人生のおつまみ

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黒田と新井の抱擁が素晴らしかった広島カープの『優勝』ー悲願叶う

広島カープが東京ドームで優勝を決めました。最後の黒田と新井の抱擁は感じるものがあり、野球ファン、特に古参の広島ファンから見たら感動で涙が出てくると思います。黒田と新井は共に広島の暗黒時代と呼ばれる、『弱い時代』で若い頃を過ごしました。当時は広島市民球場で、巨人には松井秀さんがいた頃でもあります。黒田は巨人のライバル投手として、巨人ファンでは有名でしたし、新井は阪神に移籍したりして、広島ファン阪神ファンの中で微妙な立ち位置ながらも、愛嬌のある仕草(主に写真写り)で野球ファンの中でも人気の選手でした。その二人が広島に戻ってきて、苦労してのリーグ優勝。苦労といっても、暗黒期からずっと広島のことを思っていて、それが今回の優勝に繋がりました。本当におめでとうございます。インタビューや手記などを見ていると黒田は広島で優勝できるとは思っていなかったようですね。ただ、広島に恩返しがしたい。その想いだけ。しかし、その想いが広島を優勝に導きました。想いは叶うとはいいませんけど、黒田も新井、特に新井は打率と打点では全盛期に近い成績を残そうとしているので、投球と打撃で二人はカープを引っぱりました。二人の想いが叶ったセ・リーグ優勝。今度はCSと日本シリーズでその勇姿を見せてほしい。