人生のおつまみ

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数学って枝葉が多いけど文学や哲学も同じように思う シンプルなことを伸ばしまくる世界なのかなあ

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ちょっと見てみたら数学についてのダイアリーがあったのでご紹介。数学について詳しく書かれていますけど、興味がないと意味不明ですね。でも、ちょっとした一文が引っ掛かって思うことがありました。

多くの数学書 は、メインディッシュに対する最短経路で書かれているわけではなく、余計なことがいろいろ書いてある。もちろん著者は、「それが重要である」ないし「知っ ていたほうが良い」という親心から導入しているのだろう。でも、その「刺身のつま」のせいで、たいていの読者が理解の辛さから脱落することになってしまう ことに著者は気を遣うべきだと思う。だから、ぼくはいつからか、そういう「刺身のつま」を箸でよけて読むようになった。

 余計なことが書かれてあるってわかります。私も大学・大学院時代に数学を勉強しましたし、特に関数解析とか多様体とかかなり苦戦しました。なんとか単位は取れたけど、今はかなり忘れています(汗) 流体力学とか統計力学とか解析力学とかは割と憶えているのに苦手な分野だとキツいなあと。多様体の本の微分形式は解析力学と繋がりがあったのでなんとか理解できましたけど。

まあ、外国語の話はここまでで(苦笑)、数学と文学や哲学って結構繋がっていると思います。とにかく前置きが多い!一文でわかることを100ページぐらいを使って解説しています。外国だと長文こそインテリの証拠で、日本のようにシンプルな文章は知能が低いと思われるそうな。俳句とか短歌とか日本人は好きで、ツイッターが日本で流行る理由はそこに一因があると思います。

数学は難しいですけど、あれは数式という客観的な言語で会話するということなんで、それを理解するのが困難。前提知識が山のように必要になりますから。だから、哲学とかいいんじゃないですか?別に哲学が劣っているわけではなくて、日本語に翻訳されているものが多いのでそこを勉強して、勉強していく。人生ってシンプルな言葉で語ることもできますけど、やっぱり多くの言葉を使った表現したいじゃないですか。だから日本語で物事を考える時に哲学とかオススメです。別に数学とか物理でもいいですけど。

最後に、大学時代の友人に聞いたことですけど、「1+1=2」を証明するにはレポート用紙が大量に必要になるそうです。シンプルなことほど伝えるのが難しい。シンプルなことは伸ばしまくらないと伝わらないのかなあと思います。