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本気で面白いオススメの小説・ビジネス書はこれだ!!

日本人は本が好きで、数ある本屋が乱立していますけど、僕個人も本が大好き。大学生から本格的に読み出しましたが、小説、ビジネス書、理学書、哲学書と色んなジャンルの本を読んできました。その中でとても面白いと感じた本をご紹介していきます。

小説・ミステリー・恋愛・ドキュメンタリー・自己啓発などジャンルは問わずにご紹介していきます。シリーズものは別々の本としてカウントしたりしています。時代に関係なく書いていくので懐かしい作品もでてきますけど、今どきの作品もありますので、よろしくお願いします。

小説

いま、会いにゆきます 市川 拓司

 

映画化もされた恋愛・ミステリ小説。家族愛と恋愛がテーマになっているんで、サクサク読めます。高校生や大学生向けですけど、大人になっても青春時代を思い出せるそんな作品。

 

市川さんの独特な世界観に引き込まれました。終盤の妻の謎が解けるシーンは読んだ当時衝撃的で、ミステリ風だなあと思いました。純粋な恋愛と家族小説と言えるんです。

 

印象深いのは、竹内結子さんがヒロインの役を演じたことです。イメージぴったりで、この作品があったからこその結婚だったと思います。ORANGE RANGEの『花』も大ヒットして、恋愛小説ブームが起きていました。

 

十字屋敷のピエロ 東野圭吾

 

私が東野圭吾さんの本を読むきっかけになった本。本格ミステリで密室の謎で洋館のトリックなど面白い作品となっています。


ピエロの人形視点でも話が進みながらも、きっちりとした伏線が見事でした。ピエロの第3視点があるからこそ、最後の真実が分かる構成になっています。私が東野ファンになったきっかけの作品。


ただ、社会派ミステリが全盛の今だと少し古くさい感じはすると思います。それでも張り巡らされた伏線の消化は素晴らしい。初期の東野圭吾好きなら納得の一冊。

 

有頂天家族 森見 登美彦

 

人間のような狸が主人公。人間、狸、天狗のコミカルながらも残酷な描写が面白い。京都の下鴨神社や鴨川が舞台になっているので、京都を知っている人ならニヤニヤできます。


アニメ化もされているので、活字が苦手な方はアニメの方が楽しめるかもしれません。結構分厚いですから。京極夏彦さんが好きなら、背景が少し似ているのでさらに楽しめます。


森見さん独自の世界観で、文章に少しクセがあるので、慣れないと苦労するかも。そこも京極さんと似ていますね。

 

神様の御用人 浅葉なつ

 

フリーターが主人公の物語。野球の挫折からぐうたらな毎日を過ごしている時に、ふとしたきっかけがあって、神様の御用を聞いているというストーリー。

 

方位神である黄金様が可愛く、スイーツ好きな所がすごく魅力的。見た目はきつねなんですけど、とっても愛らしい。モフモフの毛皮に触ってみたい。


沢山の神様が出てきて、日本の神様に詳しくなれます。物語は神様の御用を聞いていくのですが、人間味のある神様が多く、人間と同じように悩んでいるのを想像すると、どんな人・神様でも苦労はあると感じました。

 

ちょっと今から仕事やめてくる 北川恵海

 

起承転結が素晴らしく、ドキドキハラハラさせてくれる作品。中盤以降のどんでん返しは見事。


誰もが抱えている社会人の闇をオブラートに包んではありますが、割とリアルに描いています。共感できる人も多いはず。


誰かを救いたいという想いが結実した話で、エピローグに当たる部分が素晴らしい。誰かを救うことで他の誰かが救われるという人の繋がり。殺伐とした日本社会ならではの話ですが、根本はとてつもなく重い話。

 

サヴァイヴ 近藤史恵

 

自転車ロードレースに人生をかけている選手の短編集。短編集ですが、一つ一つの話にきっちりとテーマがあり、自転車にかける選手達の想いが伝わってきます。


サクリファイスシリーズの短編集なので、近藤さんの長編小説『サクリファイス』『エデン』を読んでいるとより楽しめます。


アスリートなら誰もが行き当たる引退にもスポットを当てていて、そこまでに至る葛藤や自転車レースならではの展開が面白い。自転車レースに少し詳しくなってしまいます。

 

陽気なギャングの日常と襲撃 伊坂幸太郎

 

銀行強盗の4人が活躍するドタバタコメディチックな作品です。伊坂ニズムが最後まで注ぎ込まれていて、読んでいて本当に面白い


人気の作品で、続編2作ありますが、一番面白いのはこの作品。テーマがはっきりしていて、純粋に楽しめます。銀行強盗とミステリの組み合わせ方が伊坂さんらしい。


4人の特殊能力がある意味で現実的で、SF要素は薄くはなっています。話が得意な響野の演説部分がまさに特殊能力。伊坂さんもこの部分に力を入れて書いたのが伝わってきます。

 

ビジネス書

嫌われる勇気-岸見一郎 古賀史健

 

日本でベストセラーになった哲学・ビジネス書。嫌われるという日本人が一番嫌がることを題材にした書籍。哲人と青年の対話編とも言うべき、哲学書とも言える本。


人間関係の悩みがすべてという点が納得いきました。確かに人間関係の悩みでストレスが溜まることがほとんどなので。でも、そこでしっかりと対応できるかできないかで人生の潤いが変わってきます。

