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日本だと難しい『年収2000万円の勉強法』ー厚切りジェイソン

 厚切りジェイソン「年収2000万の勉強法」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

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厚切りジェイソンさんが提案する勉強ですけど、僕としては共感できる部分とできない部分があって考えさせられます。能力を上げてそれを正当に評価してくれる会社に入るとのことですけど、日本だと修士号を取ったとしても評価してくれる企業は少ないと思います。

周りと区別するためです。なかなかないスキルの組み合わせを持っていれば、必要としている会社は、すごいお金を出すからね。僕は社長を目指していたので、周りとどう区別できるのかを考えながら何を勉強したらいいかを考えていた。周りに僕と同じコンピューターサイエンスの 修士号を持っている人はけっこういたけど、その修士号と日本語能力検定1級の両方を持っているのは僕だけ。

そもそもジェイソンさんは社長を目指していたということですけど、日本だと能力とコネが重要で、社長になるには如何に権力を持った人に取り入るかが重要になってくると思います。他人と差別化できても、なんで前の会社辞めたの?が一番大事な質問だったりも。要は、会社を途中で辞めるような人は、どんな資格を持っていても信用できないということ。

アメリカだと、簡単に転職できますけど、日本だと転職する人は信用できないという前提があります。なので、能力を高めても、あと年齢が30代を超えると企業としてはいらない、若い新卒を育てるみたいな選択肢を取ったりします。

 

日本の会社は上司が部下に無駄なことをさせているのをわかっているのに、それを断る人を怒るんですか? 日本人のそういう感覚は本当にわからない。無駄な ことを断わるのは当たり前じゃないですか。なんで断れないんですか。Why Japanese people? 不思議でしょうがないですよ。目上の人が頼んだからといって、無駄をする方が正しいんじゃ、会社は破産するよ。

 無駄な仕事を断ると、大抵の場合嫌がらせが始まったりすると思います。無駄なことでも一生懸命に仕事する、その姿が評価されるわけで、いくら能力が高くてもあまり意味がないんですよ。

  1. 仕事が終わらないから残業している人
  2. 仕事ができるから定時で帰る人

会社で評価されるのは、1ですよね。結局、仕事に対する姿勢が大事になるわけなんで。会社が破産するよ!とありますけど、日本だとその分仕事ができる人が頑張っているので帳尻が合います。だから、アメリカだと年収が5000万円になったとしても、年収もサラリーマンだと1000〜2000万円が限界になってきます。

日本では、良い会社に所属していることが一番のステータスなので、転職が多く、起業するとそれがステータスになるアメリカとは根本的に違います。有名企業に在籍しているだけで、ローンに関しても銀行などの態度が変わってきますから、例え年収4000万円のベンチャーの社長になれたとしても、年収1000万円の有名企業に在籍していた方が利点が多かったりします。税金の問題もありますし。

なんだかんだ、言って、ジェイソンさんはアメリカで成功できる方法論なんですね。日本でも当てはまることはありますけど、多くの人はそうではないです。良い大学に入って、良い企業に入社すると安定した人生を歩めるので、中々ジェイソンさんみたいに行かないはず。