすれば楽に管理できるようになります。

特に通学・通勤でカバンの中にその日読む本をいれておけば、毎日本を見ることになるので、スケジュールを消化していきやすくなります。仕事に使っている手帳にかき込んでもいいですね。やりようはいくらでもありますから。

ただ、私としては、通勤・通勤時にカバンの中に入っている本を毎日変えるという作業がオススメです。スケジュール管理が面倒くさいときでも勝手に本が読めますから。コツは目についた本を入れること。何を読むか悩みたくないので。

最後に

読書計画はスケジュール管理が得意な人なら、大いに活用できます。私のように面倒くさがりなら、毎日違う本をカバンに入れるだけでいいので、とっても楽に読書できます。

読んだ本で、気になった本は週末に読めばいいので、その中でお気に入りの本がでてきたりします。読書の本質の一つは「楽しむこと」なので、読んで感動したりして、読書の醍醐味を味わっていきましょう。本から活力を貰うこともありますから。

一つ注意したいのは、これは難しい専門書以外の本に有効だということです。哲学書・理学書など一日では読めない本は、しっかり時間を確保して読むことをオススメします。内容を理解できませんから。

本は内容把握も大事ですけど、それ以前に積ん読が増えても仕方がない。そのために読書計画を立ててしっかり読むことで、「読まないストレス」から開放されましょう。折角買った本なのですから、読んであげないと本が可哀想だと思います。

【読書】『アクション リーディング』ー「マーカーで引く」より「括弧で括る」スタイルにする

昔から、本にマーカーを塗る行為が嫌でした。ズレて文章の見た目が悪くなりますし、通学途中でラインを引くと、下や横の行にもマーカーが塗られることになります。定規を使って、まっすぐな線を引きたい人には、マーカーって大敵なんじゃないかと思います。

マーカーを使うメリットは、大事な部分が一目で分かること

マーカーを使うメリットは、やっぱり一目で大事な部分が分かることです。本は基本的には文章のみの構成のことが多いので、パッと一目で分かるマーカーが入っているだけですごく分かりやすい。黄色が定番ですけど、高校時代や大学時代には私は青を使っていました。

マーカーは価格も安いので経済的です。最近では、先の部分が透明になっていたりして、今どの文章にラインを引いているのかわかるものまであります。仕事にはマーカーは必須で、書類の重要部分にマーカーを引いていないと忘れてしまう危険性も高い。

逆に、プライベートでは、本や問題集に使うことが多いです。問題集では重要な問題をマーカーで囲んだりして、大事な箇所をピックアップします。特に受験生には必須の文房具かもしれません。マーカーって結構身近で重要なアイテムだったりするんですね。

マーカーで引くとまっすぐ引けないから、文章を「( )」で括るといい

私が大学時代からやっていたのはこれです。専門書とかになると、マーカーで線を引くととっても汚くなって非常に読み難くなったから編み出しました。括弧なら汚くならないですし、授業中だとシャーペンを使うことで失敗しても消しゴムで消せますから。

一番いいのは、マーカーのように汚くならないことです。端と端を囲むだけなんで、ズレることもないですし、非常に便利。勉強法に関するビジネス書でも同じことが書かれてあったので、同じことを考えている人はいるんだなあと実感した憶えもあります。

安い本ならマーカーを引いて失敗しても問題ないんですけど、高い専門書で何回も読む本になると、私の場合は非常に気になってしまいます。しかも、重要な部分は毎年変わることもあるわけで……。だからマーカーよりも括弧の方が効果的かなと。

ただ、そこまで神経質でない場合はマーカーでいいと思います。それに線をまっすぐ引ける人は。そもそもマーカーがずれて汚くなるのがこの問題の本質なんで、専用の文房具などで、マーカーの線をまっすぐ引けるようになれば一番です。

赤かオレンジのペンで括弧を作る

具体的には、赤かオレンジのペンを使って括弧『( )』を作るといいですね。見やすいですし、汚くなりにくいので。青だと見づらいですし、一目で分かり難い。黒に近い色なので、括弧をしても、文字に隠れてしまうこともあるので注意です。

