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【読書・感想】『図書館は、いつも静かに騒がしい』ー図書館が舞台の人情ドラマ

あらすじ

就職活動で挫折し、半年間ひきこもっていた23歳の菅原麻衣。偶然見つけた区立詩島図書館の求人に応 募したところ、あっさりと採用される。いざ出勤してみると、本を手放したくないと泣きじゃくる女性や何でもミステリーにしたがる男性、妙な歌を自作するおはなし会が得意な主婦など、同僚は変人ばかり。 これまで図書館に興味がなかった麻衣は周囲の情熱に後ろめたく思いながらも、仕事を通じて来館する人々と触れ合ううちに自分の気持ちが変わっていくのを感じ――。

 

感想

図書館という言葉で学生時代を思い出した

▼図書館は静かなイメージがあったけど、働いている人からしたら騒がしいというのがわかりました。

▼図書館でアルバイトしていた経験があるので、自分に少し重ねて、学生時代を思い出してしまった。

▼本を読まなくても、働いているうちに本に興味を持てる展開はすごく良かった。

▼図書館ではお静かにというけれど、読書が趣味な人からしたら、静かにするのは難しいかも。司書の方に本について熱心に語ってしまうから。

挫折しても人間関係で変われる

▼主人公は就職活動で挫折の経験があるけど、図書館の人達によって再生できたのが良かった。

▼職場環境で人生って左右されると思う。だけど、それは本当に運の要素が強い。

▼成功者ほど運が必要というけど、職場に置き換えても、快適な職場というのは『運』とそこから生まれる『やる気』なのかもしれない。

▼中々こんな良い人間関係は作れないと思う。公立図書館なんで民間とは違うだろうけど、余裕のある関係性がいいなと思いました。

図書館の利用者は色んな人がいる。

▼小説の中でも、色んな利用者が出てくるけど、みんな色んな悩みがある。

▼欲しいけど、漠然としか情報がない中で本を探すのはとっても難しい。だから、図書館で働いていると自然に知識がつくのだと思う。

クレーマーというか、劇中の芸能人の熱狂的なファンが出てくるんだけど、遭遇したらどうしたらいいのだろうと思ってしまいました。カウンター業務も大変。

▼利用者も十人十色で、おじいちゃんでも好奇心旺盛で勉強好きな人もいます。そんな人になりたい。

劇中で出てきた給料の話。

▼実際に図書館で働いていも、すごく薄給とのこと。なぜなんだろう?

▼司書として働く人の多くは、非正規雇用らしいです。専門職とは言えないのでしょうかね。

▼アメリカなどでは、専門職としての図書館職員というのもあるみたい。

大学図書館でのレファレンス業務というのは、まさしく専門職だった。学生の論文についての質問に答えていたりしていたから。専門知識の差がダイレクトに給与などに関わってくるのかもしれない。