人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

輝かしい青春の吹奏楽部『響けユーフォニアム〜誓いのフィナーレ!〜』

吹奏楽部を舞台にした青春アニメ。高校の部活の中で繰り広げられる葛藤、対立と高校生らしい生活が描写されていた。90分の制限時間の中で、上手く内容をまとめていたと思うけど、新登場の1年生はもっと掘り下げてほしかった。1クールでテレビアニメにしたら面白いがどうだろう。『リズと青い鳥』とは違って、1年と2年の話がメイン。1年間の物語を二つの作品で割った印象。中間管理職的の2年生には社会人として共感した。演奏パートは出来が良く、聴く価値は大いにある。

 

学問は、困難な問題を解決するという情熱で成り立っている

『哲学的な何か、あと数学とか』を読んだ。数学に人生をかけた偉人とも言われる人達の話で、読んでいて楽しい反面複雑だった。実際に名前が残っている人も数多くいるが、本当に幸せかという人は多くなく、論文発表から何十年も後に評価されるというのが気になり、生きているうちに評価されてないのは辛い。

 

哲学的な何か、あと数学とか

哲学的な何か、あと数学とか

 

 

 数学の歴史は長く、その証明や数式には伝統・歴史の他に情熱がかなり含まれている。仕事で書類や資料を書くのにも苦労することもあるけど、人生をかけて一つの問題にあたるというのはすごく根気と情熱と体力がいる。その意味で、数学者達の歴史って興味深いものがあるなあと。

 

最近だと、ブラックホールの撮影に成功!というニュースが賑わった。一般性相対性理論の証明された、アインシュタインは正しかったなど色んな意見があると思う。一般人の僕にはほとんど関係ないことだけど、ワクワクはした。

 

実際の社会には直接関係はないけど、ロマンがあって、これぞ学問だなあと。最近だと、役に立たない学問は無くすべき!みたいな声があるのだけど、役に立つ学問をどのように判別するのか。きっと、お金・利権に繋がるというのが答えなんだけど、学問の一つの側面でしかない。学問というのは、難しい問題にチャレンジし、それを乗り越えるプロセスや結果に重きが置かれると思う。

 

学問は直接お金になりにくいとは思う。特に数学・哲学・文学などは。数学なんて、100年先に役立てるために研究していると聞いたことがある。長期スパンで見るべきなんだけど、資本主義の世界である現在では、短期的に役に立つ学問が重宝されやすい。まあ、それは当然ではあるのだけど、もう少しロマンがあってもいいのではないかなと思う。

 

ブラックホール - Wikipedia

一般相対性理論 - Wikipedia

 

とは言え、お金がないと、今の世の中では学問を続けるのは難しいので、スポンサー集めというものがシステム化されれば良いのになあと思ったりもする。中世の貴族のように、一日中学問できるというのは幸せなことなんだけど、そのためにはお金が必要というのが学者の辛い所ではある。交渉ごとに強くないと、お金を集められないのはみんな同じ。

 

いかにして、自分の研究をアピールするかという点で、学問も資本主義だなあと思ったりもした。

セブン「クッキー&クリームもこ」 クッキー&クリームはハーゲッダッツの思い出がある

www.excite.co.jp

最近、セブンで販売されている「クッキー&クリームもこ」が非常に美味い。何と言ってもクッキーとクリームの組み合わせが良く、懐かしい気分にさせてくれる。セブンを印象付ける「もこ」の中でも、僕好みの非常に美味しい味に仕上がっている。

クッキー&クリームは、ビアードパパのシュークリームでも先月販売されていたが、限定だったために来年まで食べられないのは少しだけショックだった。だけど、セブンで同じクッキー&クリームのフレーバが出たので、かなりショックは和らいだ。シュークリームとは違い、感触は柔らかく、何個でもいける味に仕上がっているのが特徴だ。

 

クッキー&クリームと聞くと思い出すが、やはり「ハーゲンダッツ」である。今ではコンビにやスーパーでカップ入りしか売っていないが、子供の頃は31アイスクリームのように、繁華街などにショップがあり、色んなフレーバーを楽しむことができた。コーンが好きだったが、中でもクッキー&クリームは別格の味として記憶している。

チョコやストロベリーも良いが、クッキーの香ばしさと食感、それに混ざるアイスの味はトンでもないインパクトを僕に与えてくれた。クッキ&クリームのフレーバーを販売しているのは、セブンだけではなく、その人気の高さが窺える。

 

