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読書を習慣化ってなんだろう?

読書の習慣化

読書を習慣化って割と重要なテーマ。本屋が沢山あるぐらいなので、本好きな人は多い。だけど、本を習慣的に読むことは意外に難しい。本好きでも仕事が忙しいと読む時間が限られるから。いろいろと工夫はするんだけど、気づくと「本を読んでいない」状態になることはよくある。

それを克服するために頑張りたいと気持ちと現実のギャップに苦しくことになっていく。読書の習慣化ということを願った時点で、それが叶わないと思った方が気持ちは落ち着いていく。そもそも読書の習慣は趣味や仕事の延長線上にあって、仕事に必須だからという切迫した状況か、趣味を楽しみたいというストレスは発散の上に成り立っているから、読書の習慣化を目指す時点で何か読書に縛られている状態になっている。

習慣化を目指す前に何か目標なり、楽しむことを目指さないと読書は続かない。本は読むべきものもあるけど、ふとした時に本屋やネットで本を買って、家で即読むぐらいの行動力がないと中々難しい。読書は面白いもの、人生を有意義にするものとニュースやビジネス書に書かれてあるが、それは成功者や読書家など、読書で人生を切り開いてきた人のいう言葉であるだけ。

 

僕は読書をしていると面白いしストレス発散になる。小説だと読んだ後に登場人物の行動や感情を思い出しながら自分なりのストーリーを考えたりするし、理学書だと数式を追いながら、この数式は何を言っているんだろう?と考えて自分なりの結論を出していく。

よく考えると、自分ならこう考えるということを延々と繰り返しているだけどこれが面白い。専門書だと経験が必要で、論理的に考える必要が出てくるけど、小説では感情をプラスして話を展開していいのですごく楽しくなる。

僕は理系だけど、小説も好きで、本屋やネットでよく購入している。どんな小説でも、読んだ後に自分なりにストーリーを再構成しながら、自分なりの続編を考えたり、過去のストーリーを頭の中に描いていく。少し変な趣味かもしれないが、本との対話ってそのぐらい考えることじゃないのか。ただ、読んでいるだけで、自分なりのストーリーがなくてそのまま受け入れるのでは楽しくないし、共感が難しい。

考えることで、自分の体験もプラスされていき、自分だけの話が出来る。これが楽しいからこそ、また次の本の読みたいという気持ちが生まれていき、それが読書習慣になっていく。習慣化は小説がてっとり早い。

 

君の名は。」の映画が大ヒット上映中だけど、かなりの数のブログや個人サイトでストーリーについて考察されている。簡単に言うこと、これが自分で考えること。内容はそのまま受け取って、それを自分なりに「こうじゃないか、ああじゃないか」と考えること。

自分で考えること。考えることは難しいようだけど意外に簡単でもある。自分の体験をプラスαしてあげるだけだから。別に学術的な問題を議論しているんじゃなくて、小説や映画で自分だけのストーリーを考えるだけでいいので、論理的に多少矛盾していてもいい。

そもそも自己体験で、完全に論理的に動けたことなんてあまりないはずで、逆に矛盾しているからこそ、面白い思考回路が出来たりする。楽しかった、面白かったストーリーについて自分なりに思考することで自分の考えるはまとまっていく。

考察と言っても、厳密な内容は要求されていないから、まさに自分のフィールドを広げることができる。矛盾があってもそれはそれ、あれはあれ。体験と融合させているのだから、矛盾があって当然。矛盾があるからこそ面白い。難しく考える必要はなくて、自分なりの考え、主張を頭に思い浮かべて、なんでこう思ったのかを考えることが大事。

 

読書の習慣化は、必要以上に難しく考える必要はない。自分が面白いもの、楽しいものをチョイスすればいいだけ。漫画でも大丈夫。漫画にも設定があって、例えば幕末が舞台なら歴史が知れるし、能力バトルなら自然科学に少しは興味が出てくる。

その中で、自分で勝手に調べたものが自分が関心あるものなのだから、それを深堀させていくことで、おのずと読書習慣は生まれてくる。小説でもビジネス書でも理学書でも漫画でも映画でも実は何でも良くて、それを調べる、考えることで勝手に習慣化する。

世間では「習慣化=毎日すること」とイメージが強いが、読書の習慣化の本質は、自分で考えることを毎日することなので、毎日考えればいいだけの話。たくさん読むことも重要だけど、それ以上に自分で考えて自分で行動するきっかけにすぎない。だから習慣化は推奨されるわけ。継続は力なりという言葉の通り、毎日考えると何かが変わる。

人間は考えることで進化するが、それを手助けするのが読書。目的を持って、言い換えると、興味ある分野を知ってそれを深堀してく。これが読書の習慣化にとって大切であり、ほぼすべてなのだから、まずは興味あることを見つけてみるのが素敵な解答。

