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高校野球のヘッドスライディング考察 勝利よりも美意識と集団意識?

honeysuckle.hatenablog.jp

このエントリーを見て、私もヘッドスライディングの不可解さを思い浮かべました。普通に見たら、駆け抜ける方が早い。ヘッドスライディング地面に体がついた瞬間から摩擦力によって減速しますが、駆け抜けるなら、抵抗はいうほどでもないですから、絶対に走りきった方が早い。

 

では、なぜヘッドスライディングをするのか。

 

「美意識」ではないかと。

日本だと、死ぬ時には美しく。江戸時代では、切腹があり、その作法はとても厳格です。日本の美意識は死ぬとき、滅びる時には、かっこ良くありたいというもの。

負けるなら仕方がないが、やられるならかっこ良く負けよう。そういう心理が高校球児にあるんだと思います。甲子園に出れるぐらいなんですから、普通の野球部の何倍もの練習をしています。そう考えると、ヘッドスライディングと走り抜けるのと、どちらが早いかは十分知っているはずなんです。

 

そこで、美意識が出来てきます。

負けるなら美しく負けたい。それが頭の中にあるから頭から突っ込む。ある意味潔いですが、勝利の確率を減らす行為。そんなことをしていたら、負けるに決まっている。

とにかくかっこ良くいたいというのが、高校球児の考えなのかなと思います。

 

日本人の男ってそういう風に育てられるじゃないですか。負けたとしても男らしく。どんな戦いでも潔く、汚いマネをするな。江戸時代の武士の教訓がちょっとだけですが、今も生きています。

 

後は、集団意識ですね。みんながヘッドスライディングしているから、僕たちもやろう的な、そういう意識。

みんなと違うことをすることを極端に恐れる(私もですが)民族なんで、普通に駆け抜けること事態、ありえないことになっているんでしょう。

さらに、普通に駆け抜ける行為は、視聴者にとっても「潔くない」と映るでしょうし、なんとも難しい問題です。全国ネットで放送されているみたいで、視聴率も高い。

恐ろしい考えだと思いますが、日本人ならそう考えるかなあと。

 

別にすべての高校生が負ける時にヘッドスライディングするなとは言いませんが、あまりに多いので、子供の頃から少し変だなあと思っていました。確か、世界の盗塁王福本豊さんが、ヘッドスライディングだけは絶対にするなと言っていたのが思い出されます。

怪我の可能性が高いですし、走った方が絶対に早い。ファーストに走るなら、走り抜けた方がいいですよ。

 

まあ、二塁とか、三塁、本塁突入はヘッドスライディングも意味はあります。走り抜けたらアウトになりますから、止まるためのブレーキ代わりになります。しかし、一塁に走るなら、ヘッドスライディングは意味ない!

勝つ気があるなら、走り抜けろ!!というのが私の意見。