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娯楽の読書と読書力って何だろうか?

shirousagi.hatenablog.jp

□娯楽の読書って悪いこと?

ちょっと面白いエントリがあったので、ご紹介を!文庫本と新書について書かれている部分があって私も納得しました。確かに、文庫本や新書は色んな知識を得られるからいんですよね。岩波とかすごい量と質があって読み応えがあります。ただ、向上心がある人には読めますけど、そうでない人には難しいかなと。

 

向上心があるといいましたけど、今は働いて生きるのがやっと、もしくは安定しているので無理をしたくないって人もいます。特に後者は、安定していて本なんか読まないで家族でゆっくり暮らしたいって思うこともあるはず。サラリーマンとかビジネス書を読んでいる人がかなりいますけど、あれはまた別ですし、教養とは言い難い。

 

今の世の中はハウツー本や自己啓発本、小説が売れています。なんというか、教養を高めて自己形成して社会に貢献したい!って人はすごく少なくなっています。難しいですし、量もありますからね。会社の社長とか成功者はかなりの数の本を読んで教養を高めたといいますけど、産業革命あたりのヨーロッパのように、本を読む余裕のある人と、労働で精一杯でまったく余裕のない人の二極化が進んでいるように思います。

 

私は理系で、今更ながら文庫を読み出しています。哲学メインで読んでいて、「ニコマコス論理学」「国家」「存在と時間」などをせっせと読んでいる状況。学生の時には、数学と物理の専門書、ブルーバックス、理科系の新書などを研究のために読みまくっていましたけど、文庫とは中々縁がなかったです。文庫読むなら数学や物理の本を読んだ方が面白かったですし、研究に役立ったので。それと野球関連から。野村克也さんの本を多く読みましたし、新書になっているプロ野球選手の本を読みました。

 

私は思うに、将来に仕事に繋がるとか思わずに、読みたい時に読めばいいと思います。文庫も時期が来たら読むでしょうし、読まない人は一生読まない。別にそれで人生楽しかったいいですし、その人次第だと思います。娯楽の読書もストレス発散の意味合いが強い。娯楽の読書=読書力とはいいにくのはわかりますけど、自分に合っている本を読めばいいんじゃないかと。

 

そう考えると、研究者や会社の幹部クラスは難しい本を読む機会があるんじゃないかと。教養を高めないと戦えませんし、先人達の知恵が詰まっているわけなんで。アメリカでは読書法なるものが大学で学べるらしいですが、あれも将来の仕事に向けての特訓なわけで、教養を高める難しい本を読むというのは、環境がないと読めないのかなと。大学に行くなどして、知性のある人がまわりにいたり、そうでなくても憧れる人がいないと文庫本などは手に取らないと思います。

 

私は小説が好きですし、別に娯楽の読書は否定しませんけど、やっぱり環境の違いは大きいと思います。知り合いの大学教授の息子さんは高校の時から著名な大学レベルの物理の専門書を読んでいましたし、文庫本も家にあったので勝手に読んでいたらしいです。読書って今も昔もまわりの環境で左右されるんじゃないかと。

 

要は自分に合った、環境に合った本を読めばいんじゃないかと思いますね。