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『アクションリーディング』ー専門書を読むのには時間が掛かるんじゃない?

 

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

 

 

赤羽さんの『アクションリーディング』は面白いと思いました。赤羽さんらしい切り口で本の読み方とかどうやって本を理解すればいいのかということをシンプルに伝えていていいなと。その一方で、大学生時代にサラッと専門書とか読むのって難しいじゃないかと思うこともあります。

社会人になると、専門書とか時間がない中で読まないといけないから数をこなさないといけないのは理由がわかるんですよ。僕も技術系で勉強勉強の毎日ですから。ただ、大学生時代にはじっくりと専門書を読む時間を与えてもいいんじゃないかとは思います。

著者の赤羽さんは東大の工学部出身なのでバリバリの理系。理系って大学時代にものすごい勉強をしないと単位を取れないのでみんな必死です。そりゃ天才もいるけど、例外でほとんどの人はじっくり本を見ないといけない。その知識が社会人になっても役に立つんじゃないかと。

今回のアクションリーディングは面白かったですけど、ターゲットがビジネスマンとかコンサルタントとかそんな気がします。専門書をじっくり読んでしっかりを考えて仕事をする人はターゲットから外れているのかなと。数学書とか中々読めないですけど、じくり読むと面白いですよ。

社会人ならともかく、大学時代はしっかりと勉強して本を読んだ方がいいとは思います。人生の糧なんてカッコいいことではなくて、じっくり本を読める環境だから読んだ方がいいという理由なんですけど。人生の中でアカデミックなことを学べる時期って大学生の頃しかないですから。

大学に入れて遊ぶのも大事で、全力で遊んだ方がいいと思います。ただ、勉強もしっかりすると、割と就職口の幅が広がったりしますから、文武両道的なアプローチで大学生活は送った方がいい。本をたくさん読んでもいいですけど、取捨選択は大学時代には止めた方がいいかなと。

学生の時には手当たり次第に読む

大学生の時には、これでいいと思います。手当たり次第読んでみて、感動したり、共感したり、逆に嫌悪したり、怒ったり。その経験が割と大事で感性が磨かれていくんだと思います。高校時代は友人と思いっきり遊ぶのが大事ですけど、大学だと自分との対話が必要になってくるんじゃないかと。

自分との対話というのは、自分が何を好きで、嫌いで、何を思っているのかということ。昔の学生はこれが強すぎたために色んな悲しいことがあったと思うんですけど、それぐらい人が激しくなるぐらい大学時代は自分との対話が大事。本を読むのでも何でも好きなだけ読んだ方がいい。

個人的には、自分の専門と違う分野の本がオススメです。小説なんかいいと思うんです。僕の場合は数式のオンパレードな本が多かったので、人間描写が豊かな本を読んで感動したりしていましたし、哲学の本を読んで、哲学好きな友人と話したりして、結構面白かったです。

難しく考える必要なんてなくて、自分が好きな本を手当たり次第読むのが一番正解だとは思います。最近は哲学が流行みたいなので、哲学系の本でも読んでみたらどうかなと。岩波文庫は難しいので、もっと簡単な解説書みたいな本から入ったら哲学って楽しいなって思えるかもしれません。

哲学って僕もまだ分からないことが多いんですけど、大学時代にもっと読んでいたらよかったかなと思うこともあります。大学時代には割と本を読んだと思うんですけど、まだまだ足りなかった。時間がある時に思いっきり読書することって大切ですよ。

社会人になると数多く読めない

社会人になると、『アクションリーディング』の手法って役に立つと思います。読書のやり方がシンプルに書かれているので、得られるものが多い。特にサラリーマンとか赤羽さんと同じコンサルタントの人とか。読書で得た知識がそのまま使える人は特に役に立つ本。

確かに、社会人になると本をたくさん読めなくなりますね。朝早く出勤して、定時で帰っても18時か19時。一人暮らしだと家事とかしているとあっという間に21時になったりします。その中で時間を作って読書するのって割と過酷。だから、読書できない!って人が多くなるのは分かるなあと。

読書読書といいますけど、趣味でもない限り自分から本を読みたいと思う人は少ないはず。僕は読書が趣味なので本に抵抗感がない。メモを取ったりしてもワクワクしますし、楽しくなってくる。ある意味で変人なんで、読書が趣味の人は社会人の中でも変人のグループに入ってしまうのかもしれない(苦笑)

専門書とか難しい本を読んでウンウンと考えるのが好きなんですが、社会人になると時間の制約が多くなってしまうので中々読み進められません。スピーディーに読むことも出来ますけど、それをすると何か大事なことを見落とす気がして気が気でない。速読は小説とかビジネス書で使えるテクニックですね。

別に、速読を批判しているわけではなくて、用途が違うってだけだと思います。赤羽さんは1冊を集中して読むことも大事って言っているので、ちょっと気になった本、気合を入れないと読めなさそうな本を読む時には速読よりも、熟読で読んだ方が得られるメリットが多い気がしますけど。これもまた人それぞれなのかなあと思ったり。