無印や三菱鉛筆ジェットストリームあたりが鉄板です。別に商品の紹介ではないんですけど、そのペン達が使いやすかったので。特にジェットストリームは書きやすくて、ちょっとしたメモを取る際にも役立つので非常に便利ですよ。低価格なのも魅力ですが。

人次第ではありますけど、括弧で括ることで案外綺麗な見た目になったりします。私の場合はマーカーでズレた箇所があると気になる性分なので、括弧を重要視しています。書類などではいいんですけど、高い専門書になるとまた違いますよね。

括弧で括るなら赤かオレンジ。オレンジはそこまでキツい色ではないですが、意外に目立ちます。赤系の好きな色で作っていくのが私のオススメするところではありますが。書類などはマーカーで専門書の場合は括弧という場合分けが私のポリシーです。

マーカーを使うのもいいですけど、括弧を使うのもありです。汚くなりがちなマーカーですけど、高い本以外なら問題は少ないはず。専門書とかマーカー引きすぎて、どこが重要か分からなくなる可能性もあるので、小さいけど目立つ「( )」がいいと私は思います。

【読書】『ACTION READING(アクション リーディング)』ー「読書ノート」から「読書メモ」へ

読書ノートは読書の相棒みたいなイメージがありますけど、ビジネス書や読書術関係の本には読書ノートの重要性が書かれていたりします。読書ノートは確かに大事ですけど、読みながら書くよりも時間が掛かったりします。今日は「読書ノート」の話。

本を見ながらノートをとることが浸透していた

小学校時代から、何かを見ながらノートを取るのが浸透してきました。黒板の板書をノートに書き留めることが成績に直結していましたし、それが普通でした。大人になっても、ノートにポイントを書くことは大事なんですけど、時間の制限があります。

学校に通っている時なら、時間の制約はあって無いようなものなので、ノートはいくらでも取ることができますね。ノート提出という課題があるので、ノートを取る環境としては最適です。何かを読み、見て文章や単語を書いていくというのが普通でした。

私としては、ノートを取る行為は嫌いではなかったですけど、幾分面倒くさい。大量に文章を書く先生もいましたし、ノートが成績に関係していたので、取る方も必死でした。ただ、数学などはノートよりも定期テストの配点が高いなど例外はありましたけど。

高校時代や学生時代の経験から、読書ノートは何かを見て書くもの、または引用するみたいに文章をそのまま書くことが非常に大事だというイメージがどこかにありました。時間があるならそれでも良かったのですけど、社会人となるとそこまでは厳しい。

実際に読書ノートを細かく取るなら、内容を丸暗記して書くとか、書かれている内容をそっくりそのまま書くのはしんどい。それなら本にかき込みをすればいいだけなんで。一番大事なのは、その本を読んで印象に残った部分を残しておくことなんじゃないかと思います。

本を読みながら書くより、読んだ後に内容と感想を整理する

本を読んだ後に、印象に残った部分を書きます。印象に残っている部分なんで、自分にとって大事な箇所になっているわけなんですね。それをただ書いていくのがこの本に書かれている読書ノートの取り方。実際に試してみると、ストレスなく書くことができます。

ただ、難しい側面もあって、印象に残ったことが思い出せないとか、まったくわからないという場合もあったります。すごくレベルの高い専門書とかそうなりがちなんですけど、その時には何がわからないか質問にするだけでもやった効果はありますから。

この方法で一番のメリットは、書いた内容がそのまま自分の意見になることですね。言い換えると、その本を読んだ自分の解釈っていうことになります。ちょっと見返すだけでも、達成感もありますし、何冊読んだかという目安にもなって面白いですよ。

試して見ると、簡単で勉強みたいに構えなくてもできるんで、便利な方法です。読書ノートというよりも、自分の意見・解釈をまとめたメモになり、学生時代とは違った意味で勉強になります。多読をしている人で内容が頭に入らない人にお勧めかと。

