人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

【読書法】時間が中々作れない時にオススメする読書法の情報一覧と考察

仕事とかしていると、読書の時間って中々とれないですね。読もうと思っても、時間がないから積み本になっていることもしばしばあります。読書の秋などと言いますけど、いつでもどこでも読めるのが読書の強味。でも、仕事の疲れやストレスで読みたい本も読みたくなくなる。そんな時に役立つ読書法なんかがあったりします。

  • 隙間時間活用法
  • カフェ読書法

代表的な方法はこれですね。隙間時間はよく説明されている通りに通勤・通学時間、寝る前などを活用して、積み重ねで読書を続けるというスタイル。塵も積もれば山となる理論の手法なので、1日の負担が少ないのがポイント。忙しいビジネスパーソンの味方の方法です。逆にカフェ読書法は、1時間以上カフェで本を読むといった方法。コーヒーなどが好きで、人の目があると集中する人にお勧めとなっています。スタバとかドトールでもこの方法で本を読んでいる人が多いので、知名度はこちらが上かも。別に方法論にしなくても、カフェで読書は生活の一部になるということもあるので。僕としては、カフェ読書法が集中できるので、ちょっと難しい本とか、小説をたくさん読む場合にはこちらの方法がいいと思います。隙間時間を活用しながらでもいいですし。

隙間時間って色々あります!

banban.hatenablog.com

読書法について書かれた記事です。色んな隙間時間が具体的になっているので非常に分かりやすい。寝る前とか、移動時に読書をすると意外に多くの時間が取れるもの。毎日10分でも、1ヶ月で300分=5時間になるので効果はあります。外出の目的によって、分野を分けているのもポイントで、自分の精神状態で読む本を変えていくと精神的な負担が減ったりします。読書も自分のメンタルと相談することが大事なんですね。

僕としては、寝る前と外出した時に移動時に読むのは非常に良いと思います。特に寝る前に読むと、寝ている間に記憶が整理されるので、ふとした時に読書の記憶が復活することがあります。資格試験などでよく使われるスタイルですけど、単語とか憶える時に効果的。読書にも応用できるので、気になった本、役立ちそうな本を寝る前に読むことで、後々人生の役に立つこともありますよ。ちょっとした時間を活かすだけでかなりの読書をすることができるので、寝る前5分でもいいので本を読むのがオススメです。

速読と熟読のハイブリッド

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速読と熟読のハイブリッドを提案している記事です。上手いこと融和させていて、本の良い読み方だと思います。表紙や目次をじっくり読んでから、本をパラパラと高速で読むのは、実践的な読み方。本を途中で挫折するのは、単純に理解できないか、読むのに疲れるかのどちらかなので、分からなくても高速で捲る方法は速読のエッセンスが入っていてシンプルに読むことができます。

僕も同じようなことをしていましたけど、表紙や前書きを徹底的に熟読した経験はないので、一度やってみようと思います。よく考えると、本の表紙と前書きだけで、本の内容の8割はわかるので、本の中身を最初からじっくり読むと挫折しやすいです。ただ、専門書とかは例外だったりするんで、自分で応用していくべき。熟読の本の内容を予測して、速読でキーワードを見つけるのは何冊も本を楽しめるすごく良い方法です。何気にアウトプットの重要性も書かれてありますけど、読書とアウトプットはセットなので、読んだら誰かに話すのがベスト。

 読書記録も一つの手法

install.hatenablog.com

読書記録も一つの方法です。記録を取れば記憶に残りやすいですし、記録したノートを残すことで達成感もありますから。たくさんの記録法がありますけど、感想・要約・引用は鉄板。特に感想はそのときの自分の心がそのまま反映されますから、後で思い出そうとしても中々に難しい。感想は思った瞬間に残さないと。ノートやメモ帳に残すことで、思い出しやすくなります。

僕としては、読みたい本は記録というか、ノートに書きなぐります。引用・感想を基本軸として。大学時代に、物理の先生に「本に直接書き込め」と言われましたけど、汚すのが嫌でノートに書きなぐっています。よく使う専門書には思いっきり書き込みますが、参考程度の本には書き込みません。言いたいのは、記録は自分の考えを思い出すために取った方がいいということです。後で思い返そうとしても、感想とか自分の考えは時と場合で変わることもあるので、思いついた瞬間が勝負。たくさん考えて、たくさん残しておけば頭も勝手に良くなります。記録ってほんと大事。

読書にアウトプットは不可欠だ!

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本の内容が難しいと読んでも人に話せないことが多いです。哲学とか物理の専門書もそうですけど、ビジネス書でも何が書いてあるのか読後に理解するのは中々大変だと思います。人に話すことを目的をアウトプットと呼ぶなら、それは自分の理解をより一層高めることになります。人にモノを教えるときって、普段以上に勉強しないといけないですよね?漫画でも小説でもビジネス書でも専門書でも何でも。教える側はより深い理解を求められます。

だからこそ、人に話すことを意識することは、自分の理解力向上に役立つんですよ。アウトプットはそれこそ何でもよくて、話す人がいないなら、SNSやブログを活用してもいいですし、過去の自分に向けて書いてももちろんOK。アウトプットは読書する時に活きるものであり、内容を理解するのに不可欠なものです。人に話すことを意識するだけで、本の内容が頭に入りやすくなりますし、何より気分がいい。読書も一人でするものではなくて、話す相手のことを考えることで、自分自身の向上にも効果があるのでやってみて損はないですよ。

読んだ内容を忘れない!記憶に残る読書法とは?

