人生のおつまみ

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就職活動で答える趣味は読書

就職の時期が近づいてきた。4月になると、新社会人が大量に社会に出てくる。今更だけど、就職活動って、自己欺瞞で、趣味も欺瞞なんだなと自分なりに納得した。

 

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就職活動では、純粋にその人の経歴が必要となってくるけど、特に新卒の場合は、学歴と資格が重要であって、趣味は別に必要ではない。趣味が書かれてあっても、変な趣味さえ書かなければよくて、面接官や人事担当者は怪しい趣味を持っていないか、人格的に大丈夫そうかを確認するために、趣味欄を見る。

結局、変な趣味、マイナーな趣味を書くと、「おや、何だこの人は?」的な印象を残すことになってしまって、それはそれでいい効果になる場合もあるが、悪い効果になる場合もある。学生からしたら、そんなリスクを踏む意味はほとんどなくて、採用か不採用かの白黒しか分からないから、趣味欄で変な趣味を書くわけにはいかない。

だから、基本的、無難な『趣味は読書』が普及したんだと思う。当たり障りがない趣味なら角は立たないし、余計なリスクもない。

ただ、本当に趣味が読書の人は少し困る。人事担当者から見れば、「ああ、また趣味は読書ね」と思われてしまうし、好きな本を答えたとしても、分かってもらえないことも多いと思う。そんなわけで、趣味は読書と答えるのもリスクはある。

本当に好きな趣味を答えたとしても、面接の時には効果は薄くて、学歴や資格の力は強い。会社に入ってから趣味の力は発揮されるから、就職試験の時に、『趣味は読書』と答えても僕はいいと思う。面接官が読書家だったらラッキーと思う程度なのかもしれない。