人生のおつまみ

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鍛える『文章力』ー他人の気持ちになって考えてみること

文章力は誰もが得たい力の一つです。仕事、趣味、遊び、メール等で文章力は問われることになります。友達同士の付き合いでは、相手に伝わる文章は簡単で相互に理解し合えているからこそ簡単な文章でも伝わりします。ですが、まったくの他人だとどうでしょう?

 

『文章力の鍛え方』根拠を明確に発信するためのに必要な“思考力”とは - ぐるりみち。

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まったくの他人に文章を見せる場合、次の場合が想定されます。

  • 学生が教授陣に論文を見せる時
  • サラリーマン・OLが上司に書類を見せる時
  • ブロガーが読者に自分の意見を見せる時
  • 作家がファンに作品を見せる時 …etc

あくまでごく一部ですけど、文章を他人に見せる機会は思いのほか多いのが現状です。特に仕事では、自分が書いた文章を上司やお客さんに見せる場合が星の数ほどあるので、仕事で使える文章力という言葉に需要があるのはわかります。

 

ただ、文章力と言っても自分に合ったものをきっちりと理解しておかないと実践するのが難しいです。学生がビジネスマン向けの文章力の本を読んでも直接役に立たないですし、逆も同じこと。また、ブログでの文章の書き方も千差万別なので何をしたらいいから分からないと思います。

自分の立ち位置が分からない時には、ニュースを読んで、その記事がターゲットとしている目線で書いてみると文章力は自然とつきます。文章とは相手に伝えることが本質なので、ターゲットの目線が書くことで、その人の気持ちが分かるようになるからです。

例えば、政治のニュースだったら、『主婦』『サラリーマン』『学生』『子供』みたいな視点から書いていくと、それぞれの立場の違いが見れて、ネタとしても上質ですし、その人達が何を求めているのかがわかるようになっていきます。

先日の都知事選を見ても、僕から言うと、「待機児童の問題から主婦やOLは小池さんに共感した」でしょうし、「街頭演説でサラリーマンは仕事で苦労した」とか色んな意見に発展させていくことができます。

文章力って、結局は伝える力なんです。それが一番。ただし、学問の分野は違います。前提知識を持っている学者や研究者を対象として論文を書くので、ビジネスマンやブロガーが書く文章力とは別の問題です。参考になる点はありますけど、専門的に教育を受けないと中々理解はしにくい。

 

文章力は相手の目線に立って考えてみて、初めてつく力です。だから、毎日何でもいいので、このニュースを両親だったらどう見るか、友達だったりどう見るかという風に考えることが、文章力をつける最短ルートです。