読書感想文は難しい?
子供に出す宿題としては、読書感想文って難しいと思う。読書経験がある子供なら楽勝なんですが、普段本を読まない子供からしたらトップクラスに難度の高い宿題に入る。トップは自由研究なんですけど。
僕も子供の頃は読書感想文が大の苦手な宿題でした。何を書いていいかわからないですし、感想と言っても普段書かないものだから、あらすじぐらいしか書くことがなかった。それでも、気合で5枚ぐらい書いて、割と良い評価を貰ったように思います。
だけど、あらすじだけではなくて、自分の感想をもう少し入れましょうと赤字で書かれていたので、結局のところ、読書感想文にはなっていなかったみたいですが。読書感想文も書き方というか、いい例、悪い例を提示してほしかった。
国語の本に、例が載っていたかもしれませんけど、僕は見つけられなかったですし、そこまで教科書を読み込んでいなかった。自分の意見って言うけど、言ったら逆に煙たがれたので感想文は書き方が分かりにくい。
今だと、「この文章に対して、僕ならこう思う」的なことは書けるんだけど、小学生の僕では無理でした。そもそも算数が好きでしたし、読書感想文は面白い小説を選んで書きました。
読書感想文の書き方みたいなものを教えないと、中々に難しい。読書家の親や読書感想コンクールで入賞などを狙っている家庭なら教えやすいけど、みんながみんなそうじゃない。読書感想文って、高校生ぐらいの頃から出したほうが、読書好きの人が増えると思うんですよね。小論文みたいな形式にしたら、受験にも応用できるし。