今日も買ってみたが、19時の時点で、訪れたセブンでは20個ぐらい入るスペースに10個ぐらいしかなかった。割と売れているように感じた。馴染みやすいクッキーとクリームというのは、アイスやシュークリームに応用しやすい上に、味も落ちることはないから売れるのは分かる。僕はハーゲンダッツと言えば、「クッキー&クリーム」だが、統計的に日本人が好きなフレーバーを調査すると、それが上位に来るはず。

ビアードパパでは去年も売っていたし、スーパーのハーゲンダッツコーナーだと、クッキー&クリームの数は相対的に少ないことが多かったからだ。

 

そんなわけで、セブンの「クッキー&クリームもこ」はハーゲンダッツの「「クッキー&クリーム」を思い出せてくれる良いスイーツだと思う。

『努力をしない努力』のニュースを読んで

www.businessinsider.jp

 

『努力しないための努力』のニュースを読んでみました。努力は日本だと尊ばれて、汗水かいてもするもんだみたいな風潮があると思います。会社でも、手は抜くな、常に全力で!みたいなスローガンを掲げている所があるそうですが、100%MAXは1時間ぐらいが関の山。


集中して、休憩して、集中して……、の繰り返しで仕事ってこなすものだと思っているので、何でも全力はおかしいと思います。常に全力は不可能ですし、業務の中でも経験的にこなせる、身体的・精神的に重たくない業務もあるわけで、そこをどう上手く混ぜるかが、できる人のやり方かなと。


できる先輩のマネをしなさい的なビジネス書がありましたけど、『手を抜ける=深く考えなくてもできる』だと僕は思っているので、仕事を合理化するために手を抜くのはありかなと。


努力しない努力というのは、エクセルでマクロを組んだり、メールや書類の定型文をメモ帳にパターンごとに保存したりなど、効率的に業務をこなすためのものだと感じます。折角エクセルで計算した結果を電卓でチェックなんて不合理ですし、開発や研究の現場だと、そんな意味不明なことをしていると時間の無駄だったりします(他の業務でも同じはず)。努力は努力なんですけど、効率よく、負担を少なくするように環境を変えていくための努力のことかなあと僕は思ったりします。

 

『スポーツの指導』について感じたこと

『バスケの指導』についてのツイートを見た。精神的な暴力はいけないし、今のご時世では炎上するのは当たり前だと思う。僕が子供の頃は、体育教師の体罰みたいな練習法での指導がまかり通っていたけど、現代だと技術論が発達して、そういう指導は徐々にだが少なくなってきていると思う。

 

togetter.com

 

一つきっかけがあれば変わるはずだけど、いざ指導するとなると、苛立ってしまって、思わず怒鳴るということもあるかもしれない。このまとめによると、外国の方に怒られて考え方を変えたという話で、ネットの発達と共にニュースが拡散して、同じ現象が起こる可能性があると思う。


ただ、日本人に言われたら状況は変わらないと感じた。「素人に言われたくない!」「外野はスッ込んでろ!」みたいな言葉を発して怒り狂うかもしれない。今回は、バスケの本場で、経験者、さらには外国人ということで、この指導者は言うことを聞き入れたように見えた。日本って外圧に弱いことが少し頭を過ってしまったが。


もし、指導者が学校の先生やコーチなどで、お金を貰っているならこの話は難しい。強豪校だと、スポーツ系の部活は広告塔の役割があるので、勝たないとお金を回収できない。勝つために指導という名目で体罰というのは、ニュースにもなるぐらい行われてきた。現代だと、体罰=悪となり、僕もそう思う。技術論あっての根性論という意見は賛成。技術論で基礎的な技術・経験を高めた上での根性論は、精神的な成長を促すことができる。

『ケムリクサ』を観て

【メーカー特典あり】ケムリクサ 1巻[上巻] (ブックレット付) [Blu-ray]

 

『ケムリクサ』を全部観た。面白かったと思う。しかし、僕が思った以上にネットで話題になっていた。たつき監督とけものフレンズ2の関係とか、同じクールに放送するとか話題性はあった。僕としては、初のたつき監督のアニメ作品だから、どんな感じだろうと思いながら観ていたけど、考察しがいがある歯ごたえがあって、楽しいアニメだった。


ネットだと、VSけものフレンズが盛り上がっていた。アニメVSアニメは不毛な戦いだと思うから、僕としては、物語として楽しむことにした。たつき監督の『ケムリクサ』は良かったと思うし、『けものフレンズ2』も悪くなかったと思う。作風に個性が出ているし、なんだかんだ言って、楽しんだ方が精神的にも健全。


たつき監督がすごいなあと思ったのは、キャラの動かし方だと感じた。CGだから一見無味乾燥的なキャラ造形になりがちなんだけど、シーンごとに表情が変わって、可愛らしかった。たつき節みたいなものが生まれいて、純粋にすごいなあと感じたりも。一人一人のキャラに個性を植え付けるのはとてもしんどいことなんだけど、たつき監督はそれを見事に実践していた。


