人生のおつまみ

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【ライフ】妻は他人であるということー『夫婦関係を円満に続けていく秘訣』

妻は他人

割りと、このことを考えている人はどのぐらいいるのだろうか?別に奥さんでなくてよくて、彼氏・彼女、息子・娘に置き換えてもいいと思う。共同生活している人は他人。その境界線ってすごく大事で、「○○は俺のもの」とか「□□のために人生のすべてを捧げる」って考えはすごく危ない。ただでさえ、結婚すると家庭に入るのが良いとされている現代日本で、こういう発想ができるなんてすごいなあと感じる。一番すごいのは、男性側が主体的に考えているという点。普通なら、男性>>女性が無意識に頭に働くので、相手のことは考えなくなってしまう。これは親の姿や社会生活でよく見る光景だから。相手を他人と考えることで、配慮できるし、「ありがとう」とも言える。男性は本当にありがとうと言える人が少ないと思う。やってくれるのが当たり前という思考回路になっているし、中々そこから抜け出すのは難しい。ルームシェアをイメージすれば良いのだけど、相手は自分の思い通りなんかに絶対にならない。だからこそ、お互いに配慮する必要性が出てくると思うんですけどね。

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普通するでしょう?という洗脳

「普通するでしょう?」という言葉。まるで洗脳に近い。完全に先入観がビシバシ効いていて、人の言葉を受け付けなくなっている。夫だから、妻だから、親だから、子供だから……。色んなバリエーションがあるけれど、そこから「普通」という考えが生まれてしまう。非常に怖いのだけど、人間はその普通をベースに生きていくからどうしようも無い部分もある。夫だから家族のために生きるのが当然でしょ?とか妻だから家事をするのが当たり前だとか。あくまで他人と考えれば、相手が疲れていたら今日は俺(私)がしようとか思うでしょうし、思いやりが出てくるはず。「普通」という言葉は日本人が大好きで、10代の頃から会話で出てきますけど、普通というのはあくまで平均的な行動であって、自分の配偶者や子供にとってはそうじゃない。それを誤解すると仲が悪くなってしまったりするんで、本当に他人と考えるのは大事。ただ、疲れているときやストレスが溜まっているときには、そんな余裕はまったく無くなります。そんな時には家庭内擬似的別居みたいな空間が欲しいと思うんだけど、お金がないと無理かなあと。考えていくと結局自分の疲労とストレスの議論になってしまうのは悔しい。