ビジネス書から学べるか

僕はビジネス書はあまり好きではなくなった。本屋では1コーナー、大きい書店だと1フロアまるごとビジネス書という所もある。この中には自己啓発書も含まれていることが多くて、ビジネスマンや学生の姿をちらほら見かけることがある。

ビジネス書は確かに、初めて読んだ時には納得できること、マネしてみたいことがあったが、何冊か読んでみると本質・内容は焼き直しになっている。数冊読めば内容は頭に入るし、難しい知識も必要がないから身になることも少ない。

実際にビジネス書の著者の経歴を見ると、企業の社長、企業家、弁護士、元官僚など社会的に地位のある、権力のある人が多く、よほどの企業のビジネスマンでないとマネしたり、参考にはならない。さらに、技術者向けもほぼないので僕の参考にはならない。

よく考えると、これは彼ら・彼女らの本を使った広告に他ならない。自分の経歴・経験から学んだことを本にまとめることで、自分の知性や体験を伝え、それが分かりやすければ分かりやすいほど売れて、自分の知名度をアップさせる。ビジネス書は人気の分野だが、本を出せる人物はわずかであり、その中でもベストセラーは一握りが現実。

 

社会的に地位のある人はビジネス書はほぼ見ない。ほぼと言ったのは、自分が出す際に参考にしたり、ライバルをチェックすることがあるから。他には、人脈作りのために、話題として読んでいるだけ。ビジネス書を見るぐらいなら、仕事しているのが普通。

社長は読書家という話を聞いたことがあるが、古典などがほとんど。古典は昔の人が人生をかけて書いた本なので、そこらのビジネス書とは格が違う。だから多くの人が読み、現代まで残っている。ビジネス書はあくまで参考。人生を変えるほどではない。

ただ、それで人生が変わったという人もいる。それはそれで素晴らしいことであって、良かったと思う。僕はビジネス書は、シンプルな言葉を使って、やる気を出させる本だと定義しているので他人の人生に影響を与えることも多い。

その点、自己啓発書に似ている。他人を鼓舞するような書き方、言葉遣い、イラスト。特に精神的に弱っていると確かに人生は好転する可能性はある。僕もそうだったし、それが主なターゲットなのだろう。そのように考えると、ビジネス書・自己啓発書が苦手な人は、それだけ人生を謳歌しているわけであり、充実しているということ。これもとても大切なこと。

 

ビジネス書の中でも、実用的なものはある。「勉強術・速読術」などの本はまだ良い方。特に勉強法は参考になる勉強術が書かれてあり、仕事に役に立つこともある。勉強は読書術に通じるものがあるので、読書をする際の参考になる。

勉強術は割といい大学に入ったり、難関資格試験に合格などしないと実用的ではないだけに、著者も学歴があったり、資格所有者だったりする。だから説得力があるわけで、ビジネス書を読む際にはオススメできる。勉強も「型」が必要であるからだ。

勉強は才能と思われがちだが、ある程度は「型」でカバーできる。本を1冊丸暗記や繰り返し読み、反復読み、大事な箇所をひたすら写経するなど、手法は様々だが「型」はある。TOEICでは、単語と語彙を丸暗記し、毎日数時間長文を暗唱すると良いとのこと。

学生の頃は気合でなんとかなるが、社会人になると気合だけでは時間が足りない。だから「型」を学んでそれを自己流に加工する工程が必要になってくる。それを助けてくれるのが勉強本であり、試験対策や読書の手助けをしてくれる。ただし、本は1冊に絞ることが大事。何冊か読むと混乱して「型」が崩れることになる。野球と同じで、フォームは一つに絞ること。

 

ビジネス書はほとんど読まなくなったが、他人の歴史を追体験するという意味では非常に面白い本。社会的に地位のある人の歴史は普通では体験できないので、読むだけでワクワクしてくることもある。シンプルな言葉で書かれているので把握もしやすい。

小説と同じようなもので、ストーリーがハッキリしているので、楽しく読むことができる。ビジネス書を小説として捉えることで、ストーリー重視の本になる。読書を習慣化する時に大切な、「読む面白さ」を得る意味では非常に意味がある分野の本。

実用的には役に立たないことが多いが、著者の歴史や体験を知ることができるのがビジネス書の利点。最近では、ビジネス書をヒットさせた著者が、自分の読書録のような本を刊行していることもあるので、そこから新しい分野を開拓させていくことも可能になる。

ビジネス書を読むよりも、古典とか多少難しい本を読んだ方がメリットがあると考えているが、著者の歴史などを追体験できる強味があるので読み価値はある。自分が読んで面白そうという観点から本を選択して買うことで、読書が面白くなっていく。ビジネス書を習慣で読むことは、意識高い系ではなくて、単に小説好きなだけかもしれない。