Naotoの日記

読書・ニュース系の簡単なコラム

雨上がりの印刷所を読んでー『印刷所・就職・未来』

 印刷をテーマにした面白い作品だけど、若者が陥る、社会の現実や厳しさが込められていて、結構面白かった。印刷業界の専門用語が飛び交うけど、印刷って奥深い世界。当たり前のように僕たちは書籍や雑誌を読んでいるんだけど、紙の媒体には印刷時にすごく細かく考えて仕事しているという様子が伝わってくる。技術進化で電子書籍も出てきていて、紙媒体の売上は下がっていると聞くし、印刷業界は時代の転換点に立たされていると思う。その中で印刷業界の人に何ができるのか?というテーマも含まれているとは思った。主人公は20代ぐらいで、3年で職場を辞めてしまうけど、今の時代には色んな経験を積んでいくのも悪くない。よっぽどメンタルが強いか、専門分野を持っていないと厳しくなっているからね。

 

雨あがりの印刷所 (メディアワークス文庫)