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懐かしい容疑者xの献身についてのエントリ 容疑者xは本格ミステリか?

d.hatena.ne.j

 

懐かしい「容疑者Xの献身」の話。当時のミステリ論争を切り出して紹介しています。2014年の記事ですけど、きっちり話の流れが書かれてあって、こういうことがあったんだなあと思ったりしています。

 

正直な話、読書を置いてけぼりな論調なんで、私はこの論争は好きではないです。

 

 

エントリの魅力

 

当時の容疑者xの献身についてのミステリ界重鎮達の論争のことが詳細に書かれています。二階堂黎人さんがきっかけで、笠井潔さんなどが論争し、最後にはこの二人が互いの意見の相違から論争するという意味不明なことにもなっています。

 

ミステリ界に残した大きな事件を詳細かつわかりやすい文章で書かれてあり、ちょっと長いですけど、最後まで読みやすい記事になっているんですよ。割とライトに書かれていますけど、内容は深い。

 

ただ、専門用語がたくさん出てくるので、ミステリマニアじゃないと知らない作家ばかり。有名は有名ですけど、ミステリが好きでないと知らない人が多いんじゃないかなあと。

 

 

読んだ後に感じたこと

 

この問題は本当に意味不明。小説って娯楽じゃないですか。確かに専門家はいますけど、学問ではないと思います。あくまで読者前提のストーリーで、作家の独りよがりではないわけで。ミステリの定義も曖昧で、本格ミステリって何それ?ってのが私の意見です。

 

私は小説が好きですけど、娯楽以上にはなっていけないと思う。それは評論の世界になってしまって、小説とはかけ離れてしまうから。あくまでエンターテイメント。小説について語るのはいいですけど、小説の定義から反しているって何それ?

 

続いて、『ミステリ・マガジン』06年3月号が「話題作を通じて第三の波の今後を問う 現代本格の行方」という誌上討論を企画、二階堂と笠井潔の論評を載せた。笠井はまず『X』について、難易度は低いが「一応のところ本格探偵小説」であると評した。

 

という箇所があるんですけど、難易度って何ですか?今のミステリはクイズか何かになっているんですかね?私の考えは探偵小説で犯人当ては好きじゃない。その人物のバックグラウンドに何があるのか、どういう動機なのか、なぜ今の世の中でこんな事件が起こるか、などを考えるので、誰が犯人ということに興味はあまりないです。

 

あくまで、犯人が探偵に追いつめられる過程が楽しみであって、それ以上はない。数学や物理みたいに論理的ではありますけど、伏線も曖昧なものが多くて、トリックも現実的ではないものがほとんど。まあ、実際に医学とか物理とか駆使すると、全然面白くなくなります。

 

小説というのは文学的側面が強いので、如何に読書の心を打つか、感動させるかが大切だと私は思いますね。私は理系なので、文系の方から見たらきっと違う答えなんでしょうけど、ミステリってそういうものではないですか?

 

意味不明な討論するよりも、如何に読者の感情を揺さぶる作品を書くのが一番大切なことだと私は思います。