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2015年に読んだオススメのミステリとは?新しい作家さんを見つける楽しい!

読書の秋が通り過ぎて、今は読書の冬になりますね。秋の夜長と言いますが、年末は時間が取れることが多いので、読書をするのにも最適。時間を見つけて読書もいいものです。

私はミステリが好きなのですが、最近は単純なミステリではなくて、色んな分野の中の謎を解き明かすという部分がフューチャーされていて、2時間サスペンスのような展開は珍しくなったなあと。今日は本について語っていきます。

 

我孫子武丸『殺戮に至る病』

主人公が殺人犯か?人1人にスポットを当てて描写する系は好き。猟奇殺人犯の行動と魂に焦点を当てたものってあまりないんじゃないでしょうか。  ブコメに「薄くて安いから本屋行って文庫買って一気に読もう。ネット検索は必ず(必ず!)読後に」とあります。

 

年内に読もうとしてるミステリ、残りあと21/43冊 - 読書系フリーターの日常

 結構グロいというのは納得。私が読んだのはかなり前で、文庫になった直後かな?TSUTAYAで買ったと思うんですけど、かなり珍しい部類のミステリ。

再婚がキーワードの一つで、悲しい事件もあったりと怖いです。叙述トリックで、誰が犯人かがわからないのも怖かった。最後のどんでん返しは見事ですけど、あまりいい印象がない小説。いや、単に怖いだけで、ミステリとしては良いのかも。我孫子さんの印象が変わった本です。

 

近藤史恵『サクリファイス』

青春自転車小説と聞いたときに、真っ先に弱虫ペダルを思い出したよね。  自転車とかロードレースとか全然興味がなくて敬遠していたのだけど、自然に内容にルールなども織り込まれていて、  面白すぎて一気読みしてしまうらしい。です。そういう評価がけっこうある。

年内に読もうとしてるミステリ、残りあと21/43冊 - 読書系フリーターの日常

 近藤さんは短編で初めて知った作家さん。自転車競技の描写が臨場感があって楽しく読めます。主人公の白石君も色んな葛藤があって主人公していました。ただ、美人の幼馴染みの印象が良くなくて、何かまわりに踊らされている人間で、白石君を追いつめるというのは読んでいて少し不快でした。まあ、浮気みたいなことしていましたし。

競技自体はすごく面白い。私はStory Sellerの短編から入ったので、その登場キャラが出てきてワクワクしましたけど。続編のエデンの方が面白いと思ったのは内緒です。本場ヨーロッパの話なので、もっともっと臨場感があって好きでした。白石君の見せ場も多いですから。

 

京極夏彦

作家推しされています。面白いことは間違いなさそう。

「初心者におすすめ」と書かれていましたが、本当なのでしょうか?

あまりに有名でたくさんレビューもされているでしょうから、私がにわか調べで書くまでもなく。

しかし気になったのが、『魍魎』と『姑獲鳥』は、入ったほうを好きになって、もう片方はそこまででもなくなる、というレビュー。

年内に読もうとしてるミステリ、残りあと21/43冊 - 読書系フリーターの日常

 京極さんの小説は長いのが特徴。長いですけど、特に前半の部分が後半に繋がることがあるのですごく印象深い。姑獲鳥の夏は確か、量子力学の話が前半に出てきたりしたように思いますけど、それが最後に繋がっているんです。

姑獲鳥は最後が良くて、読了感というか、これが京極かあという世界観を存分に味わえます。個人的には、魍魎の匣が好きです。結構怖くて、序盤から中盤で出てくるあるささやきがとっても怖い、そんな小説。

小説にしたら、めちゃくちゃ長い。魍魎の匣以降はさらに長くなりますし。面白いからいいですけど、長い割に時間を忘れて読める本です。

 

雑感

私が思うに、本を何冊読もうって思わない方がいいかなあと。目標が高すぎると、動けなくなって、何も読めなくなるんで。勉強や仕事でも、ハードルが高すぎると嫌になりますから。

資格試験に合格した人の話だと、自分のできることを目標にしないと、途中で挫折するそうです。だから、一年に何冊とか決めないで、適当に本屋やネットで本を見つけて買うのがいいかなあと。

まあ、はっきり言うと、本屋で平積みされている本や、ネットでランキングトップ10に入る本を何冊か読むだけで楽しめますよ。小説家や編集者、評論家になるなら話は別ですけど、本を楽しむ!って意味では冊数は関係ないですからね。

自分の好きな作家さんを見つけて、それプラス今まで読んだことのない作家さんをチョイスするのがベストだと思います。外れ作家を引いたらどうする!!って声もあると思うんですけど、それが嫌な場合はブックオフやアマゾンのマーケットプレイスで安く買えばいいじゃないかと。

私も何回かブックオフの100円小説を買ったことがありますけど、気軽に買えて便利だと思います。そこから自分が好きな本を見つけていくのも本を読む楽しさですし。

ただ、本を買いすぎると、本棚がいっぱいになって、どうするのかが問題になってはきますが。私は小説は前で大量にブックオフに送ったので、今はあまりないですけど。東野圭吾さんの本を片っ端から買って、当時出ていた東野さんのほぼコンプリートしたのはいい思い出です。本って楽しいから読むものなんで、ガチガチになって読むよりは、リラックスして読むのが一番ですよ。