人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

人生における『幸福』ー年齢によって価値観が違うけど、お金とか家族に対する想いは同じなのかも

アメリカの心理学者が幸せについてリサーチをしたそうです。個人ブログを解析して、単語・キーワードを調べて幸せとは何か?みたいなことを調べたとか。年齢によって価値観って変わってくるので、幸せって何か定義するのって本当に難しいと思います。でも、幸せって最初はお金から始まって、その後家族になるんじゃないかなと感じました。若い頃ってお金が欲しいと思いますけど、結婚とか大事な人ができるとそちらを優先するので、幸せって年齢とともに変化するのは僕も完全同意。それにしても、ブログで解析とかすごい時代ですね。確かにブログって本音までとはいかないものの、自分の感情を大部分を表現したりするんで理には叶っています。本人インタビューしても、ブログとは違う回答が出てきそうですし、アメリカは面白い研究手法ですね。日本だとブログの信憑性とか気になって、統計的に処理しても文句が出てきそう。ネットの情報=嘘と思っている方もまだまだ多いはず。人間の感情って表現は簡単でも、他人がそれを本当に感じ取るのは厳しいわけで、ブログみたいに自分だけの日記感覚で書けるコンテンツだからこそ、今回の幸せの定義が研究できたんじゃないかと思います。

若い頃はお金?

若い頃の『幸せ』の価値観は、発見とか興奮とか、後は承認欲求が本質だそうです。確かに、若い時って何でも見つけると面白いですし、何にでも興奮できたりします。一生の仕事を見つけるときは若い頃に関係したものが多いそうですし、未知の部分が多い世代ならでは答えなんじゃないかと。僕としては、若い頃はやっぱりお金=幸せに繋がると思っています。そりゃ一気に稼げたら別ですけど、とりあえず一人で生活できるぐらいのお金は欲しいわけで、そのためにがむしゃらに頑張るのが若い人の特徴です。10〜20代って給料の多い仕事に就くのが割と難しくて、学歴、コネがないと娯楽に十二分に回せるぐらい稼げるのはしんどいです。だからこそ、お金への想いが強くなって、まずは安定、まずはお金って思考になります。もちろん例外はありますけど、まあ、お金があると新しい発見(遊びとか趣味)とか出てくるので、ある程度は仕方がない。昔の人も若い頃は無理してでも働けと言っていますし、若い頃に働いた経験は何だかんが言って役に立つことが多いとの事実。結構シビアですけど、お金があると余裕ができるんで、後々の家族=幸せに繋がってくるんだと感じました。

 

僕としては、家族が一番大事というのは分かりますけど、年を取ると家族への想いが強くなっていくんじゃないかと思います。若い時には無理もできますし、将来もまだまだ先は長いですけど、だんだん自分の最期を意識するようになってきて、一種の自分の限界みたいなものが見えて来ると思うんですよ。そうなると、お金ももちろん大事なんですけど、自分と他人の境界線が崩れて誰かに甘えたくなる。性格も丸くなっていって弱くなって、だからこそ家族が必要になってくるんだと思います。それに、ずっと孤独に耐えられる人って少ないですし、友達も結婚したりで段々遊べなくなっていくので、自分の側に誰かが欲しいと思うのは人間の本性なんじゃないかと。アメリカと日本では生活環境がまったく違いますけど、基本的に高齢になっていくと、人とのコミュニケーションが欲しくなっていって、だからこそ家族が大切に感じるようになる。なんか人間って面白いです。若い頃は攻めて攻めて攻めていた人が、ある日突然守りに入っていく姿。何か守るものがあると強くなるといいますけど、人間、家族を持って守りたい!と思ったときが一番幸せな時期なのかもしれませんね。深いです。