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理系から見た読書の方法とは? 料理のレシピのように読む理系専門書

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読書をしない若者が増えてなんとやら。azanaeruさんとけいろーさんの記事を見て思ったことがあります。読書をしなくなったのは、ネットでの情報が増えたからということ。それはそうですけど、読書って娯楽と仕事、教養と分かれるとおもうのですけど、読書量が減ったというのは、それだけ読書しなくても何とかなるということなんでしょうね。特に文系の学問、私も教養で哲学や心理学を学びましたけど、本がなくて自分の考えをそれなりにまとめるだけで単位は出ます。それこそ本を読んで思ったことを書けばなんとかなる。もちろん東大とか京大の哲学や心理学の専門科目ではそうはいかないと思いますけど、全学科共通の教養ならそれでもいけます。

 

読書から得れるのは著者の知識と考え方、文章の展開方法、それに語彙など多種に渡りますけど、普通に過ごしている場合はネットに書かれてある文章を頭にコピペして、独自の解釈で書けば何とかなる。最終的には、「まとめられたものをストックしておく」だけで大丈夫という社会。もちろん読書している人はいます。きっちり読書ノートをとって本の内容を頭やノートの中に残しておくのが一番です。その意味で、読書というのはまだまだ意味があるものだと思いますよ。ただし、私が理系出身なので理系から見ると、大学生の読書量が減るのは文系科目では仕方ないことだと思います。

 

理系では、専門書はすごく大事になります。「単位を取るため」には読書が欠かせない。というのも、授業の場合、レポートやテストがあるんですけどほとんどの場合が、数学的、物理的な問題。微分方程式やベクトル解析、複素解析の問題、剛体・連続体の問題、熱的な問題など受験数学・物理よりも高いレベルの問題が出てきます。それを解くには専門書が欠かせないですし、受験科目のように懇切丁寧な本はないです。それほど解答だけしか書かれていない本もあったりするので、問題を解くにはどのような知識が必要かを調べて、そこから沢山の本を読んで行きます。要は、問題があってそこに対するアプローチのほとんどが読書ということになるんで。

 

実際に、ネットの知識はあまり当てになりません。基本は書いていますけど問題の解答は載っていなくて、途中の数式展開が省略されているものがほとんど。本質はその過程であり考え方であるので、そんなすっとぱした情報には意味はない。私も経験がありますけど、ネットの知識で使えるものはありますけど、ほとんどが前提知識を必要をしたものなので使えないことがほとんどでした。結局は図書館や本屋に行って本を探すことになります。

 

数学とか物理って「読書ノート」がすごく大事になります。なにせ数式展開の前に知識を整理する必要がありますし、それこそ問題を解き続けてまとめるノートですら価値があるようになるんで。けいろーさんの 『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる言語学』のメモの部分は理系の方にも参考になります。こういうノートも作ったことがありますし。しっかりと要点をまとめるのが理系の第一歩。意味不明な文章を自分にわかりやすいくしていくのが大切なんですよ。

 

後、理系の専門書に書かれた演習問題は、「料理のレシピ」のように解きます。これは教えてくれた教授の口癖で、数学や物理などは料理のレシピのように、手順があってそれに沿って解いて行く。一般の人は数学や物理がまるで魔法のように思っている人がいますけど、研究の初期段階、学部時代には猛烈に基礎問題・応用問題を取りまくります。その料理のレシピに沿うことで自分に知識が溜まっていく。料理でも、料理下手の人はまずアレンジのチャレンジしますけど、最初は基礎としてレシピ通りにすることで。それは本でもお母さんのマネでもいい。その料理のレシピとは基礎のこと。読書はその基礎を作っていくものとして非常に大切なことなんです。

 

理系の場合の読書法の流れとしては、

知識の獲得⇒演習問題を解く⇒新しい知識の獲得⇒演習問題を解く⇒以下ループ……

ってな具合。一般の読書も同じで、本の内容を理解して、それを自分の生活に活かすこと。別にお金とか関係なくて自分が良いなと思ったことはチャレンジしてみればいい。読書の価値は得た知識をたたき台にして、実生活で活かす事。それが一番大切なことなんだと私は思います。社会には解答のない問題だらけですけど、解答のある問題を基礎にして、それを応用していくのがいいんじゃないかと。東大の柳川さんの本とか勉強について書かれていますけど、読書法にも繋がることが書かれたあったので良いかなあと思います。

 

東大教授が教える独学勉強法

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