人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

『ヒカルの碁』の絵柄にそっくりな『ソウタの棋』ー現役棋士のアニメ化のファンアート

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藤井聡太四段がアニメ化? 一瞬びっくりするファンアートがすごい【ソウタの棋】

 

ヒカルの碁』はアニメ化もされた碁をテーマにしたマンガです。少年ジャンプに掲載され、絵のレベルの高さとあまりマンガのテーマにならなかった碁を扱った話題作品。碁の初心者のヒカルと天才棋士・佐為が日々精進しながらライバルと碁を指していく。

 

そのヒカルの碁の絵柄を真似て、さらに藤井四段を主人公にして書かれたものが公開されました。さらに、師匠としてひふみんこと加藤一二三九段も登場しており、かなりレベルの高いものに仕上がっています。

 

ただ、実際にマンガ化やアニメ化するには難しいでしょうね。現役の棋士ですし、作品と現実で違いが出てきて、藤井四段に影響する可能性がある。マンガでヒーロー物のように扱っても、現実では中々上手くはいかないですから。ヒカルの碁と違って、すでに一流の棋力がある藤井四段なんで、話の構成は作りにくいはず。

 

アニメ化するなら、藤井四段が29連勝して、負ける所まで再現するのがいいとは思います。現実の話なんで、作品として作ると意外と地味な部分も出てくると思います。マンガとは違うわけなんで。それでも、藤井四段が佐々木五段に負けてしまう、その時まで描いてくれれば、それはそれで面白い話にはなるとは思いますが。

自分の欠点に向き合う方法ー友達や家族と話すと良い

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「自分の欠点」と向き合う方法 | ライフハッカー[日本版]

 

自分の欠点と向き合うのは中々難しい。自分の一番痛い部分を見ることになるので。見たくない部分のことを考えるだけで苦しいですし、他人には絶対に見せたくない。

 

他人から見たら、短所が長所に見えることはたくさんあります。自分が思っていないだけで、実は良い部分の方が多いということはあるはず。

 

ただ、心に余裕がないと中々上手くはいかないですよ。心に余裕があるからこそ、ネガティブなことを考えても吹き飛ばすことができるわけなんで。精神的に余裕ができるには、人と話すことが結構効果的です。

 

人間はコミュニケーションの生き物なので、人と話すだけでストレスが発散され、精神的な余裕が生まれます。男女関係なく、疲れている時に心を許せる人と話すとかなりリラックスできますよ。

 

精神的には追い込まれているのなら、友達や家族、恋人と話すことがオススメだと思います。親しい人なら、自分の長所を発見してくれるので、自分の欠点と向き合うことができるようになります。

 

短所は裏返せば長所になる。人と話すことで自分の新たな欠点(美点)を見つけることができますよ。

定年後の男性は悲惨という話ー仕事と大人と子供と

定年後の男性は悲惨という話について。

女性よりも男性の定年後が危ないという話を聞きました。実際に趣味もなく、テレビを見て過ごす男性が多いみたいです。女性に比べて男性はプライベートでのコミュニケーション能力が低いとは実感しています。今日はこれについて話していきます。

  • おカネで悩んでいるのは少数派なんです。
  • 会社中心の生活を送っていた人が定年を迎えると、仕事や人間関係が一気になくなります。
  • 急に居場所がなくなって、困惑してしまうのです。

お金で悩んでいる人よりも、社会性、会社での人間同士の付き合いがない人のほうが多いようです。人間関係がなくなるのが一番辛い。人間はコミュニケーションの生き物ですから、人と話さないだけで暗いなるのは私も実感できます。

社会の一員として働いている時には、勝手に人間関係が構築されていきますけど、プライベートでは独力で築いていく必要があります。それに、会社に長い間勤めていると、努力しなくてもコミュニケーションの輪が広がっていきますけど、定年後は別。

家が生活空間のメインになってしまうと、今までの関係は白紙になり、どうしたらいいか分からなくなるのは仕方がないことだとは思います。仕事人間ほど、趣味がない人ほどプライベートが息抜きから地獄に変わっていくのは辛いと思います。

