人生のおつまみ

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学歴も大切なんだけど、自分の道が見つからないのなら行ってみては?

ta-nishi.hatenablog.com

日本だと、大卒が一つの資格になっているのが現状です。就職活動でも、大卒、特に一流大学と呼ばれる大学の卒業見込の証明があると、大企業で面接まで比較的楽に行けます。でも自分らしさってとっても重要だと思います。

本当に親が子供に伝えるべきはこのような危険な人生観ではなく、世間的価値観では「失敗」と見なされるような人生を歩むことになってしまったとき、自らの価値観で独自の幸せを再定義し、新しい道を歩んでいけるような柔軟な『強さ』ではないかと私は思う。

 レールから外れて起業しようとした方が話題になっていましたけど、親の役割ってとっても大事。世間的な価値観もそうですけど、親が考えている価値観によっても子供の目的、強さなどが変わってきます。

人生では親の教育ってとても大事で、子供はそれにある意味で支配されて生きていくことになります。反面教師にする場合もありますけど、親の教えたレールは頭の片隅に残るもの。大学がすべてではないですけど、僕は目的がないのなら、大学に行くべきだと思います。もちろん、親の収入などが関係ありますが、親が行かせてくれるなら行くべきかと。本当に目的も何もないなら、勉強して良い大学に入った方が選択肢が広がりますし、日本全国から学生が集まる大学も多いので、ものすごい体験になります。アカデミックな勉強が出来るのが大学だけで、教授に質問できるのは大学だけですから。

高校卒業の時点で、自分の適性を見つけるのは中々難しい。勉強が好き、政治が好き、お金が好き、権力が好きなら大学に行くべきだとは思いますけど、高校生でそんな野心に溢れた人は少ない。であるなら、自分の行くべき道を見つけるためにも大学に行ける環境があるなら行ってみてもいいですよ。学歴だけがすべてではないですけど、良い大学の学歴があると、大企業に入れる可能性が上がりますし、大卒・院卒(理系)は待遇が違ってきますから。安定した福利厚生が強味の企業だと、お金が溜まりやすいのが事実なんで、自分のやるべきことが見つからない、だからどうしようと言う高校生は、大学に行けるなら行った方がいい。

ただ、その環境が親次第なのが。僕の親は大学・大学院まで行かしてくれましたけど、高校卒業したら働け!大学なんてもっての他!という親がいるのも事実。格差社会と言われて数年ですが、お金の問題はネックになります。簡単に奨学金と言いますけど、親が用意する書類もあるので、親元を離れて援助なしで大学というのはよっぽど気合と根性がないと苦しい。昔だったら、大学に行く人が少ないからこそ、大卒には大きな価値があって、さらに高卒でもお金をたくさん稼げる時代でもあったので、今とは状況が全然違うなという印象もあります。大学も増えて、カオスになりつつありますけど。

結局、学歴も大事ですけど、自分らしく生きるのが一番大切なのは事実。ただ、自分らしく生きることを高校生までの時点で見つけるのは親の教育が必要だと思います。親が官僚なら官僚、医者なら医者、プロ野球選手ならプロ野球選手になりたくなるというのはドラマなどでよくある話ですけど、親の姿って想像以上に子供にとっては大事だなとは思います。