A4用紙やキャンパスノートにシンプルにメモする

この『ACTION READING』には、A4用紙を横にしてメモするように書かれていますけど、キャンパスノートにメモしてもいいと思います。私の場合は、非常に面倒くさがりなんで、A4用紙を書いたはいいものの、バラバラ状態のままにすることが多くて、無くしたりしますから。

そんな時には、初めからキャンパスノートを使う方がいいです。文房具店とかコンビニ売ってるノートでいいので。私の実感としては、色んな解釈を書いていって、パッと見返すことができるんで、A4用紙よりは実用的に思います。人次第ですけどね。

『ACTION READING』の著者の赤羽さんは、A4用紙をオススメしていますけど、私の場合はそもそもファイルにまとめること自体が面倒くさいので、最初からノートを使っています。大学時代にはルーズリーフを使っていましたが、テスト前に書いた部分を探すのが面倒くさかった記憶もあるので。

読書ノートは人それぞれですけど、実際に使うならメモスタイルな方法も便利です。ノートというと生徒時代のトラウマからきっちりしたものという印象もありますけど、自分の思ったことをまとめるのが本質なので、読書メモスタイルが一番良いと思います。

【読書】『大人の「独学」法』で勉強するー努力して結果を出す人が評価される社会と勉強の大事さ

はじめに

独学って能動的に勉強してきた人なら簡単に出来たりします。大学に入って勉強し出した人とか、資格試験のために勉強してきた人とか。独学こそ大学の勉強と言う人もいますし、確かに受動的な勉強って大切。だけど、社会人になると勉強しなくてものらりくらりと仕事が出来たりしてしまいますし、コミュニケーション能力だけで乗り切れてしまう場合もあると聞きます。だから、日本の大人は勉強がしないらしい。今の時代は、努力して、さらに結果を出す人が評価される時代です。一昔前は、学歴があればトントン拍子で出世することが出来て、高学歴なら会社から守られたりしたと聞いたことがあります。だけど、時代が変わってどんどん勉強する人が活躍している時代になったとのこと。まあ、昔から勉強していた人はいると思いますけど、相対的に現代になってから増えたんじゃないかなあと思っています。

勉強しなくなった大人達

人間こそが唯一の資源

日本は資源がないからこそ、人材・人間こそが資源だと言われてきました。私もこれには賛成で、明治時代から本格的に資源の獲得を目指して人材を育成してきた。優秀な官僚を作るために帝国大学を作ったりして、人材の確保に奔走してきた。

だけど、現代だと学生のころほど勉強をしていない人が多いらしい。大学生になって勉強量が大幅に落ちた人が社会人になってからも勉強しなくなる。確かに燃え尽き症候群になるのはわかりますけど、それだと優秀な人材にはなりにくいなと思います。

大学を卒業してから勉強をやめる

大学を卒業すると、勉強する時間は減ってしまいます。これはどうしようもない。仕事が優先ですけど。だけど、その仕事以外の時間で勉強をする人が減っているということが問題になっています。技術系だと、勉強している人は多いです。勉強しないとついていけませんから。

ただ、私が思うのは、ある程度の年収になるには、そこまで勉強の必要はないけど、出世したいとか、年収を上げたいという方の場合には勉強が必要だということ。研究職や技術系は勉強勉強勉強。大人になっても大学時代に使っていた専門書などが活躍したりしますから。その中で出世して給料アップのためには勉強するしかない。

努力している人が評価される社会

人生で、大人になってからの勉強が大事

大人になってからの勉強が大事という話は少し分かります。学生の時の勉強も大事ですけど、大人になってからの勉強も非常に大事になってきます。仕事だけではなくて、教養、趣味など勉強する必要のある分野は幅広い。年収が第一だと思いますけど、精神的な余裕を持つためにも、勉強をして余裕のある精神状態にあるのが理想だと思います。