  • その人にとってゴルフは、会社の仕事があるからこそ成り立つ趣味だったんです。仕事の合間にあくまで「気晴らし」として楽しんでいたので、それだけになるとしんどくなる。
  • 定年後に趣味の釣りにますますのめりこみ、毎日夢中になっている人もいます。
  • 多くの家庭では、夫が毎日家にいることを、妻は嫌がるんですよね。

趣味が気晴らしか本気かの違い。私の好きなマンガに「ワンパンマン」という作品があるのですけど、主人公はサイタマと呼ばれる、趣味でヒーローをしている人。でも、本気、超本気。本気で趣味を極めている人ほどぶれないですし、孤独にも耐えられる。

となりのヤングジャンプ : ワンパンマン

私の祖父を思い出すと、趣味というか自分らしく活き活きとしていました。結構怒られた記憶があるんですけど、昔ながらのおじいちゃんでした。でも、毎日パワフルでしたし、母とも言い合ったりしていましたけど、今思い出すと毎日楽しかったんだなと。

自分の居場所が会社から家になったら、奥さんはいい顔はしないと思います。自分だけの時間が侵害されているわけで、夫と敵と見なすのは仕方がない。要は、会社の代わりになれる趣味がないと、夫婦関係がおかしくなってしまう。こうなると真面目って辛いです。

  • 小さい頃に好きだったことや、コンプレックスと感じていたことは、実は大人になっても変わりません。それをうまく取り入れた人は、イキイキと過ごしていることが多いですね。
  • 不幸や挫折を経験した人はうまく次のステップに転換できている人が少なくありません。なぜ自分だけがこんな目に、という経験は、自分を見つめ直す孤独な作業を必要とします。

 やっぱり、子供の頃に好きだったことを趣味にするのが一番だと思います。ある日突然趣味を見つけようとしても無理な話ですし、奥さんや子供達が戸惑います。だから、会社員時代からコツコツと趣味を公言して家族にも認知されることが重要だと思いました。

趣味はある意味で孤独な面もあるので、挫折を経験した人は強い。挫折の中で自分自身を見つめ合うことで、孤独を知る。趣味ってそんな時に見つかるものでもあります。私も読書が趣味になったのも、大学院時代に研究で行き詰まって進退を悩んだ時でした。定年後に悩んでも遅すぎるので、若い頃に熱中できそうな趣味を見つけることも大切だと思います。

 

『藤井聡太四段の29連勝を懸けた大一番での食事』の感想

藤井四段おめでとうございます。藤井四段の記事はたくさんありますけど、この記事だと食事に焦点を当てて記事を書いています。食事好きにはたまりません。食べるのが好きなので、話題の人が何を食べているのか気になります。

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プロ棋士には食事が必要

プロ棋士でも人間。だから食べ物は非常に大切ですね。ひふみんこと加藤一二三九段はうな重を食べて話題になっていました。プロだからこそ、頭を死ぬほど使って戦うので、食事で栄養を補給することが大切になっていきます。

長い対局では夕食まで食べる

驚いたのは、朝に対局が始まって、終わるのが深夜になること。朝から晩まで将棋で頭がいっぱいなので、食事は大事。しかし、夕食まで対局中に食べるなんてことは初めて知りました。プロ棋士のニュースが少ない中、ここまで毎日報道されているからこそ分かった情報。

藤井四段は食べ盛り

藤井四段が食べているのは、うどんなどの麺類が多かったです。「豚キムチうどん」や「ワンタンめん」を頼んで、29連勝の礎にしました。まだ中学生なので、食べ盛りですが、ひふみんはうな重を食べていたというので、さらにガッツリな食事を選ぶ可能性も。

取材陣が多くて集中できるか

これだけ取材陣が多くて、集中できるのはすごいと思いました。もちろん、対局が始まると、外に出るとは思いますが、対局前でこの人数は私だったら混乱します。さすが、藤井四段。慣れているのか、集中力が高まっているのか、凄まじい。

将棋会館まわりの食べ物屋さんは嬉しい悲鳴

テレビやネットの記事を見ていると、食べ物屋さんは嬉しいでしょうね。テレビで大々的に宣伝してもらえるので、お客さんが増えて、名物も出来るかもしれない。これだけ注目されている中で、さらに藤井四段が食べたものがテレビに映る。店主や店員は笑いが止まらないかも。

