Naotoの日記

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ハラハラするけど面白い本

ゴールデンスランバー『モダンタイムス』『魔王』の伊坂作品を読んでみました。僕は伊坂幸太郎さんが好きなんですけど、最近の小説はハラハラするような展開が多い気がします。権力に立ち向かったり、巨大な力に抵抗したりするような作品が多くなったと思う。

 

 


権力に立ち向かうという設定はどこにでもあるけど、伊坂作品だと、普通の一般人が巻込まれる展開が多くて、特殊能力などは出てくるんですけど、巻込まれた主人公の視点から描かれることが多くて、読んでいてハラハラします。

バッドエンド、グッドエンドもあって、先が読めないのがいいと思います。『モダンタイムス』などは長い作品ですけど、『魔王』とも繋がりがあって、長く楽しめる作品です。検索したら、巨大な力で社会的に抹殺されるとかすっごく怖かった。

伊坂さんは、『ゴールデンスランバー』から作風が変わってきて、大きな物事に対して、個人個人が立ち向かうような作品を世に出すようになってきました。『キャプテン・サンダーボルト』とかもそうだったけど、日常から非日常に変わっていく、そんな話。

以前は、日常の中にある非日常的な作品が多かったんだけど、作者の作風が変わっていることに気づくということはそれだけ熱心なファンなわけなんですよね。デビュー作から見ている僕としては、感慨深いものがあります。

伊坂さんの作品って、実写化も多くされているんですが、割と原作に沿ったものが多くて製作陣に愛されているなあと思います。それだけ面白い作品が多いということなんですけどね。