人生のおつまみ

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【映画・感想】『スパイダーマン ホームカミング』ーアイアンマンも登場する明るいスパイダーマン

スパイダーマン ホームカミング』を見てきました。『シビルウォー』でアベンジャーズ入りを果たしたスパイダーマン。全体的に明るい作品になっていて、今までのスパイダーマンとはひと味違った印象になっていました。アイアンマンとも親子みたいな関係ですごく楽しめました。

 

今回は『ホームカミング』はスパイダーマンアベンジャーズに本格的に入る前の物語で、子供から大人への成長ストーリーで良かったです。力を持て余した子供が、絶望的な状況に陥りながらも、自分の力を信じて戦うシーンが最高でした。

 

ただ、スパイダーマンシリーズが好きな人だとちょっと物足りないかも。スパイダーマンになった理由は『シビルウォー』を見ていないとよく分からないですし、今作でも説明を端折っているので、「説明不足だ」と言われても仕方がないとは思います。

それでも、全体的にはすごく好印象な作品。今回は、作品に集中したいので吹き替えで見ましたが、ストレスなく見ることができました。中盤で力を過信して、一般人を危機に晒した部分からの、終盤の弱さを乗り越えて、自分を信じて戦うシーンにはグッとくる人が多いはず。王道ストーリーですけど、今までのスパイダーマンにはない明るさがあります。

 

親友の父親と戦って、業を背負うこともないので気楽に見れます。あと、ヒロインも可愛かったのですけど、読書好きで、いつも主人公の近くにいる女性が魅力的でした。調べてみると、この女性が今回のスパイダーマンのヒロインとのこと。

 

ラストの展開はちょっと衝撃的でしたけど、今作の悪役は純粋な悪ではないので、再登場してほしい。ちなみにその悪役を演じている役者さんが『バットマン』を演じていたと知って驚きました。