Naotoの日記

読書・ニュース系の簡単なコラム

ビジネス書の文章は分かりやすい

僕は小説が好きで、色々と読んでいたりするんですけど、学生の時にビジネス書にハマりました。分かりやすく書かれてあって、就職していない若者の心をキラキラさせる文章がふんだんに書かれてあったのを憶えています。

 

ビジネス書の文章が分かりやすいのは、できる限り多くの人に読んでほしいからで、哲学書や理学書のように書くと、伝わりにくいからだと思うんですけど、結構な数を読んでしまうと、分かりやすすぎて逆に不安になる。もう少し難しい本がいいと思うんだけど、そうなると専門書レベルになってしまうので、塩梅が難しい。

著者はほとんどが会社の社長、弁護士、大学教授、芸能人、作家など社会的に成功した人が多くて、サラリーマンの参考になるのか疑問になることあるんだけど、ターゲットをそれに絞って、サラリーマンでもできることがあるよ!的な書かれ方をしているので、需要はあるんだと思う。

結局、分かりやすさってどこまで許容するのかが難しい。売れるのは売れるけど、正確性は薄れるし、言葉のあいまいさもあって、誤解されることもあると思う。プレゼンの時には、分かりやすく、難しい所を削って説明するけど、自分の関係者に説明する時には、とても難しく言葉を選んで説明していた人を思い出す。ある程度の前提知識がないと、専門分野って理解できないことが多いですからね。

ビジネス書の分かりやすさって、そこを踏み台にして、さらに広い領域を見ていけっていうアドバイスだと思います。知識がない時には、参考になるけど、知識を得た後ならもっと難しい領域に手を出して、向上していけ!みたいな。

だけど、本を売るってことと自分の知名度を上げるって意味で本を出してもいるはずなんで、あくまで参考程度的に意味合いで読んだ方がいいとは思うんですけどね。業種によっては、実際に仕事に活かせることも多いはずなんで、人それぞれ。

ビジネス書って若い人や野望を持っている人を感化させる作用はあります。富とか恋愛とか権力とかそういう単語と相性がよくて、成功体験が綴られているからこそ、すごく引き込まれます。分かりやすいのは、読者のためとそれによって多くの本を売るため。

それにしても、著者によっては数多くの本を出していますけど、その知識の多さはどこから来るんでしょうね。サラリーマンから見たら驚きで、やっぱりバイタリティーが違うのかなあ。