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【読書・感想】『嫌われる勇気』の内容・あらすじから気づいた10個のこと

 

はじめに

ベストセラーにもなったビジネス書です。
読みやすくて、哲学書でもあります。
哲人と青年の対話形式なので、
小説のように読むことができます。

あらすじ

アドラーの思想(アドラー心理学)を、
「青年と哲人の対話篇」という
物語形式を用いてまとめた一冊です。

 

「どうすれば人は幸せに
生きることができるか」
という哲学的な問いに、
きわめてシンプルかつ
具体的な“答え”を提示します。

気がついた10個のこと

ベストセラーになった本

どの本屋に行っても平積みにされていて、
売れているなあと思ってはいました。
面白そうな内容でしたし、
青年にネガティブな日本人を感じました。

ベストセラーになったのは、タイトルと
内容に共感点が多かったからと思います。
毎日生きていると、何かと辛いですし、
生き方を提示してくれる本書が売れた。

合う合わないは人によってありますけど、
共感できる人は多いと思います。
本の内容を実践すると嫌われるかもですが、
自分を変えるという意味では最高なはず。

 

目的のための怒り

人が怒るのって、ストレス発散のため。
大声を出したいから怒ると本書で
説明していましたが、割と納得。
大声を出すために、感情を利用する。

大声って聞くとビックリするので、
あまり好きではないのですけど、
大声を出すという目的のために、
怒りを道具として使うという説明には、
少しだけショックを受けました。

怒りって自分はよくても、
他人の怒りを見ると嫌な気分になります。
人に迷惑をかけないストレス発散ならOK
なんですが逆だとこちらがストレス。

 

対話形式で読みやすい

哲人と青年の対話で話が進むので、
専門的な本なのに読みやすくなっています。
アドラー心理学についての本ですが、
日常生活の実例もあって、納得しやすい、

青年が哲人に突っかかっていきますが、
アドラー心理学って日常生活から
少し乖離していると思える部分があるので、
気持ちは分かるんですけどね。

逆に哲人が飄々としていて、
どんな人生を生きてきたのかなあと
思ってしまいました。
対話形式だと話の起伏をつけるために、
真逆のキャラでないといけませんから。

 

他者の期待がプレッシャー

他人からの無意識のプレッシャー。
親とか友達とか、子供時代に体験します。
それって、精神的にキツいときもあって、
大人になっても苦しむ人もいます。

他人の期待に応えない。
それも大人になるって意味かもしれない。
期待は目に見えないけど、
期待外れの時に、ダメージを貰います。

期待を自分の中に入れこんで、
活力に出来れば全然問題ないですし、
期待外れでも、「しょうがないよ」と
言ってくれる人がいれば変わるでしょうね。

 

すべての悩みは対人関係

嫌われる勇気を見ていて、
一番印象に残った内容がこれです。
悩みは対人関係に集約されていて、
すべては対人関係が鍵を握っている、

仕事でも人間関係が大事ですし、
家族との関係でも苦しむこともある。
ある意味、人生すべて人が関係していて、
人との距離感がとっても大事。

コミュ力が重要と就職活動で聞きますけど、
悩みがすべて対人関係にあるなら、
それを改善させるコミュ力は確かに大事。

 

自立が大事

親から、子供から、家族から、友達から、
色んな人から自立するのは重要です。
何かに極端に依存してしまうと、
依存対象から動けなくなりますから。

一番身近だと、親からの自立。
お金、家、土地などの価値ではなくて、
精神的に一人で生きるのが大事かなと。
責任はなるべく自分で負うとか。

他人の期待に応えることにも似ていますが、
親からの期待などもプレッシャーになります。
仕送りを無くてなどというわけではなくて、
大抵の問題は自分で解決する心意気が大事。

 

幸せは自分次第

人生は自分次第で変わるらしい。
その通りだとは思います。
自分の努力や考え方で変わりますから。
ただ、変えるのはかなり難しい。

毎日の習慣を変えるのはしんどい。
ちょっと変えるだけで、
ストレスが溜まって疲れますから。
幸せになるためには、
ある程度の努力は必要だということみたい。

幸せは歩いてこないと言いますけど、
そこにも自分次第で、多少は変えないと。
努力や運も大事で、
さらには意識・考え方も重要です。

 

今を真剣に生きる

過去に縛られるずに今を生きる。
中々難しいですけど、
それでも、今が一番大事なわけで。
極限にシンプルだから難易度が高い。

ただ漫然と生きるのではなくて、
真剣に生きてみる。
資格とか将来とか考えて、
自分なりの未来のために、
今は精一杯生きよう。

というのは、本質なのかなと思います。
真剣に生きるとしんどいですけど、
だからこそ、嫌われてしまう。

 

アドラー心理学

アドラー心理学を解説しています。
対話篇で読みやすいですけど、
何回か読み直さないと理解は難しい。
具体例は豊富ですけど、
根拠が少ないのが気になりました。

ただ、入門書としては最適だと思います。
章の冒頭にまとめの記述がありますし、
太字で重要な部分が分かりやすかった。

個人的には、アドラー心理学の要点を
箇条書きにした解説書があればいいなと。
章の最後に、箇条書きがあればよかった。

 

実践したら嫌われる?

本の内容を実践した、多分嫌われます。
というか、他人から見たら別人に
なったように見えますし。
嫌われても、自分を貫ける勇気をつける
のがこの本の目的の一つかと。

嫌われる勇気というのは、
自分が変わる勇気も入っています。
考え方が変わってしまって、
傍から見たら、別人になってしまう。

ベストセラーになったのも、
自分を変えたい人が多くいて、
気づいたら本が大量に売れていた、
ということなんじゃないでしょうか。

 

何事も考え方次第

嫌われる勇気の内容を実践しても良いと
思いますけど、最後は自分次第。

あくまで自分の考え方を変えるための
切っ掛けなので、それを活かさないと。
自己啓発書としても分類される本書。
自分の考え方を少し変化させるだけで
見える景色が変わってきます。

 

終わりに

内容がシンプルで読みやすい本でした。
アドラー心理学は知らなかったですが、
中々に興味深かったです。
日常的に使えそうなネタもありました。

本書を読んでも、自分を変えるのは難しい
ですが、一つぐらいは実践していきたいな。