読んだ本の内容を忘れない「記憶に残る読書術」2つのポイント! | 美女読書

bijodoku.com

記憶に残る読書術について書かれた記事です。美女読書というサイトがあるみたいですけど、内容はしっかりしていて、読書術について詳しく書かれています。記憶の基準となるのが、「何度も利用される情報」「心が動いた出来事」とのことで反復する大切さを伝えようとしています。記憶力を高めるには、何回も反復してそれをアウトプットすることが大事であり、ツイッターなどを活用する方法を提案されています。

簡単なアウトプット法としては、学びや名言に一言コメントをつける形でFacebookTwitterに投稿してみること。書評を書くよりもてっとり早くて簡単に出来るので継続できますよね。本やネットの記事でもいいので、自分が学びを得た部分について一言でも感想をつけるだけですごく魅力的な内容になります。人のことは気にしないで、自分はここが良かった!みたいなことを自分の言葉で書くことで、本の内容が頭に入ってくるはずなので、どうしても内容が頭に残らなかったらSNSを活用してみましょう。

 

 読書の後に散歩すると理解力と思考力が高まる

my1experience.hatenablog.com

乱読のセレンディピティ 外山滋比古

・特に面白いのが、散歩の重要性の話。外山さん自身が散歩を日課にしているので、文章に説得力がある。

 僕もこの本を読みました。文学の視点から読書について解説していて学者らしい読み方だなと。乱読はたくさん本を読んで、別に忘れたっていいんじゃない?いつかその知識や考え方が繋がるときが来るから的なスタンスで読むのが正解な読書法。乱読して、暗記しなくてもどんどん読んでいく必要性。

散歩は読書とセットとして考えた方がいいです。よくカフェで読書した後に、街をブラブラするんですけど、歩いている途中にふとしたことで読書した内容が理解できたり、心に残ったりします。読書と散歩をセットにすることで、理解力と思考力が深まるのでオススメな方法です。簡単に出来ますし、人ごみが嫌いなら公園とか人の少ない場所で散歩するといいかもしれないです。

 乱読して知識を結びつける

本を読みっぱなしで終わらせないための、オススメ読書術の本まとめ。 - 青猫文具箱

www.bungunote.com

乱読のセレンディピティ(作者: 外山滋比古

本書で一番面白いのがセレンディピティの呼び込み方。ひたすら読んでは忘れる乱読法では、読書ノートも取りません。忘却に任せ、そのうち強く記憶に残ったものが変質して美化・変化し、ふとした瞬間に全く関係ない領域の事柄と結びつく。

面白い読書法の乱読。読書ノートもいらないという、既存の読書法とは違った観点から実践されている手法。一心不乱に読みまくって、その中で記憶に残ったものがだけがふとした時に繋がっていく感覚なんです。これって学生時代に物理の勉強をしているとよくありました。まったく違った分野なので、繋がることがあるんです。それが小説とか哲学にも繋がることがままあってビックリしますよ。ポイントはとにかくたくさん読むこと。全体的な知識量にもよりますけど、関係ない領域を結びつけるにはそれなりの前提知識と思考力が必要になってきます。だから、毎日歩いている中でも考えたりして、知識を常に変化させることで、まったく関係ない知識が結びついて、とても楽しくなるのが良いです。人間忘れているようで憶えていることが割と多いですから。

 気楽に読める乱読は読書法としてメリットが多いのかも

「読書」の方法と「文章力」を考える、2015年に読んだ8冊の本 - ぐるりみち。

yamayoshi.hatenablog.com

乱読って知識がつかないからやるべきではないよという意見もあると思いますけど、読書が続かないとか面倒くさいって人には最適な方法だと思います。途中で投げ出すことが前提になっているので、楽ですし自分に合った本を見つけることができるという点で優れています。熟読とは正反対の方法ではありますけど、資格試験や大学の試験でない場合なら十分実用的です。

僕もマネをして乱読してみましたけど、結構読める本が増えて非常に嬉しい。満足感は自信に繋がり、自信はさらなる読書に繋がる。その意味で乱読は非常に有用な手法。学者の外山滋比古らしい節で本の内容も非常に面白い。 けいろー (id:ornith) さんの

「贅肉ばかりを蓄えるような読書は避けるべし」

 には納得。実用的かはともかく、自分自信の役に立たない読書をするぐらいなら、乱読して知識と知識が融合して結びつくのをじっと待っていた方が人生にとって有益だなと思います。

 語彙力アップとストレス発散効果あり

読書がもたらす効果はスゴい!【対象別】人間力を磨ける読書の魅力を教えます!|WELQ [ウェルク]

welq.jp

読書をすると色んな効果がありますけど、語彙力アップは昔から言われていることですね。文章を読むうちに自然と言葉を憶えていき、意味も正確に捉えることができるので語彙力がアップしていきます。さらにストレス発散の効果があるという研究があります。6分間の読書でストレスが6割は軽減されるそうなので、読書って効果的なストレス発散法なんですね。

僕としては、読書は確かにストレス発散になります。特に小説とか好きなジャンルの本は読んで後に「読んで良かった」と思うことになるんで。しかも、読んだ後も色んなことを考えるきっかけになるので楽しくなります。この読書の楽しさが読書のストレス発散に繋がるのかなと。小説でも専門書でも何でも良いので寝る前や通勤・通学の時間を使って読むことで頭も良くなって、さらにストレス発散にもなる。自分の知らない世界に連れて行ってくれるのが読書の醍醐味です。