取材陣が多すぎ

とにかく取材陣が多すぎて、日本らしいなと。人のことを考えない、とにかく話題性をという根性は認めますけど、逆に迷惑にならないか怖い。将棋連盟も気にしてはいるでしょうが、何十年に一度の話題性のある棋士の登場で、何も言えなくなっているんでしょう。

『将棋めし』で世間が騒ぐ

私が思うのは、今回一番得をしたのは、飲食店だと思います。毎回連勝記録が伸びるたびに話題になるので、それだけ広告効果が高くなっていますから。将棋めしも気になります。

睡眠不足を解消するために読んで役に立った3冊のオススメ本

睡眠不足は社会人の天敵です。学生時代なら根性で何とかなったりします。社会人と比べて時間に融通がききますから。
ただ、社会人になるは話は別で仕事のノルマ、納期などで帰宅する時間が遅くなったりします。そうなると、睡眠不足になるのは当たり前で、どうにもなりません。如何に睡眠時間を削りつつ、仕事を効率良くこなすかとポイントになるわけなんですね。
ネットやテレビのニュースを見ていると、睡眠不足は社会人の悩みの一つになっています。私も仕事や研究などで睡眠不足になったことが何回かあるので、その時に読んだ数冊の本について紹介していきます。

4時間半熟睡法 遠藤 拓郎

タイトル通りの4時間半睡眠を基本とした睡眠法を教えてくれる本です。90分サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返し、1時間半の倍数で睡眠時間を設定するとよく眠れるという話。

この本では、平日は4時間半、休日は6時間程度の睡眠を取ることで、身体への負担を減らそうという手法が書かれていました。激務の人に使える方法と思います。4時間半は意外に少なくてびっくりしそうですけど、平日の5日ぐらいなら我慢できます。

私の場合は、体調が悪くなったので、繁忙期にこの方法を試してみると結構良くて、週末によく寝ることで疲れを取ることができます。ただ、土曜日に出勤するなら4時間半睡眠は水、日に6時間以上寝た方がいいです。週末に出勤すると身体にダメージが溜まっていくので気をつけましょう。

コンサルタントとか大手商事などに勤めている人がよく使っている方法だと思うので、睡眠不足になりがちな人が使うことで毎日の疲れを取ることが可能になります。

短時間睡眠だけではなくて、長時間睡眠を取り入れることで身体を休ませることができて、仕事も睡眠不足もある程度抑えることができるのがこの本の手法の嬉しい点です。

あなたの人生を変える睡眠の法則 菅原洋平

表紙が少しカワイイ睡眠の本です。睡眠とやる気を繋げて、睡眠の質を上げることで、やる気を出そうという本。朝・昼・夜の過ごし方も書かれていて、自分の生活に合わせた睡眠法を実践できるようになっています。ポイントは、

  • 「起床から4時間以内に光を見る」
  • 「6時間後に目を閉じる」
  • 「11時間後に姿勢を良くする」

の3点で特に光を浴びるのが重要です。光を浴びることで体内時計が調整されるので、毎日無理なく生活できるようになります。ちなみに徹夜時のコツもコラムで載っているので、徹夜が多い人にもオススメです。

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 ショーン・スティーブンソン

最近、本屋でよく見る本です。睡眠に関することが数多く書かれていて参考になります。海外の事情も記載されていて、納得できる構成になっています。身近な問題を中心がポイントとなっていて、

  • カフェインの摂取を控える
  • 寝る前にスマホやパソコンを控える
  • 腸内環境を整える

の3点が重要な点。特に、寝る前のスマホなどは社会問題になっていて、睡眠の質を落とす行為なので控えるというのは良い意見だと思いました。私の身近な問題を取り扱っていて、平易な文章で書かれているので取っ付きやすくなっています。

雑感

睡眠は毎日行う人間の営みの一つ。しっかりした睡眠を心がけたいもの。睡眠に関する本はたくさん出ています。医学的に勉強したくても、そもそも難しいのが実情。

だから、自分ができる範囲で読んで実践するのならこの3冊かなと思いました。脳化学や心理学、最近話題のマインドフルネス関係の本も合わせて読むと理解が深まると思います。

