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名探偵コナンの最新映画がヒットしているわけとは? 大人世代は黒の組織との対決が見たい

 

 

名探偵コナンの最新劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」が4月16~17日の映画ランキングでは堂々の1位を獲得して、さすがの強さを見せつけました。興行収入は約13億円と非常に高く、子供から大人に人気のあるアニメ映画となっています。なぜここまで今作がヒットしているのか?

 

コナンは毎年映画があり安定している

子供向けの映画としては非常に人気が高い作品となっています。何しろ今作がシリーズ20作目ですから、毎年のように映画が作られています。子供向けとはいえ、大人からしたら子供が泣かないし、暇潰しができて、喜ぶ映画なので非常に使い勝手が良い。そりゃテレビで毎週放送して、原作もあり、さらに映画もある。3拍子揃った最強の作品。

これだけ安定して人気があると、制作側も悩みはせよ、王道のストーリーは作りやすい。コナン、新一、蘭を軸に話を作るのが基本で、少年探偵団や怪盗キッドなども織り交ぜれば飽きがこない映画が出来上がります。

ただ、今回の「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」は久しぶりというか、ほぼ初めてに近い黒の組織オンリーの作品になっています。これはある意味禁じ手で、最強のコナンのライバル登場ということになるので、映画もシリアスがほとんど。これまでは一風変わった作品になっていますけど、ターゲットをもう少し広くしようとした結果でしょう。

 

昔から見ている子供が大人になった黒の組織にワクワクしている

 

 

コナンの第1話は黒の組織との因縁から始まります。新一がコナンになったきっかけの回。1996年から放送されていて、その記念すべき1話ですでに組織との因縁が出来ています。当時の子供はワクワクしてテレビを見ていたでしょうし、そのワクワク感が今の20代から30代を映画館に向かわせる動機となっているんでしょう。

今回の映画の特徴は、黒の組織がメインで出てくる所。テレビでも黒の組織特集で放送が行われましたし、力が入れようが違います。コナンの探偵としてのライバルの一人の服部平次が出てきたとしても、同じようにはいかなかったはず。黒の組織のシリアスさ、冷酷さはいつものコナンには無い要素。それが今回の映画のポイントの一つ。

普通のコナン映画なら、子供の横で見ているだけでしたけど、その大人が小さい頃に見た黒の組織との対決が見れるということで、大人もターゲットにしているのが今回の映画の特徴です。黒の組織はフルメンバーですし、アクションも普通とは違って組織の力で重火器を使いまくります。シリアス満載でだからこそ大人も楽しめる。

 

黒の組織との対決には、独特の緊張感がある

子供からしたら今回の映画は、コナンが戦っていてカッコいいと映るでしょうけど、大人からしたら緊張のあるバトルが見れます。別にお子さんがいる方だけではなくて、黒の組織との対決だから観に行く人も多かったはず。だからこそ、過去最高の初日動員・興収を記録した。黒の組織相手ではなくて、どこどこの場所でこんなゲスト声優のキャラが出るという映画ではここまでヒットはしなかった。

20代から30代の独身の方にとっては、コナンは過去の作品となっていますけど、それでも黒の組織と聞くとちょっと気になったりするはず。コナンを小さい頃に見ていたけど。黒の組織と映画で戦うのかあというイメージはやっぱり強くなりますから。

それだけ、組織というのはインパクトがあります。日常で殺人事件がバンバン起きているコナン世界ですけど、本気のプロ集団で世界中で暗躍する組織が相手になるのでまったく世界観が違ってきます。金田一耕助の世界観に009のスパイがいるような感じでしょうか。それが全然ミックスしていないんですけど、恐怖感とシリアス感がある。うまく世界観だなあと思いますね。

 

 

今回の劇場版はシリーズ20作品目ということで節目の映画になっています。ただ、私的には早く決着はつけてほしい。今は黒の組織=スパイだらけの集団になっていますし、だんだんギャグみたいになっていっています。日本の公安、FBI、CIAと黒の組織の中はスパイ天国。

現実味もないですし、昔は何をやっているかわからない、それこそ闇の集団だったのがネットで笑いの種になるぐらいになってしまいました。もっとシリアス感は出してほしい。今回の映画みたいにシリアス+シリアスなコナンが一ヶ月ぐらいあってもいいはず。

最終的にコナンは新一も戻ってしまって、一応の終わり。テレビでは新一の戻る前の話をするか、実際には副作用で新一に戻れる時間が限られるとかそういう方向でテレビは作ってほしいなと。いい加減に黒の組織との決着を見たいと思います。