人生のおつまみ

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夏らしい漫画『石畳とひまわり』ー日本らしい消えても想いが残る物語

 にいちさんの話題になっている漫画です。4万リツイートという脅威的なツイートになっています。にいちさんは可愛いキャラクターを書くのが得意な方のようで、漫画家の方かもしれません。作品集もあるらしいのですが、可愛いキャラが特徴的です。

さて、漫画の話ですけど、幼なじみと出会う所から始まりますけど、意外な違和感があったりします。女の子が石の上に乗っていたり、目線を合わせない男の子とか。僕は、1コマ目で、石をキャリーケースかな?と思っていて、遅れたことに対する気持ちから男の子が目線を下げていると想像していました。2コマ目でひまわりが出た時、女の子の事情が分かりましたね。悲しい物語なんですけど、王道的なストーリー。

ひまわりの花を持っているのが、男の子の性格をよく表しています。実は、男の子は笑顔ではないんですね。あくまで悲しい、そんなストーリーです。最後のコマは夏の終わりをイメージさせています。初恋をイメージする人も多いんじゃないでしょうか?

この話、この先が気になりますね。男の子も成長して、恋愛して結婚もするでしょうし、そうなると女の子の痛い気持ちが伝わってきます。生きてる限り成長します。でも、それが女の子には絶対的にないもの。小説やドラマなどでも、墓前で新しい恋人を連れてきて……、なんて場面がよくありますけど、この漫画だとどうなるんでしょう。ちょっと切ない夏の漫画を見て色々感じてしまいました。

 

涙腺が弱くなる

思わず涙腺が弱くなります。女の子の叶わぬ願いが。男の子はこれから恋愛をして、結婚するでしょうけど、女の子はそのまま。友達以上恋人未満な雰囲気なので、祝うでしょうけど、心が痛くなります。夏だからこその物語なんですけど、本当に悲しいですね。

 

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