【読書】『そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー』
あらすじ
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。
だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……
そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作!
ざっくりした感想
- 一人一人いなくなっていくけど、まさか誰もいなくなるとは……。トリックも秀逸で、さすがの構成力。はじめて読んだ時には、ラストの展開にビックリしたけど、犯人の頭が良すぎてビックリしました。
- 日本でもドラマされてますけど、やっぱり孤島の話は海外でないと無理があると思いました。日本流なアレンジもいいけれど、海外版も見てみたい。終盤のトリックはどう表現するのか。
- 海外の小説が苦手でも割とスラスラ読むことができます。個人的には、登場人物の名前が把握しにくい海外小説は苦手なんですけど、アガサ・クリスティーの小説は気軽に読むことができます。訳者が良いからなのかも。