Naotoのブログ解析

色んなブログやニュースを見て自分の意見を言う

本をまったく読まないで高学歴・高収入になろうという幻想

topisyu.hatenablog.com

本を読むって大事だと思います。それは語彙力とか内容を理解する力に代表されますけど、本は知的遊戯とも言えるので沢山読むか、難しい本を理解しようと試みるだけで頭を使えるようになります。上記の記事の中ではアメリカの読み聞かせについての研究や子供の頃の読み聞かせをした場合どうなるか、さらに図書館についての記述もあったりして、本を読む人、読まない人について書かれています。斗比主閲子さんの元夫さんとの生活の話を見て行くと、やっぱり親が本を読まないと子供は中々勉強しないなという印象を持ちました。

 

大人が本を読めば子供は高学歴になれる

まあ、少し良いすぎですけど、家庭に本棚があるとないとでは学歴に差は出やすいと思います。私も学生時代に話を友達と話していても結構本を読んでいましたから。小説だけではなくて、百科事典とかも含みます。何かしら本が近くにあれば知的好奇心がくすぐられますし、勉学に興味が持てるようになります。

後輩に一人いましたけど、英語も一度聞いただけで理解できて、勉強もできるスーパーマンみたいな大学生がいました。その子は、高校生からファインマン物理学を読んでいて、物理がすごく出来たそうです。ファインマン物理学は高校生でも頑張れば読めますけど、基本的には大学生レベルの内容なので、割と難しいです。それを高校生から読んでいる。親も世間で言う所の高学歴・高収入だったので、やはり学歴に親の年収は関係がある。もちろん例外はありますけど、東大生の親の平均年収が1000万円ですからね。私が思うに、高収入だから余裕があり、さらに飛躍しようと本を読む。それを見て子供が育つので、親と同じことをしようとして高学歴になったりする。それが多いと思います。まあ、ファインマン物理学が出てきましたけど、ファインマンさんは実在していて、親は普通の職業。ただ、父親が科学者にしたいらしくて英才教育をしたそうですから、結局の所、子供の成功は親次第という側面は否めません。

 

漫画を読んで首になる人?

まずはこの記事をご紹介。

netgeek.bizなんか日本を象徴していますよね。昔の投書らしいですが、完全におかしい。いくらなんでも首に出来るのかという問題もありますけど、漫画を読んでいたぐらいでこれはひどい。ただ、世間の評価はそうなっています。もちろん、漫画を読んで首なんて、普通の企業では許されない。漫画を読んでいる人=アホな人という構図になっています。別にいいとは思いますけど、確かに電車の中で大っぴらに漫画雑誌を読んでいる人を見ると少し悲しくなるのは確か。世間は辛い。

 

小説では頭は良くならない?

私は小説が大好きです。東野圭吾さんや伊坂幸太郎さんが好きなんですよ。でも、小説だけを読んでも、綺麗な文章は書けないですし、頭が良くなりにくいと思います。要は、小説って「常識」だけで読めてしまうから。前提知識が何もいらないじゃないですか。哲学を一通り学習しないとわからないとか、数式出まくりで結局犯人も数式を解かないとわからないなどなど。頭を使わずに読めてしまうのがある意味で小説。それは仕方がない。娯楽優先ですから。娯楽だからこそ小説は成り立っていて、売れている。これが専門書になるとまったく売れないでしょうし、資本主義の時代、商業主義の時代では、小説もただのコンテンツの一つ。そこから何かを得ようとか、人生を変えようとか思う人は少ないと思います。別に好きなら好きでいいですけど、小説だけを読んで高収入になれるかは別問題だと思うので。

 

お金をかけずにいい大学に入れるわけない!

最近の親は子供にお金をかけたくないのかもしれない。というよりも、職業で賃金の差がどんどん大きくなっているから、かけたくてもかけれない。正直、教育にはお金が必要で、本にもお金がかかるわけで。特に一流大学に入ろうとすると、学校の学費、教材代や塾の月謝など非常に多くのお金がかかってしまう。これは不条理ですけど、現実。今は大学受験そのものがテンプレート化してきていて、如何に早く、正確に解けるかが求められています。なんとかお金を使わないで、いい大学に入って楽させてと親が思っていても現代は難しい。お金をかけて塾に行ったりして受験のプロとなった受験生がいますから。それこそ30年ぐらい前までは苦学生という言葉があるように、何浪しても一流大学に入れれば安定という人生が確約された。でも、今は浪人させる余裕のある家庭が少なくなってきています。正規は平均年収473万円、非正規は168万円というデータがあるように、親の職業で子供への教育がまったく異なったものになっています。

 

本を読んで高収入に?

ただ、本を読んでいれば高学歴・高収入になれるチャンスがあります。ホリエモンは塾にいかないで、独学で東大に合格しました。まあ、受験のシステムを熟知して、逆算して何をするべきかを考えたホリエモンはその頃からビジネスの才能があったということ。確かゼロに書いていたと思いますけど、子供の頃には百科辞典を読んでいたので、社会や国語はかなり出来たようです。英語も毎日決まった量を一日中繰り返すことで攻略したとか。理科系の学部に進みたかったようですけど、さすがに1年では理系数学は攻略不可を見ると即方向転換したのはさすが。ホリエモンの受験法は本を読むことの効果があることを示しているので、本ってやっぱり大事。本をまったく読まないで高学歴・高収入になるのは難しいと言えます。

 

本って色んな知識の宝庫。色んな人が本の重要性を語っていますけどイマイチ世間には浸透していないなと。仕方はないとは思います。簡単に読める本ではなくて、一年ぐらいかけて理解する必要がある本を読まないと中々思考力はアップしませんし。小説もいいですけど、少しは難しい本を読むことで理解力を養わないと、これからの時代は厳しくなるなあと感じました。

 

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 

 

読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)