人生のおつまみ

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イチローや羽生名人も使っているゾーンの威力ー技術よりも精神論っぽい所も

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「ゾーン」とは。スポーツ番組や元アスリートの著書などを見ている度々出てくるワード。僕もイチローに関する本を読んで知りましたけど、中々実践できる人はいないと感じました。ゾーンは究極の集中力と呼ばれていて、多くの一流アスリートが一度は経験したとか。僕が読んだ本には、当時ニュースに引っぱりだこだった石川遼について書かかれてあり、大事な試合でゾーンに入ることがあったそうです。普段の集中とは違って、非常にパフォーマンスが高くなるのが特徴。ただ、自由自在にゾーンに入れるかというとそうでもなくて、一流の人でも、中々常時入ることは難しいとのことです。ある意味で、火事場の馬鹿力に近い。だから、普段以上に力を発揮できるということ。一流選手たる所以でしょう。ここぞという時に、「ゾーン」に入れるぐらい物事に集中することが一流のプレーヤーになる秘訣。如何にして、ゾーンの状態にもっていくか。昔から経験的に知られていたことですが、様々な研究が進んだ現在でも、分かっていないことが多いゾーン。

一流は本番に強い

 一流は本番に強い。強い理由は、ゾーンに大事な場面で入れるかどうかのが一流とそうでない人の違い。ゾーンに入るには、数多くの練習が必要であり、さらに大一番でもぶれないメンタルの強さが必要になります。イチローや羽生名人など、一流の人ほど大事な場面で強い印象を受けます。2009年のWBCではイチローは不振の中、一番大事な場面でヒットを打ちましたし、極度の緊張の中で自分の力を発揮できることが一流の証。

ただ、精神論的な側面もあって、根性や気合の必要な場面もあります。緊張やストレスを根性で制御する精神的な強さももちろん必要なので。これはすべてのアスリートにいえることですが、メンタルの強い人ほど実績を残せる。どんなに練習で良くても、大一番でダメなら、一流にはなれない。だからこそオリンピックの金メダルは称賛されるわけで。極度のストレス負荷状態になっても自分を見失わない精神力。実力は前提であり、さらに大一番で力を発揮するには、ゾーンに入る必要がある。この話は多くの本で語れていますけど、結局は「量」「練習」がすべてだということ。積み重ねた努力の量が自分を超一流の世界に導いてくれます。