ファンもネタバレを控えていて、某動画サイトの一挙放送の時には、ネタバレはほとんどコメントされていなかった。みんな物語を楽しんでいて、他人に不快感を与えないようにするあたり、『やさしい世界』かなあと感じてしまった。俺が俺が!的な人が少なくて、みんなで一緒に楽しもう!的な人が多かったようで、良かったと思います。


個人的には、11話と12話が良くて、伏線が一気に回収される所はワクワクして、ドキドキした。SF冒険物語が一気に純愛物語に変化した時に、鳥肌が立ったし、子供が観ても面白く感じると思う。たつき監督の作品って、子供が観ても安心できる作りになっているのが特徴かな。『けものフレンズ』もそうだけど、ドロドロした人間・動物関係を見せないのが良い。


ネットを見ていると、ブルーレイだけではなくて、OP・EDも買ったという声がちらほらあった。僕も同じなんだけど、どこか引き込まれる。特にOPは何回聞いてもワクワクするし、サビがほんと印象に残る。毎週ワクワクしながら観たので、本当にありがとうと言いたいです。

『スパイダーマン・バース』を観て

【映画パンフレット】スパイダーマン スパイダーバース 監督 ボブ・ペルシケッティ 声 シャメイク・ムーア, ジェイク・ジョンソン, ヘイリー・スタインフェルド, ニコラス・ケイジ,

 

アベンジャーズ・エンドゲーム公開まで一ヶ月を切っているということで、スパイダーマン・バースを観てきた。最近まで、この作品の事は知らなかったけど、観てかなり印象が変わってしまった。スパイダーマンは好きで、実写も何回か観た。ただ、今回のスパイダーマン・バースはアニメ作品としてとても完成していると思った。

 

個人的に好きなのは、パラレルワールドスパイダーマンのキャラが良いという所。中年のピーターや女の子、モノクロ作品の探偵や日本のアニメチックな女の子にブタまで出てくる。キャラとしても立っていたし、スパイダーマン特有の『叔父さんとの別れ』『大いなる力の云々』も一つ一つ説明してくれるから有り難かった。

 

気になった原因として、ネットの感想があって、「ふーん、そんなのやっているんだ」的には思っていた。ただ、何となくマーベル作品を観に行かないとという想いがあったので、映画館に行ったのだけど、正解だった。アニメチックな内容なんだけど、しっかりとスパイダーマンの本質が根本にあるから面白かった。

スパイダーマンを全く知らない私がスパイダーバースを観て狂った話【ネタバレ有】


アベンジャーズスパイダーマンとは世界が違うけど、色んなスパイダーマンを観れるから楽しかった。それから、ヒロインがとにかく可愛い。主人公が能力に慣れていなくて、結果的にヒロインの髪が半分刈上げになるんだけど、それも可愛かった。どこかキャプテン・マーベルを思わせる雰囲気もあって、先輩スパイダーウーマンが違うなあと一人で納得したり。


でも、一番印象に残ってしまったのが、今年夏公開の『映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のCM。アベンジャーズの結末が分からないのも相まって、時系列が不明だから、結構気になってしまった。フューリーもいるし、どういう世界観なんだろう。スーツも新調されているし、トニーがまた改良したのかなあ?


スパイダーマン・バースはスパイダーマンの知識がなくても、すごく楽しめる。知っていたら、深く考察できるぐらいに思った程度でいいと感じる。ギャグあり、シリアスあり、感動ありと、色んな要素が詰まったスパイダーマンになっている。


感じたことを箇条書きにすると、

が挙げられる。


なんだかんだ、今年のGWはアベンジャーズで盛り上がると思うけど、『スパイダーマン・バース』も面白いよ。

『浅草鬼嫁日記 六 あやかし夫婦は今ひとたび降臨する。 』を読んだ

浅草鬼嫁日記 六 あやかし夫婦は今ひとたび降臨する。 (富士見L文庫)

『浅草鬼嫁日記 六 あやかし夫婦は今ひとたび降臨する。 』を読んだ。シリーズ中で、一番キャラキャラが多く登場する回だと思う。シリーズ当初は、『かくりよの宿飯シリーズ』の方が面白かったが、キャラが多く登場すると面白くなる。『浅草鬼嫁日記 一』の終盤にかつての仲間が出てきた当たりからキャラの魅力が出てきていたが、今作の危機的状況になった時の一体感はなんとも言えない。やっぱり、友麻さんのキャラは、可愛いけど、どこかに怖い部分を持ったところが良い。

