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ニコマコス倫理学を読んで思っていること 哲学ってなんだろう?

最近、読書関係の記事を更新していますけど、ちょっと専門的なことも書こうかなと思いました。ブログって自分の考えを書けるのが最大の魅力であるので、それを最大限に活かそうと思った次第。

最近というか、前から読んでいる「ニコマコス倫理学

 

ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)

ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)

 

 

正直、初心者は手を出すべきじゃないですね。私も初心者なのですが、

「まったく意味がわからない」

長年、工学系で物理関係の研究をしていたのですけど、まったく意味不明でした。最高善って何?徳?アリストテレスってどんな人だったの?と、哲学の人から見たら

「頭悪いなあ〜、基礎も知らないの?消えれば?」

とか言われそうです。実際に意味不明な箇所が多すぎていまだに飲み込めない事実。身近な例から調べて考えるのが一番だと思いつつも、本当に手強い。

大学では数値計算で、偏微分方程式とか解いてきたのですけど、数式とは違った論理展開の仕方なんで大いに困惑しています。とは言っても、内容を整理したりして自分の中に取り込むのは楽しいですけど。数学よりも物理が好きだったのが仇になったかなあ?どうしても、具体的な例で考えてしまう。数式なら妄想できますけど、抽象的な言葉遣いをされると頭が混乱してきます。

 

しかしですね、哲学ってそういうもんじゃないかと。

「自分であれこれ真剣に考える」

のが哲学なはず。あれこれ間違っていてもいいじゃない!と開き直るのも一つの手。ある意味で、自然科学のように厳密な解はない分、簡単でもありますけど、難しい。元々、哲学は自然科学をも含んでいたので、自然科学を研究してきた私も理解する資格はあると思うのですけど。

就職する前に、学生にうちに読んどけと言われそうですけど、哲学とかまったく興味なかったので仕方がない。自分にできることをするしかないですよね。

 

一つ思ったのが、

「階級社会前提なので、今に応用するのは難しい」

ってこと。今の日本も階級社会みたいなものですけど、人間の持っている善を実践するにはかなり難しい。お金を稼ぐので精一杯という意見もあるぐらい、日本は格差が進んでいる。その中で「善」の活動をするには、根性か安定かのどちらかが必要。お金がなくても根性生きれる人と、お金の心配がないぐらい安定に過ごせる人。私も含めて、大抵の日本人はその中で揺れ動くことになりそう。

また一つ、哲学できそうなことが増えてしまった……