 

人は変わりたくないけど変わりたいという矛盾。嫌われることけど、本心では嫌われたくない人の本心がハッキリと分かりました。人間、孤独ではないけど孤独に耐えれないとしんどいなと思います。

 

非常識な成功法則 神田昌典

神田昌典さんのビジネス本。成功者としての心構えではなくて、人生少しでもより良く生きるためのノウハウが書かれています。ただ、これを読んで成功するというよりは、こんな生き方もあるんだなと考えた方が面白く読めます。


目標をノートや手帳などに書くのはいい方法だと思いました。確かに、毎日見ることで脳内に叩きこまれるので、目標に足りないものなどが分かってきます。実践している人は多そうですけど、基本なんですよ。


本気で成功したいのなら、読んで即行動した方が良いとは思いました。自分のやりたいことを仕事にするのが流行っていますけど、中々上手くいかないのが人生。そんな時にちょっとだけ背中を押してくれる、そんな本となっています。

 

物理学者が解き明かす思考の整理法 下條 竜夫

外山先生の『思考の整理学』の物理+具体化バージョンといった感じの本です。哲学、AI、STAP細胞、論理について書かれています。

 

私が哲学には学生当時はそれほど興味はなかったのですが、大人になってから興味をもったのでちょっとした解説書として手に取ってみました。具体的で分かりやすい説明があるので理解しやすくなっています。

 

さらに、論理について書かれた章が面白くて、文章の書き方について説明されています。理系にはお馴染みの「理科系の作文技術」のパラグラフライティングも書かれていて、まさに理系のための説明本となっています。

 

まんがでわかる 7つの習慣

有名な7つの習慣をマンガで表現した内容になっています。絵も可愛くて、マンガの間に解説もあるのでとっても分かりやすい。

 

私はマンガのキャラが可愛くて、シリーズ全部読みましたけど、マンガの部分だけでも面白いので、読んでみる価値あります。

 

マンガですけど、7つの習慣についてきっちりと解説されていますよ。最近は、有名なビジネス書をマンガで説明する本が増えていますけど、私が気に入った本はこれです。キャラも可愛いし、登場人物にも個性がありますから。シリーズ物になっていますけど、マンガなので長くても気になりませんよ。

 

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽 雄二

メモ書きをすることで、頭を整理させようという趣旨の本です。A4サイズの紙に、思ったことを書き連ねていくことで、頭が良くなるとのこと。

 

メモですけど、思ったことを思いつくまま書き連ねていくのでアイディアが出てくるようになります。私としては、著者がコンサルタント出身とのことなので、同じまたは近い業界の方が読むべきだとは思いますけど、頭が良くなりたい、シンプルに物事を考えたいという人にもオススメだと思います。

 

毎日10枚のメモを書くので、数ヶ月毎日続けるだけでかなりの達成感がありますから、その意味でも精神的に効果があります。赤羽さんは理系出身なんですけど、疑問からメモを作るやり方って文理関係ないので、思考力を高めたいという人は読むべきかなと。

 

新書

宇宙は何でできているのか 村山斉

非常に面白かった本。買った当初は積み書になっていたけど、読んで見ると宇宙のことが分かりやすく書かれてあって興味深かった。さすが売れている本だけはある。数式が一切でてこないのでサクサク読める。量子力学とか相対性理論に関して、数式で解説しないで、文章だけで説明したのは良かったと思います。

東大の村山先生で、他の著書も読んでみましたけど、これが一番分かりやすかった。クォークの話は僕はほとんど勉強する機会がなかったので参考になりました。理学系の学問も初心者レベルぐらいなら何とかなるけど、大学の院レベルになるとお手上げですからね……。量子力学か何かの授業でラプラシアンデカルト座標から球座標への変換はかなり面倒くさかった記憶があるので、込み入った数学の転換は今でも苦手……。卒業研究でのテンソル計算はとっても面倒臭かったのを思い出します……。

頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術 齋藤 孝

ノート術について書かれてある本となっています。数々の著書がある斎藤孝さんの本なんですけど、ノート術に絞った解説書です。本書の中で印象に残ったのは、話でも情報でも何でも、3つにポイントに絞れということ。人に何かを話したり、文章で何かを表現する時には、3つポイントを挙げることで格段に伝わりやすくなります。会社で大切な『ホウレンソウ』が代表的ですね。3つ以上だと何が大切か分かり難くなります。視点をぼやけさせないためには、3つが妥当です。もちろん臨機応変で変えていく姿勢は大切ですけど、何かを伝えるということに関しては、3つに絞った方が分かりやすい。人はたくさん選択肢があると迷う生き物ですからね。

文庫

読書について ショウペンハウエル

読書について書かれた本。古典に分類されるとは思いますけど、今でも通用するようなことが書かれてあって、興味深い。根本的には、読書は娯楽と学習と教養に分かれるとは僕は思っていますけど、娯楽に関しての本は、百年先まで残らない本なので読む価値ないとも解釈できるのがこの本の特徴。とにかく、自分で考えて本を読め、そのためには古典のような歴史に残る本を読めというのは一つの側面。難しい本を読めという意見には僕は賛成ですけど、みんながみんなできるわけじゃないので、実践できる人は少ないとは思います。だけど、割と気軽に読める本になるので、読書について困っているなあと感じている人にはお勧めだと思います。