人生のおつまみ

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【読書・感想】博士の愛した数式 小川洋子

大学生の時に読んだ、何とも悲しい話。
80分しか記憶が持たない、
元数学者と家政婦とその息子のやり取りが
何とも切なく、印象に残る話になってます。

80分しか記憶がもたないので、
メモ書きした付箋がたくさん貼ってあって、
新しい記憶も維持できない悲しさが
何とも言えません。

息子は、野球ファンで、阪神ファン
数学で言う所の、虚数など
専門用語が出てきます。
でも、文学的な説明があったりして、
特に悩む必要もないんですよ。

著者の小川さんの最高傑作とのことで、
私が読んだ大学生の頃には、
大々的に宣伝されていました。
映画化もされましたし、出来も良く、
今でも人気の作品です。