睡眠の質を上げるなら、

  • 睡眠時間
  • 食べもの
  • 太陽光

が最低必要なので、しっかり続けていきたい。

圧倒的な読書量があると受験や仕事に役立つのかもしれないー『質問力に又吉直樹うなる 芦田愛菜「圧倒的読書量」の源泉』

高偏差値の名門私立中学に入学した芦田愛菜さん。圧倒的な読書量が合格の一因らしいですが、家庭環境の中に本があったのが良かったのだと思います。親の趣味が読書だと子供は本を読みますし、思考力が上がると思います。

読書って楽しいものですけど、親が本を与えて子供が読む。子供が親に感想を言って、親が子供を褒めたり議論したりする。そのサイクルがとっても大事だと思いました。読書感想文に悩む親がいる中で、このニュースは衝撃でした。

結局、親の行動次第で子供って変わってくるんだと思います。大学時代の知人も子供の頃から読書が趣味でしたし、頭が良くなるために、読書って大切なんだと思います。もちろん天才もいますけど、ほとんどの人は読書から学ぶことが多いはずだと思います。

先延ばしにすることで脳は疲労するー『精神的に消耗しやすい人がやっている11の悪い習慣』

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精神的に消耗しやすい人がやっている11の悪い習慣 | ライフハッカー[日本版]

悪い習慣があるせいで、精神的に消耗しやすくなるみたいです。なるほどと思えることもあって参考になります。個人的には、

  • 先延ばしにする
  • 睡眠不足
  • 完璧主義

が気になりました。メンタル的に追いつめられないためには、一つずつ潰していきたい。

睡眠不足だとストレスが溜まり、精神的に疲れやすくなるそうです。人間の強い欲求の一つですけど、睡眠は非常に大事。6時間以下の睡眠が何日か続くとそれだけで疲れが倍増します。メンタルを良くするためには睡眠が必要だなと思いました。

私としては、一番辛いのは「先延ばしにすること」です。先延ばしにすると、無意識にも仕事などについて考えてしまうので気になって仕方がない。先延ばしはネガティブなことが多くて、ストレスが溜まるので知らず知らずのうちに、精神的に疲れます。

精神的に疲れてくると、疲れてしんどくなって、深く考えることができなくなります。先延ばししても良いことはまったくないのですけど、面倒くさいから今その場で実行するのは嫌。だから、仕事などは多くのことについて先延ばしにしがち。

先延ばしを回避するには、その場で一気にするしかないです。客先の都合で、先延ばしにするしかない場合は除いて、するべきことを第一にしていく。この塩梅が難しいのですけど、面倒くさい仕事などを最優先でこなしていけば、先延ばしクセはなくなると思います。

【グルメ】ジェネリック萩の月という名のセブンスイーツー『「ジェネリック萩の月」に対する異議申し立ての数々』

togetter.com

コンビニでスイーツを買うことが多くなりました。セブンイレブン、ローソン、ファミマの3大コンビニのスイーツがいつも競合しているようでしていない。何気ない新商品にもそのコンビニの色があります。今回はセブンのスイーツのお話。

セブンイレブンの「とろけるクリームのふわころ」というお菓子が、萩の月とほぼ同じようです。ジェネリックの意味はこんな感じです。

ジェネリック」とは「一般的な」という意味で、「ジェネリック医薬品」とは一般的に広く使用され、効能や安全性が確立された医薬品の事を意味します。

ジェネリック医薬品ってなんだろう?| 日新製薬株式会社 日新薬品株式会社

 要は、一般的な萩の月。もっと言えば低価格の萩の月と言った所でしょうか。

私も気になり食べてみたかったのですが、私の通っているセブンでは売り切れでまだ食べれていません。togetterにまとめられているということは、すでに大人気で売り切れということも考えれます。明日あたりに買って食べてみたいとは思っていますが。

ジェネリック六花亭のラムレーズンのお菓子もありますけど、こちらは価格がちょっと高めなので勇気が必要です。セブンは全国の有名お菓子のジェネリックを出す気満々みたいですが、私としては歓迎します。本場には本場の味があって、これとは違うものですから。

