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読書とスマホについて考えた 楽して面白い方に行くのが流れ

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有川さんのインタビューを読んで色々思う事が。新刊本が売れないとのこと。しかし、今のご時世では小説を読まない人が多いですよ。スマホと比べれて簡単で、無料から入れませんから。1600円程度する本を、自分の好きな作家以外で買う気は中々起こらないです。いくら作家がピンチと言っても、中々それに同意はできない。だって、私達もそんなにバンバン本は買えませんから。10冊買うと、16000円と洋服や美味しいご飯が食べれます。特にお小遣いシステムのサラリーマンには辛い。

 

実際に、新刊本がここまで売れなくなったのはスマホの影響があるでしょう。スマホの特にゲームは「無料」でかなり遊べます。無課金プレイが前提のゲームが多いですし。そして、面白ければ課金する。ある意味でビジネスの王道で、デパ地下の試食コーナーみたいに、価値があれば買うといった流れ。面白いからお金を払う。ある意味で当然です。しかし、小説はそうではない。「全部を読んで初めて分かる」のが小説の醍醐味であり面白さ。ネットが普及する前はそれでも良かったのですが、スピード社会になってからは、面白いのが担保されていないと、中々読まれにくいです。

 

人気作家はいいですけど、マイナー作家は新刊本の売上がすべて。文庫されるかの判断も売上で決まります。昔は、人気作家によって売れた資金を使って、出版社は若手を育てていました。東野圭吾さんのエッセイなどにも書かれていましたけど、少し前まではそれが当たり前。しかし、今は中古本に売上が流れています。

 

d.hatena.ne.jp

 

ちきりんさんの記事を見るとわかるのですけど、ブックオフの販売冊数が増えてきています。中古本だと作家にお金は入らないので、マイナーな作家ほど苦しくなる仕組みなんですよ。これは仕方がない。本を読む人が増えても、バブルの頃のようにお金を持っている人は少なくなりましたし、小説に1600円は高い。これがビジネス書だと変化して、実際に仕事に使えるので、買う人は多いですし。

 

読書はお金を払って初めて楽しめる、スマホのゲームは無料でそこそこ楽しめる。この違いでしょう。10代がスマホにハマる理由もわかります。そこには、「日常に密接している」という簡単な真理がありますし。身近にあるスマホだからいつでもどこでも楽しめる。しかも、自分の好きな物だけ楽しめればいい。読書は大切ですけど、能動的に行動しないと読めないですし、そこはスマホとは決定的に違う所。なんか悲しいですけど、そういう時代なのかなあと。