読んで思ったのは、『もし、好きな男性・女性が双子だったら?』という疑問を持ったこと。ずっと好きで、付き合っているのに、『いきなり彼氏・彼女と同じような双子が出てきた場合、あなたならどうしますか?』的な謎を問いかけているように感じる。今回の話で完全な決着はつかないけど、そういう本質的な疑問が頭に浮かんでしまった。物語みたいに、前世で魂が二つに割れて、それが生まれ変わりの人間として二人の人間に宿ってしまったいうなら、マンガ・アニメ・小説的に理解できるけど、現実だと双子かなあと思う。

結構本質的な話であって、好きな人が双子で、表面上は違うけど、本質的に同じだったら人間はどうするんだろうなあ。現実だと、双子で性格は違うんだけど、本質的に同じように見えるから悩んでしまうだろう。社会人になると、容姿・経済力・人脈などで比較してしまうけど、本気の恋愛ともなると違ってくる。どちらかを選べと言われても、自分からしたら、本質的に同じだからどちらも欲しくなってしまう。双子だからと言って、物語みたいに一人の人間に合体はできないわけで、何を基準にするかは難しい。僕だったら、「美味しい料理を作ってくれる」「話が面白い」「同じ趣味を持っている」などで判断するけど、本質的に同じ双子だったら、それも同じかもしれない。現実的に言うなら、若いと『容姿・経済力』、年齢を重ねたら『相手の家族・経済力』などで判断すると思う。何にせよ、好きな人が二人いて、本質的に同じ人物だったら、選ぶのはすごくしんどいと思う。完全な正解は、経済力・人脈を持って、二人とも付き合える度胸を持つことなのかもしれない。

サイゼリヤ 美味しいよりもお客目線

自分がおいしいと思う料理よりも、お客さんがおいしいと思う料理を

 

日経のサイゼリヤに関する本を読んだ。
美味しいを目指すよりも、
お客目線で料理を作ることが
大切なんだなあと実感してしまった。


経営の詳しい話は置いておくとして、
お客目線で安く提供するのは、
飲食店のあるべき一つの姿かなあと思う。


ただ、飲食店の競争は激しくて、
安いだけでは中々お客さんは定着しない。
たった一つでも、
そのお店の中核となる料理が必要と思う。


テレビで紹介されるお店って、
そこの部分が突出していて、
見た目や味のインパクトがとにかく大事。


中心あるからこそ、他の料理の活きてくる。
仕事に当てはめると、
一つでいいから何かスキルがあれば
何とかなるということになる。


もちろん幅広いスキルも大事なんだけど、
それってすでに大きな企業にいたり、
影響力のある管理職になった時に活きる。


それなら、一つでもスキルを極めることで、
昇給できたり、転職できる
可能性が上がるので、
しっかり考えた方がいいなあと思う。

サイゼリアヤって、
単なる安いお店かと感じていたけど、
すごく考えられていて、
すごいと感じた。


マネしても成功するのは難しいけど、
かなり印象に残る本だったと思う。
自分が美味しい料理よりも、
お客さんが美味しいと思う料理を
作ることが大事というのが印象的だった。

 

サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ (日経ビジネス人文庫)

 

「なぜ?」 物事を考える基本

「なぜ?」と考えることで物事の本質に近づけるんじゃないか

 

「なぜ?」って何事にも質問することは
大切だと思う。
そう問いかけることで考えることになる。


実は、仕事や日常生活でも
当たり前のようにしていること。


なぜ今日は野菜が安いのか、
この書類はなぜ必要なのかみたいに
考える。


ビジネス書なんかだと、
なぜ?×5をして、
いかに本質に近づけるか?
みたいな思考法が紹介されていた。


仕事にも活かせるし、
なぜ?って物事を考える基本だと思う。


物理学なんかだと、
自然現象へのアプローチの基本だし、
もっと言うと
人間の思考法の基本になっている。


今でもゲームが好きだけど、
ゲームで迷った時には、
色々考えて攻略法を自分なりに作っている。
その中でなぜ?というのは何回も考えるし、
別段不思議なことでもない。


ただ、これがお金に直結すると考えると
結構しんどい。仕事で結果出そうとしても、
なぜ?を何万回も思考して、
その中に1回使えるかどうかになる。


昇給に繋がるか予測はつかないし、
中々ストレスが溜まる。


本を見ていると、
なぜ?を使って成功しよう!的なこと
が書かれていることがあるけど、
一部の職種・職位の人だけなんじゃないか
と勘ぐったりしてしまう。


長期的に見て、
お金は増えるような気はするけど、
短期的には難しい。
なぜ?を繰り返して、
数ヶ月で年収10倍アップとか
マグレか夢でしかないように思う。