人生のおつまみ

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自分が歳とったな〜と思うのは、食事の好みが変わる時

『歳とったな~と思う時』の話 - 描かずにはいられない日記

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誰もが思う、年齢の問題。アスリートなら毎日の練習で分かるでしょうけど、それ以外の人は中々実感しにくいと思います。僕も若い頃とあまり体力的には変わっていません。高校生からは運動系の部活に所属していませんでしたし、大学でも研究ばかりしていたわけなんで。それでも食事の好みに関しては実感できることがあって、中々の興味深い。

僕の食事の好みが変わったのは、食事療法をしていた頃ですけど、当時は、

○玄米

○魚

○野菜

サプリメント

×肉

×甘いもの(フルーツは可)

の生活をしていました。持病を治すのが目的だったわけなんですけど、その頃から食事の好みが変わったと実感。最初は魚は美味しくなったですけど、継続してくると旨みが分かってきます。そうなると、食事も和食中心になって嫌いなものも食べるようになっていきました。

なんと言っても、納豆が一番の肝。関西では納豆が嫌いな人が多いそうですけど、20代後半ぐらいになってくると、納豆がすごく美味しく感じるようになりました。玄米の上にかけて食べると至福の時が訪れて、毎日の食事が楽しくなる。玄米菜食のような江戸時代のような食事でしたけど、好みが変わるとはこのことを言うと思います。子供の頃に嫌いなものでも、大人になると欲しくなる。体が要求する栄養が成長期から維持期へと変化する中で変わってきたということでしょう。

駄菓子が食べれない

さらに実感するのは、駄菓子が子供の時のように食べれないことです。100円あれば10円や30円のお菓子を買って毎日食べていたのが懐かしい。栄養的には今思うと偏ってしまい、大人になると味も大味でとても量を食べれない。子供の頃は成長期で、どんな栄養が入ってきても、体が欲しがって味も美味しく感じたのかなと思います。冷凍した安いチューベットとかありましたが、子供の時にはよく食べたものです。

歳を取ると、食事の好みは変わります。肉よりも魚や野菜、ハンバーグよりもほっけなどなど。確かに肉は美味しいですけど、なぜか魚や野菜を食べると安心してしまう。体の中の細胞が劣化するのか、成長しなくなるのか。毎日食べるものだからこそ、栄養あるものが食べたいですけど、子供の時には何を食べても成長に役立ったということなのかもしれませんね。大人になるということは、子供の時の食事との決別も意味しているのかもしれない。