人生のおつまみ

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読書の一つとして『乱読』は良いらしいー知識を広げることって大事?ー『乱読のセレンディピチィ』

乱読って読書の一つの方法論として有効らしいです。『乱読のセレンディピチィ』という本。文学者が書かれた本で、かなり分かりやすいです。思考の整理学の姉妹本のような感じ。本を沢山読むのもいいですけど、小説ばかりではなくて、哲学書とかビジネス書とか色んな幅を持たせて読むことが大事なんだと思いました。速読とはちょっと違って、色んな知識の幅を持たせるための高度な流し読むとも言えるかもしれない。

新聞が基本

新聞を読むことが、乱読の基本になるらしいです。これには僕も賛成ですし、知識の幅が広がると思います。一つの箇所を読む続けるんじゃなくて、経済、社会、スポーツ、テレビ欄、社説すべてを読んでみる。その中で思考が深まるので知識が知恵に変わりやすくなるんだろうと。新聞はタブレットでも見れる時代になってきたので、紙でも電子でも良いと思うんですよ。要は幅を持たせて読めってことなんで。

新聞や雑誌もいいですけど、本屋さんに通うのは良いかなあと思います。一つのコーナーだけじゃなくて、幅広く本を試し読みしてみることが考えが深まることもありますし、頭が良くなったようにもなります。難しい本もありますけど、とりあえず簡単な本から探して読んでみることで、頭の中がスッキリして、仕事にも役立つんじゃないかと。本好きとは言っても、ある意味で読書って妄想・想像の部分が多いので、知識を広げることで、より本を自分なりに解釈できるようになるはず。

読書って大切?

一つ思ったのは、この本の内容を実践できるのは、結構読書家でないと無理なんじゃないかということ。本を大量を読むことを前提としているので、本嫌いの方には無理そうには思います。ビジネスマンにも厳しい方法で、ハウツー本で知りたいことだけ知り合い人には不向き。教養?何それ?美味しいの?って言う人には、乱読をしても意味が無いんじゃないかとも思ったり。学者とか研究者とか読書家向けの本だとは思いました。

僕としては、文学作品や専門書を読んで、アニメやドラマにも活かしたらいいなあと思っています。時代劇とか歴史論証をしっかりして、なおかつコメディ色のあるものもあるので、知識を背景にした作品を作って、質の高い作品を見てみたいです。アニメには文学は必要ないかもしれませんけど、たまにはちょっと難しい話も見たいと思うんですよね。

 

乱読のセレンディピティ

乱読のセレンディピティ