人生のおつまみ

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同調圧力があるのか『残業シェア』ー仕事が楽しい場合は別なのか?

「残業シェア」という最悪の考え方 - 脱社畜ブログ

残業=悪。この等式は『≒』だと僕は思っていますけど、さすがに残業シェアはどうかと思います。他人の残業を分担してするのは、軍隊的で連帯責任だから仕事している印象を与えますから。仕事は自分一人ではできないですけど、他人は他人でそもそも自分が手伝うことで逆に仕事が上手くいかないことだってあります。この問題は、一人で大量の仕事をしている人達を対象にしたものと思います。プログラマーなどの業界ではそれはないでしょうけど(他人が触ると単体試験や総合試験でのバグが増えるので)、アパレル業界、美容業界、後は美容室などでは仕事分担で作業量そのものは減るとは思います。同調圧力が日本では強く、

  • 残業している人が多いのになぜ君は残業しないの?
  • 定時で帰るとか君はそれでもこの会社の人間なのか?
  • 他人と足並み揃えなさい!

などと言われると思います。ただ、自分の携わっている仕事が楽しいなら話は別で、楽しいから残業していても苦にならないというか、あっという間に時間が過ぎていきます。技術職ですけど、何かを作るという行為自体が楽しいですし、昔ガンプラミニ四駆を作っていた時に戻れそうな気もします。日本だと自分が楽しい!と思える仕事につけるのは限られていて、特に建築系、機電系なんかは楽しいと思える機会も多いと思います。修行期間は苦しいですけど、自分の仕事がきちんと形として残るんで。後は、人と接すること自体が楽しいと言う知り合いもいて、クレームを言われることすら楽しいと言っていました。とにかく罵倒されても人と話せる、新しい発見があると人がイライラすることでも楽しく仕事をしていたそうです。自分の好みというか、僕もそうですけど、どこか変じゃないと残業って苦しいものだとは僕も思います

日本だと、仕事が楽しいと思える人は少ないのではないかと思います。残業時間を減らすことが政策の一つになるぐらいですから、残業=悪というのはある程度は正しい。その中であっても仕事が楽しいと思えるのは、本当に稀なことで、大切にしていきたい。