実際には大人になってからの勉強ってしんどい。体力的には仕事があるので無理できないですし、頭も凝り固まっているので、中々頭に入ってきませんから。自分できること、できる範囲の勉強をすることが大切で大人なら大人らしい勉強の方法があるはず。無理しないで、出来ることから始めることで、大人になっても勉強することはできます。

海外の企業だと実力がすべて

私としては、日本の企業と海外の企業はまったく同一視はできません。まったく違う文化ですから。しかしながら、シャープなどが代表例ですけど、いつ会社が海外の企業と強くつながるがわかりません。シャープはボーナスは増えましたけど、能力性・実績性で仕事ができる人ほぼボーナスが多い設定になったらしいです。まさにグローバル。

日本では、同じ職位だとボーナスに大幅が違いはないと思います。まったく同じ待遇で大幅に違うボーナスともなれば組合が黙っていないでしょうし、日本の企業はある意味で平等なはず。だけど、これからの時代は海外の企業とのつながりが必要になっていきます。実力さえあれば、どこに行っても通用するので、実力はつけたほうがいい。

仕事ができる人は勉強している

年収が多くなると仕事以外にも勉強するようになる?

年収が多くなると、仕事以外でも勉強する人が増えるそうです。ただ、これは年収2000万円ぐらいが基準になっているので、今の日本だとそこまで稼げる人はかなりの勝ち組。出世競争に勝つなり、専門分野の第一人者になるなりとかなりハードルが高い。そりゃ勉強しますよ。仕事していく中で勉強する習慣がついた結果がその年収なわけで。

私としては、年収はともかくとして、家に帰って好きな本を60〜90分読むだけでもかなり効果的だと思います。日本の平均読書時間が30分程度だったので、その2、3倍するだけで勉強としては十分です。好きな本=好きな分野なので、どんどん勉強できますから、精神的な余裕につながってきます。勉強の本質は精神的な余裕を作るためのものだと私は思っています。

最後に

健全な肉体に健全な精神が宿るといいます。ただ、勉強ということにスポットを当てると、精神状態が良くないといくら肉体が万全でもできない。また、勉強というのは、苦しい・しんどいというイメージがありますから、余計に辛く感じてしまう。ネガティブな印象が強くて、中々習慣化できないので勉強することに対するデメリット。

そこで、勉強をポジティブなイメージに置き換える。好きな分野を本でも何でもいいので読んでみる。そこで感じたことをノートでもブログでもいいから書いていく。これだけで立派な勉強になります。凝り固まって、難しい分野を学習するのが勉強という風に考えてしまうとしんどい。簡単にシンプルに自分の好きな分野の学習をしていくのが勉強だと私は思います。

【映画】攻殻機動隊を「ゴースト・イン・ザ・シェル」観てきたので、関連ニュースやオススメ情報もチェックしてみました

ghostshell.jp

攻殻機動隊の実写劇場版「ゴースト・イン・ザ・シェル」を観てきました。アニメの実写化ということで、迫力は満点でキャストにも不満はなかったです。実写だからできること満載で、実写らしいストーリー展開で、少佐やバトーの活躍も楽しく観ることができました。吹き替え版を観たのですが、人気の高いS.A.C.シリーズの声優とのことで、そこも話題になっていたようでした。個人的には、芸者ロボが本当に怖くて、実際にいたら恐怖するだろうなあという印象。

ただ、アニメを実写化するのは本当に難しいなと。アメリカらしい発想でオリジナル性が加えられているので、アニメから入った人にはストーリー的に違和感があるかも。ビートたけしさんが一人だけ日本語を話していて、その都度英語の字幕が入ったりするんで、話す言葉の難しさが分かりました。最後の場面はカッコいいんですけど、そこまでが長い。トグサのカッコよさも控え目だったのも気にはなりました。まあ、続編が作れそうな雰囲気ではあるので、興行次第なんでしょうね。というか、映画よりも新作アニメが発表されたことが話題になっています。

