Naotoの日記

読書・ニュース系の簡単なコラム

『なにかのご縁』を読んでー『大学生・縁・うさぎさん』

 うさぎさんが『縁』を繋ぐ神様というのは意外だが可愛かった。大学生生活の中で、縁を見つけて、縁に振り回される主人公とうさぎさんの組み合わせは印象に残る。神のことを神様というように、うさぎもうさぎさんと呼ばないといけないみたい。うさぎさんの性格は『神様の御用人』の黄金に近くて、食事にうるさかったり、鍋という言葉に憶えたりと、人間らしくも、うさぎとしての現状をきちんと把握してる。大学生が主人公で、最近流行っている、人間と神様の物語となっているので、感情移入はしやすい。どちらかというと、恋愛寄りとなっているけど、主人公の恋愛は薄め。分かりやすい展開だけど、主人公とうさぎさんの立っていて、読んでいて楽しい。『神様の御用人』を読んだ時にも思ったけど、神様を動物なり人間なりにイメージ化して、さらに人間味を出すと物語が面白くなると思う。人の『縁』が実際に見れたりすると、悪用する人間が出てくると思う。人の縁が見えるという特殊能力持ちの主人公だけど、異世界ものみたいに無双する話ではなくて、自分の出来ることをしっかり実践していくというのは、この手の特徴だと感じた。表紙の絵が可愛くて、ジャケット買いする人もいるかもしれないね。

なにかのご縁―ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫)