人生のおつまみ

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趣味にするとマイナスイメージな『読書』?ー就職活動だと定番すぎるらしい……

趣味が読書というのは、履歴書に書く定番中の定番です。趣味って人に言えるもの、社会で地位のある趣味というのは意外に少ない。嘘をついてもボロが出ますし、就職活動でも趣味は書きにくい。しかし、なぜ趣味は読書というとマイナスイメージなんでしょうか?

趣味は読書という定番

まず、趣味=読書というのが定番すぎるからです。趣味は何ですか?と聞かれて、読書というとトゲは立たないですし、基本的な答えなので悪い印象はもたれないです。奇抜な趣味を持って人でも面接となると言うのが難しいので『読書』と答えてしまうのかなと。確かに読書と言えば、誰でも理解できる趣味なんで、悪いことはない。ただ、誰でも言うことなんで、面接官から見たら、「またかよ」という印象を持たれてしまいますし、ただでさえ何百人も見てきた観察のプロなので趣味の印象が悪すぎます。読書というと、平均的な学生さん的なイメージになるので印象を残すのは難しいです。読書が定番すぎるために、それを解答にしていると面接官も困ってしまいます。

学生の履歴書に書ける趣味は読書

学生からしたら、趣味に読書と書いておけば印象が悪くならないと考えますし、面接で高評価の趣味って業界にもよりますから。どんな業界でも趣味は読書ですと答えるだけで無難ですし、特に第一志望で冒険するのは学生からしたら危険なかけですよね。いや、趣味で決まりませんけど、ニッチな趣味を書くと変に思われるかもと考えてしまいます。なるべく印象は悪くしたくないですし、何より内定をゲットしないといけないので、触りの趣味は問題なくいきたい。そんなことを考えていると思います。練習というか、第5希望ぐらいの面接対策のために練習みたいな気分で受ける企業だと冒険とかするとみたいですけど。趣味が読書って極端に悪いようには取られないですし、使い勝手のいい書き方だったりするんですよ。

本を読む学生は少ない

かといって、本を真剣に趣味レベルで読む人は多いことは多いですけど、面接で話せるレベルかどうかは微妙なライン。誰々のビジネス書を読んで、こう思った、こう感じたとか、哲学・数学の専門書を読んで、私はこう思う、的なことを言っていいですけど、中々そのぐらい話せる学生は少ないでしょうね。面接では、質問に対して自分なりの答えを言うことが求められますけど、趣味が読書の割には、あまり話せない学生が多すぎるから、趣味が読書というのは面接官にとってマイナスイメージになるんだと思います。定番だからこそ、多くの学生が答えて、その中身はとても希薄なので聞く方も辛くなるんでしょう。本を真剣に読んだとしても、それをきちんと人に話せるレベルまで考えてアウトプットできる人はいますけど、おそらく読書は趣味ではないでしょう。普通に毎日読んでいるんですけど、習慣化されているから趣味とはいえなくて生活の一部になってる。才能のある人材って、当たり前のように読書をして、それとは別に趣味を持っているんじゃないかと思います。趣味は読書と答えるのは、まだまだ読書できていない証拠なのかもしれませんね。