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【読書・感想】『幽遊菓庵〜春寿堂の怪奇帳〜』をあらすじ・内容を読んで感じた3つのポイント

はじめに

和菓子がテーマで、
登場するあやかしも個性的でした。
文章も論理的な部分もあって、
ミステリとしても面白い。

シリーズは5巻+外伝1巻と
人気作になっています。
私は1巻を読んでから、
面白くて、一気に全巻一気に読みました。

あらすじ

木彫の看板に『春寿堂』と
書かれたその店は、
飄々とした狐の妖怪・玉藻が
店主を務める、
あやかしたちの御用達だ。

 

そんな場所を普通の店と勘違いして訪れた
青年・名月は、度々起こる怪奇事件に
文句を言いながらも、
玉藻のもとで和菓子作りを
手伝っていくことになる。

 

和菓子とあやかしが、
店を訪れるものたちを
優しく繋いでいく。
暖かな“縁”のストーリー。

 

感じた3つのポイント

主人公・名月がモテる

名月がかなりモテています。
シリーズは5巻まで出ていますけど、
新しい話ごとにヒロインが
追加されていきます。

俗に言う、ハーレムもので、
主人公はそんなに筋肉ムキムキ系では
ないですけど、
ヒロインの命や人生を救うことで、
モテ度がアップしていきます。

人間やあやかしが同じように
名月を取り合うのですけど、
みんな名月が好きなので、
それが最終話のハッピーエンドに
繋がっていきます。

 

和菓子とあやかしがテーマ

和菓子とあやかしがテーマです。
珍しい組み合わせですし、
表紙のキャラもカワイイので
ワクワクしながら読みました。

著者の真鍋さんの実家が
和菓子店なので専門知識がずらり
読みながら和菓子が食べたくなりました。
知らない和菓子も出てきます。

有名な和菓子も出てきますけど、
作るのも手間が掛かります。
普段食べているお菓子でも
作るのは難しいなと感じました。

劇中では、和菓子で事件を解決します。
和菓子で戦うのではなくて、
和菓子作りの勝負をしたり、
お供え物がポイントになったりして、
非常に面白い展開になっています。

名月は最初、和菓子作りには消極的ですが、
毎日の生活を送る中で
和菓子に対して本気になっていきます。

師匠の玉藻も名月を育てようと、
厳しい言葉を投げかけたり、
放置プレイしたりするんですけど、
内心、二人が繋がっていてすごくよかった。
良い師弟関係だと思います。

 

全話ハッピーエンド

すべての話がハッピーエンドでした。
バッドエンドも和菓子の力で
ハッピーエンドに変えていきます。
物語のラストにストレスがないので、
楽しく読むことができます。

小説はやっぱりハッピーエンドでないと。
ハッピーエンドだからこそ、
空想の世界の意味があるわけで。
バッドエンドな小説もたくさんありますが、
私としては、ハッピーエンドが好き。

狐のあやかしや春の化身、
守護霊が自身の姉の人間など
非常にキャラクターが個性的です。
読みやすくて、面白い作品でした。

 

おわりに

和菓子とあやかしがテーマでしたけど、
あやかしが可愛かったり、
面白かったりと、キャラが個性的でした。
内容もミステリとして十分で、
読み応えがあります。