ジェネリック萩の月ですが、かすたどんだったり、みかもの月だったり呼び名は色々あります。似たようなお菓子ですけど、もはやオリジナルが分からない状態なので、コンビニスイーツもその一つになるかもしれませんね。本場とコンビニ菓子で食べ比べをすると面白いかもしれません。

【読書・感想】『嫌われる勇気』の内容・あらすじから気づいた10個のこと

 

はじめに

ベストセラーにもなったビジネス書です。
読みやすくて、哲学書でもあります。
哲人と青年の対話形式なので、
小説のように読むことができます。

あらすじ

アドラーの思想(アドラー心理学)を、
「青年と哲人の対話篇」という
物語形式を用いてまとめた一冊です。

 

「どうすれば人は幸せに
生きることができるか」
という哲学的な問いに、
きわめてシンプルかつ
具体的な“答え”を提示します。

気がついた10個のこと

ベストセラーになった本

どの本屋に行っても平積みにされていて、
売れているなあと思ってはいました。
面白そうな内容でしたし、
青年にネガティブな日本人を感じました。

ベストセラーになったのは、タイトルと
内容に共感点が多かったからと思います。
毎日生きていると、何かと辛いですし、
生き方を提示してくれる本書が売れた。

合う合わないは人によってありますけど、
共感できる人は多いと思います。
本の内容を実践すると嫌われるかもですが、
自分を変えるという意味では最高なはず。

 

目的のための怒り

人が怒るのって、ストレス発散のため。
大声を出したいから怒ると本書で
説明していましたが、割と納得。
大声を出すために、感情を利用する。

大声って聞くとビックリするので、
あまり好きではないのですけど、
大声を出すという目的のために、
怒りを道具として使うという説明には、
少しだけショックを受けました。

怒りって自分はよくても、
他人の怒りを見ると嫌な気分になります。
人に迷惑をかけないストレス発散ならOK
なんですが逆だとこちらがストレス。

 

対話形式で読みやすい

哲人と青年の対話で話が進むので、
専門的な本なのに読みやすくなっています。
アドラー心理学についての本ですが、
日常生活の実例もあって、納得しやすい、

青年が哲人に突っかかっていきますが、
アドラー心理学って日常生活から
少し乖離していると思える部分があるので、
気持ちは分かるんですけどね。

逆に哲人が飄々としていて、
どんな人生を生きてきたのかなあと
思ってしまいました。
対話形式だと話の起伏をつけるために、
真逆のキャラでないといけませんから。

 

他者の期待がプレッシャー

他人からの無意識のプレッシャー。
親とか友達とか、子供時代に体験します。
それって、精神的にキツいときもあって、
大人になっても苦しむ人もいます。

他人の期待に応えない。
それも大人になるって意味かもしれない。
期待は目に見えないけど、
期待外れの時に、ダメージを貰います。

期待を自分の中に入れこんで、
活力に出来れば全然問題ないですし、
期待外れでも、「しょうがないよ」と
言ってくれる人がいれば変わるでしょうね。

 

すべての悩みは対人関係

嫌われる勇気を見ていて、
一番印象に残った内容がこれです。
悩みは対人関係に集約されていて、
すべては対人関係が鍵を握っている、

仕事でも人間関係が大事ですし、
家族との関係でも苦しむこともある。
ある意味、人生すべて人が関係していて、
人との距離感がとっても大事。

コミュ力が重要と就職活動で聞きますけど、
悩みがすべて対人関係にあるなら、
それを改善させるコミュ力は確かに大事。

 

自立が大事

親から、子供から、家族から、友達から、
色んな人から自立するのは重要です。
何かに極端に依存してしまうと、
依存対象から動けなくなりますから。

一番身近だと、親からの自立。
お金、家、土地などの価値ではなくて、
精神的に一人で生きるのが大事かなと。
責任はなるべく自分で負うとか。

他人の期待に応えることにも似ていますが、
親からの期待などもプレッシャーになります。
仕送りを無くてなどというわけではなくて、
大抵の問題は自分で解決する心意気が大事。

 

