会社の退職金は重要かも?
チルドさんの散るろぐで退職金についてのエントリが上がっていました。これは割と納得できますけど、若い人とそうでない人で変わってくると思いますね。
若い人、20代前半までの人は、3年間働くと大企業に就職するチャンスが生まれますし、若いうちに会社を辞めても退職金の良い所に就職できそうな気がします。
特に理系は即戦力というか、そもそも専門職なので、転職前提の場合もありますから。機電系の学部や学科を卒業すると、かなり幅広い就職活動ができます。
問題なのは、30代以降の方。転職しようとしても、よほどのスキルがないと大企業に転職できないです。医者などの自分のスキルで生きて行ける人達はいいのですが、ほとんどの人がそうではないですよ。
やっぱり若いのって最高の武器だと思います。25歳までなら、転職活動しても色んな会社の合格を勝ち取ることができますし。
退職金は確かに高額ですけど、転職する人は、多くはもらえないと覚悟した方がいいと思います。
多額の退職金=新卒で大企業に入った人がもらえる高額のボーナスみたいなもの。
高度経済成長の頃はこれで良かったんですよね。定年まで働いてもらうことが重要でしたから。でも、今は有能な人はどんどん転職する世の中。
昔だったら企業して年収数億円とか夢でしたけど、ホリエモンなど、成功者が出てきているので、その効果は多少薄まっています。
けど、安定を求めたい人にとっては最高のご褒美。長年のストレスと引き換えに数千万円のお金がもらえるわけですから。
そもそも多額の退職金をもらえること自体が難しい時代になっていますよ。大企業に入れる人は学歴が高い人でないと厳しいので。
そうなると、自然と公務員に目がいくわけで、時代の流れって恐ろしいです。
聞いた話によると、30年以上前までは、公務員は就職出来ない無能がいく所らしかったですよ。官僚は別ですけど、特に都会では負け組らしかったです。
当時は、バブルでもあり、大企業も数多くの子会社を設立させて、多額の給料を与えていたそうですから、そりゃそうですね。
残業して、月に100万円の給料もザラだったとか。残業してお金をどんどん稼ごうぜっていう時代だったんですね。そう考えると、その状況を知らない若者が公務員になるのは必然かなと。
よっぽどのことをしないと首にならないし、安定の公務員が今の時代は一番強い。
二極化が進んで、起業で成功、大企業で出世、官僚・政治家になる、自営業で成功、などお金を稼げる人は限られてきています。
安定を求めて公務員になるのは時代の流れだと思うんですよね。