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統計は科学なのか?

shirousagi.hatenablog.jp

□統計

統計という言葉で思い出しましたけど、これって科学なようで科学ではない。ちなみに統計力学という学問がありますけど、こちらは立派な学問になっています。元々はマクロな熱力学をミクロな視点で見るために発展してきた学問体系で、古典力学量子力学でも説明されます。統計とは少し違って、ちゃんとした学問なんですよ。

統計は嘘をつくといいますけど、情報操作しやすいのも統計の一人のメリットでもありデメリット。国や大企業が調整して、いかにもというようなデータを出してきます。クスリの効き目って、きちんとした理論の元に作られてはいますけど、実際は実験で確認します。その時に、統計をとって100人中40人に効果があったとか、80人が良くなったとか、そういうデータを出してくるんです。でも、実際にはわからないですよね。実際にはほとんど効き目がなくても、効き目があったと言う事もできますし、信用はできない。

統計が科学と誤解されるのは、データがあるからでしょう。見た目はしっかりまとめられたデータなので、一般人は騙されますし。クスリの話題だと、どの成分がどの部位に作用して、病気が治るか、ってなことは実際にはほとんど分かっていない。もちろん理論はありますけど、人によって状況が違うので、そのクスリが人体に及ぼすメカニズムは分かっていません。そこで登場するのは統計。100人中40人に効果があったとか聞いたら、確率的に半分ぐらい効くのかあと感じます。なんというか、分かりやすさが統計のポイントなんでしょうね。

そんなわけで、統計は論理的に、理論を固めて、そのメカニズムを追うことができない分野には強い。まあ、それは学問というよりも実学に近いですけど。私は統計という言葉は好きですけど、見る人が見ないと絶対にわからないデータになっていますから。わからないけど、何回も実験したら何となく傾向が見えてきた。それが統計なのかなあと。実験屋には最適なのかもしれない。