新作アニメ「攻殻機動隊」に期待されていること

rocketnews24.com

新作アニメ制作決定のニュースが流れたのが、実写「「ゴースト・イン・ザ・シェル」の公開初日なんですよね……。実写に期待していないのか、たまたまなのか分かりませんけど、こっちの方が衝撃が大きかった。この新作アニメのために、実写化の方が大々的にアピールされている感じです。

この記事にも書かれていますけど、一つはタチコマと呼ばれるハイテンションな多脚戦車が実写には出てこなかったんです。まあ、一応それらしいのはいましたけど。吹き替え声優さんは同じかもしれないですけどね。ハードな展開なのに、能天気というか可愛いキャラが売りのタチコマがいなかったのは悲しかった。マスコット的な存在なので。あとは、チームとして全員を活躍させてほしいです。実写では少佐とバトーメインだったので、トグサの話などもいれてほしい。活躍はしましたけど、一人一人バラバラって感じがしましたから。今回の実写化に対する制作者の意見も聞いてみたいな。

 劇場用アニメを手がけた押井守監督のコメントは難しい

www.gizmodo.jp

 今回の実写化についての押井守監督のコメント。何か難しい……。よくわからない哲学的なコメントも出ていて、攻殻機動隊って奥が深いんだなと感じました。身体、記憶とか実際の映画でのキーワードになるネタなんですけど、理解するのが難しい。SFなんだけど、その中に人間がいて、人間が物語を作っている。監督らしくて、人間にしか興味がないというのは正しい見方だと思います。結局、作品作りって技術者よりではなくて、管理職というか人間をどのように見るかが非常に大事な視点だと思うんで。

私としては、映画ってあるテーマ性があって、それを2時間ぐらいの限られた時間で表現していく世界。去年の『君の名は。』もそうだけど、限られた世界の中でどのようにして人間が動いていくか、そして感情を表現していくかが大事だと思う。感情移入するためには、人間味があるキャラクターが必要。結局はそこが難しいんですけど。

実写化『攻殻機動隊』は響き難いかも

今回の映画を観て思ったのは、中々お客さんの心には響かないだろうなあということ。観ていたのは、若い人よりもその親世代が多かったので、感情移入やワクワク感はあまり与えていないだろうなあと感じました。攻殻ファンやSF、アクション映画ファン向けに見えましたし。

駅などで、非常に大々的に広告が貼られてアピールされていましたけど、話題作りだけで、攻殻機動隊のファン拡大には至っていないだろうなというのが正直な感想。テーマ自体が難しくて、気軽に楽しむには敷居が高いように思います。

アニメファン向けが第一で、ファン層の拡大は、新しく発表された『新作アニメ』の方に任されているはず。漫画、アニメという流れでファンが拡大してきたみたいですけど、新しくファンを拡大するのは難しい。

この辺りが難しいですよ。特にアニメの実写化はアニメファンと対立すること必至ですし、新しい層は獲得しにくい。人気ある作品ほど熱狂的なファンも多いので、制作する立場から見たら、戦々恐々としたとは思います。

今回の実写劇場版は、私のようにライトな層が観に行くとかなり楽しめます。オタクレベルぐらい知識があると、メチャクチャ突っ込みたくなると思うんで、ストレスが溜まるはず。まあ、バトーさんがカッコいいし、S.A.C.シリーズの声優さん達が吹き替えを担当していたので非常に楽しめましたけどね。

考えるから面倒くさい『メモ』ー聞いたことを全部メモにすればどうでしょう?

メモって確かに面倒くさかった。でも、今は必須の技術になっています。具体的には、仕事ではノートに、日常のことは紙とスマホの併用でメモを取っています。しかし、いきなりメモを取れと言われても、中々実践できないんじゃないでしょうか?メモって本当に大事なんでしょうか?

