人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

本を読むことって、ゲームをするとかテレビを見るみたいに気軽にするべきでは

 読書って気軽にやるべきだと思う。資格試験とか受験とか、そういう将来を決める状況のときには、気軽にできないけど、普段の読書なら気を揉まずに、リラックスしてやってほうが身になるような気がする。

 

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仕事や趣味の時間に、読書した内容が頭に連想されることがよくあるから、真剣に読んで、理解できなくて、逆にストレスが溜まるよりはいい。僕は、読書をするなら、ストレスは溜めるべきではないと思うし、何より本を読んで疲れるのは本当に嫌。心地よい疲れならいいけど、理解不能で意味不明で日本語なのに理解できないという読書は、知識欲を満たすためや資格などの勉強としての読書で十分。気軽に本を読むと、意外に憶えていることが多くて、ビックリすることもあるけど、フトした時に発想が生まれたりして、実用的な読書って気軽な読書なんだなあと。

 

もちろん専門性の高い職種や経験が必要な仕事の場合は、固い読書、難しい本を読んだりする読書も大切だと感じるけど、毎日の生活の中で役立つのは、ちょっとしたときに読んだ、たった1行の文だったりすることもある。本を読むことの本質って、たくさんある文章の中で、そのたった1行の文を探すものなのかもしれない。

 

★★★

 

 ゲームやテレビって気軽にしたり、見たりするもの。ストレスも溜まることも少ない。読書も同じで、気楽にリラックスして本を読むべきだと思います。ギスギスしながら読んでも頭に入り難いですし、何より面白くない。適度に自分のペースで読んでいくことが重要になる。

 

僕は読書ってゲームに似ていると思う。知識=経験値で、読んだ冊数=レベルって意味合いにすると、読んでいくことで達成感が生まれていく。ゆっくりレベルアップをするように読書すれば、気軽に楽しく知識が深まっていって、本が好きになると思います。ただ、ゲームみたいに敵キャラみたいなのはいなくて、資格とか大学入学などを目標にしてしまうと、苦しくなる危険性が高くなので注意。何かに捕われてしまうと、途端に面白くなくなってしまうのは、ゲームも読書も同じ。

 

単調なレベルアップをしていっても、敵に負け続けるとやる気がなくなってしまって、ゲームに飽きてしまうみたいに、読書をすることも億劫になってしまう。そこら辺のさじ加減が難しいところなんですけど、資格は資格、趣味は趣味みたいに分けて考えると負担は軽くなります。十分倒せる敵キャラを倒しながら、たまにボスに挑戦するみたいに読書すれば、自分にとってメリットがあるんじゃないかと。

 

★★★

 

 読書を気軽にするには、あとがきから読むとか目次だけ見るとか、速読のような手法を取り入れるのもいいと思う。気合を入れすぎても、本を読まなくなるだけだし、サラッと、流し読みぐらいで丁度いい。最初から順番に読まないといけない!って、小学生ぐらいから言われているけど、実際にはそんなの関係なくて、自分が楽しくor役に立つような情報や知識を得るための読書が必要になる。

 

速読のような方法って、長年染み付いた国語の読書法と違うから、最初は戸惑ってしまう。僕もそうだったけど、長い間の習慣って中々抜けなかった。大学生ぐらいになってから、ある程度の速度を出して読まないといけない時期があったからこそ、少しは速読が出来るようになった。あとがきから読んだり、目次だけ読むことで、本の内容をある程度は推測できたりするし、時間を節約できたりもする。

 

小説にも応用できて、キーワードだけひろって、文章の頭の中で構成できたりもする。一冊の本を味わうことはできないけど、反復することができるようになるから、回数を重ねることで、好きな小説を楽しむことができる。速読はビジネス書向けだけど、応用できれば色んな本を数多く読むこともできる便利な方法だと思う。

 

★★★

 

 読書って気軽にすればいいと思うけど、そこまで至るには、ある程度の冊数を読まないとその境地には至れない。しかも、本を読むことって、能動的に読んだりして、特定の一冊の本に出会わないと中々趣味とか仕事に活かせない。これが本当に難しくて、好きな本、印象に残る本を探すためには、運というか運命というか、ちょっとしたきっかけが必要になる。

 

有名人も、読書している中で最初に読んだ本はたまたま手に取っただけ、家にたまたまあっただけというエピソードも聞いたことがあって、人と本って運命的な出会いがあるからこそ、お互いに長い付き合いになるんだなあと思う。読書家とか読書好きなんて人達がいるけど、最初はちょっとした出会いがあって、そこから色んな方向に発展していった結果、読書が好きになったというだけのこと。

 

他の趣味も同じだと思うけど、出会いがとにかく重要で、家、学校、大学、友達、同僚とか色んな要素の中で、自分と本の関係って決まってくる。読書がしんどい!って思っている人は、最初に出会った本を思い出しながら、自分は何が好きだったかを考えることで、読書=楽しい行為になっていくんだと僕は思う。大人になると、その出会いの本も忘れてしまいそうになるから、本当に怖いけどね。