人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

読書力って大事だけど、運命の本に出会わないと活かせない

『読書力』という本を読んだ。

 

読書力は、小説だけではなくて、
幅広い分野の本を読むことで
ついていく力とのこと。


だけど、そのためには、運
命の本ともいうべき本に出会わないと
中々難しいと思う。


なぜなら、新しい分野の本には
拒否反応がどうしても
付きまとってしまうから。


小説ばかり読んでいて、
次は新書読もう!といざ読んでみても、
少し難しくて、小説に戻ってしまう
ということはよくある。

 

前提知識が少なくても、
ある程度内容がイメージできる小説は
楽しいですから。

 


確かに、読書力をつけるのは大事だと思う。
知識や情報、想像力をつけるという意味では、
読書は非常に効果的。

実際に仕事や趣味で使えたときには
すごく達成感があるから、
結構クセになってしまうこともあったりする。


それに、読書をして、本が貯まっていって、
本棚が潤ってくると楽しくなる。


特に若いときにはすごく楽しい、
醍醐味のある趣味だと思う。
世間で読書をしている人は頭が良いという話は
まんざら嘘ではないなとは感じる。

 

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ただ、読書力をつけるには、
広い分野の本を読まないといけないし、
新しい分野は年を取るにつれて、
本当にキツくなってくる。


価値観が固まってきて、
しい知識が拒否するようになるし、
何より体力と知力が追いつかない。


だからこそ、読書って若い頃に
ある程度の量を読み込まないと、
知識の上澄みができないから、
ますます読むのが苦しくなってきてしまう。


もちろん、目標があればいいけど、
仕事も身に付いて、
ある程度の満足感を得てしまうと、
読書力を上げるよりも、
平凡な日々を優先してしまうのが人間。


読書力をつけるには、
人生を変えるぐらいの衝撃のある本に
出会うのが一番で、
それを軸にして読み進めるのがいいと思う。


分野は何でもよくて、
本をもっと読みたい!って思える本があれば。


小説ばかりだなあと思ったら、
新書なり文庫なり読んでみて、
新しい知見を発見するのが僕はベターだと思う。

知識がアップデートされていくと、
思考力が高まって
日常を論理的に考えることができるようになる。


僕も20代の頃には読んでいなかった本を
読んだりしている。

哲学書だったり、新書だったり。
大学で研究していた頃は、
小説と理学書がほとんどだったので、
読んでいて結構楽しい。


一つ思うのが、
読書って、『楽しい』感情がとても大切ってこと。


新しい分野の好奇心に繋がる『楽しさ』によって、
未知の本への耐性がついて、
何歳でも新しい知識がついていく。


本との出会いがすべて何だけど、
それをどうコントロールするのかが問題。

 

読書力 (岩波新書)