幸せは自分次第

人生は自分次第で変わるらしい。
その通りだとは思います。
自分の努力や考え方で変わりますから。
ただ、変えるのはかなり難しい。

毎日の習慣を変えるのはしんどい。
ちょっと変えるだけで、
ストレスが溜まって疲れますから。
幸せになるためには、
ある程度の努力は必要だということみたい。

幸せは歩いてこないと言いますけど、
そこにも自分次第で、多少は変えないと。
努力や運も大事で、
さらには意識・考え方も重要です。

 

今を真剣に生きる

過去に縛られるずに今を生きる。
中々難しいですけど、
それでも、今が一番大事なわけで。
極限にシンプルだから難易度が高い。

ただ漫然と生きるのではなくて、
真剣に生きてみる。
資格とか将来とか考えて、
自分なりの未来のために、
今は精一杯生きよう。

というのは、本質なのかなと思います。
真剣に生きるとしんどいですけど、
だからこそ、嫌われてしまう。

 

アドラー心理学

アドラー心理学を解説しています。
対話篇で読みやすいですけど、
何回か読み直さないと理解は難しい。
具体例は豊富ですけど、
根拠が少ないのが気になりました。

ただ、入門書としては最適だと思います。
章の冒頭にまとめの記述がありますし、
太字で重要な部分が分かりやすかった。

個人的には、アドラー心理学の要点を
箇条書きにした解説書があればいいなと。
章の最後に、箇条書きがあればよかった。

 

実践したら嫌われる?

本の内容を実践した、多分嫌われます。
というか、他人から見たら別人に
なったように見えますし。
嫌われても、自分を貫ける勇気をつける
のがこの本の目的の一つかと。

嫌われる勇気というのは、
自分が変わる勇気も入っています。
考え方が変わってしまって、
傍から見たら、別人になってしまう。

ベストセラーになったのも、
自分を変えたい人が多くいて、
気づいたら本が大量に売れていた、
ということなんじゃないでしょうか。

 

何事も考え方次第

嫌われる勇気の内容を実践しても良いと
思いますけど、最後は自分次第。

あくまで自分の考え方を変えるための
切っ掛けなので、それを活かさないと。
自己啓発書としても分類される本書。
自分の考え方を少し変化させるだけで
見える景色が変わってきます。

 

終わりに

内容がシンプルで読みやすい本でした。
アドラー心理学は知らなかったですが、
中々に興味深かったです。
日常的に使えそうなネタもありました。

本書を読んでも、自分を変えるのは難しい
ですが、一つぐらいは実践していきたいな。

【映画】『LOGAN/ローガン』はアメコミではなくてニューマンドラマーアメコミとは思えないハードボイルドなロードムービー『LOGAN/ローガン』

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ローガンはアメコミではない。ヒューマンドラマである。ヒーローの善の側面ではなくて、悪の側面が出てくる映画になっているのが特徴。人助けをしても助けられない、いるだけで人間に迷惑をかける存在。ミュータントを真っ正面から描いています。

救われることはない、孤独で悲しいヒーロー像。一般的なアメコミはまだ救いがあり、最後には正義が勝つを素直に言えるが、ローガンの世界ではアメコミは夢物語であり、現実には起こりえない、悲しい物語。力を持った人間の老化を表現しています。

人間でも同じことが言え、どんなに力を持っても老化からは逃げられない。X-MENが好きな人は『ローガン』をある意味で楽しく見ることができますが、ライトな私のようなファンには少し受け入れ難かった。ウルヴァリンウルヴァリンでなくなりつつあったから。

人間ドラマを全力で描いた作品であり、ウルヴァリンを地位のある人間、力のある人間と言い換えることもできる。どんなものにも終わりはあるし、最期の瞬間は素直になれる。勧善懲悪的なアメコミとは真逆の、現実感のある非常に重いドラマです。

最期の場面はまさにX-MENファンのために作られたと言ってもいい。ウルヴァリンは永遠だけど、ヒュー・ジャックマンウルヴァリンは最期。だからこそ、ウルヴァリンの最期の映画に相応しい。ただ、ヒーロー像に憧れを持っている人は気をつけたほうがいい。かなりショックを受けてしまうので。