メモをするのは、基本的には、『内容を頭に入れること』と『頑張りを見せること』が大事な要素。特に、『頑張りを見せること』は媚びているようで、結構自分のために返ってきますから。無駄なことでも書くことで、人に「こいつ頑張っているな」という印象を与えることができます。

ただ、それが100%では最悪で、内容を理解するためにメモをして、その過程で頑張りを見せることが大切。社会人になると、メモするまでもねーや!と思っていることで、実際に仕事をするとかなり忘れることは多々あります。

ゆとり世代はメモを取らないといいますけど、どんな人でも、とりあえずメモは取った方がいいと思います。後で役に立つことがありますから。もちろん、メモなしで仕事がバリバリできるならいいですけど、そんな人ばかりではないでしょうし。

メモは頭で考えずに、聞いたこと全部メモした方がいい。自分で取捨選択しても、理解していない情報では、必要な情報も捨ててしまう可能性が高いですから。具体的には、

  • ソフトの使い方
  • 書類の書き方
  • 礼儀やマナー
  • 専門職なら専門知識
  • などをめちゃくちゃでもいいので書いていくのが基本です。仕事以外なら、
  • その日食べたご飯(ダイエットに有効)
  • やりたいこと
  • 通勤・通学で気づいたこと
  • 読んだ本の感想

などがいいでしょうか。とにかく全部書く。そこから取捨選択すればいいだけ。基礎だけど中々できないことなんですよね。理解は後ですればいいので。

読書する楽しみ 大人になってから読む本の数が減った

 大人になると読書量が減ると聞きました。社会人になり、読書する時間が少なくなって、結果的に本を読むことができなくなるという。世の中は読書読書と言うけれど、時間がないのはどうしようもない。できる限り読む時間は作るべきだとは思うけど。

私も大人になって、というか働き出してから読書する時間は減ったなあと感じてる。専門書は大学に通っている時ほど熱を込めて読んでいないし、小説も買うだけ買って積み本になってる。どうしたものかと思って、読んでは見てもそれ以上に買ってしまう。

大人になるとこういう現象が多いのではないでしょうか?買うけど読まない。読まないから積み本になっていく。仕方がないとは言え、これが現実。本の読み方は人それぞれだけど、積み本は悩み。

スマホニュースの読み方と本の読み方

世の中では、スマホが全盛で、小さな画面でニュースを見るのが当たり前になった。情報量は多いよりも少ないがデフォルトで、長文はニュースでは嫌われる傾向にある。私としては、長文が好きだけど、それは少数意見。

ネットの情報は圧倒的。それこそ人の処理能力を軽く超えている状態。だから、普通の読み方では文字を追えなくなっていて、速読に近く、さらに文章量も少ないニュースを読む。本の読み方とは真逆。知らず知らずの内にストレスが溜まっていくのがわかります。

子供のころから、本は最初からしっかり読めと言われるから、読書=精読に近い印象を持ってる。毎日の生活では速読で、読書の時には精読になってしまっている。要するに、速読と精読が混じって、しかも読書は精読するものと思っているから苦しい。

本を読む時には、精読しなきゃ!頑張って読まなきゃ!と思って、読む前から疲れてしまう。そんな時には、飛ばし飛ばしで読んでみるといいですよ。案外気持ちいいですし、別に楽しく読めたらそれでいい。読書なんて堅苦しく考えなくていい。

真剣に読むと疲れる

読書は真剣に読むと疲れる。本来は楽しいもの、役に立つもの。それを気合入れて読むと空回りして、結局読書そのものが嫌いになってしまう。それは読書の本質ではない。仕事で読むならともかく、趣味・娯楽なら気合よりもリラックスが大事。

映画や音楽と同じように体験してみる。映画も100%気合入れているのは、評論家やよほどの映画マニアだけ。本も同じで楽しく読んでいけばいい。人間常時100%なんて無理なんだから、めちゃくちゃになるよりも、楽しく読もう。

専門書は話が別になるけれど、小説とかビジネス書は楽しく読んで、何回も読んでリラックスしながら読んでいくのが正しい読み方。小説とビジネス書は言ってみれば他人の追体験をできるのが最大の売りなんで、繰り返し読むのがいいと思います。