人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

読書って人生の役に立つの?という質問

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 最近ふと、本を読んでいて思ったのが「読書って人生役に立つのかな?」という疑問に対する答えでした。同じ疑問を持っている方も多いと思うんですが、一種の哲学ですよね(苦笑) 読書って遊びの感覚に近いものだと僕は思っているんですが、真面目に読書を役に立てようとすると泥沼にハマりそうな気がします。
 
 
 結局は、時間の問題なんですよね。読書したから、即給料アップ!収入アップ!的な。効率的な読書術。僕が思う読書ってそういうのではなくて、何年もかけてじっくり思考力を上げる行為なんだと思います。だから遊びに近い感覚でないと、継続できないし、自信もつかない。真面目にすると飽きてしまいます。
 
 
 僕がこういう考え方になったのは、やっぱり「大学時代に本を多く読んだ」ことが要因の一つでした。意味不明な専門書をじっくり何時間もかけて読んだり、狂ったように小説を毎月10冊以上近く読んでいたことが今の僕を形成していると思います。そういう極端な実体験がないと読書に対する考え方って変わらないんじゃないかと。
 
 
 自己啓発の本などで、『読書が人生を変える』的なことが書かれていることが多いですけど、大抵は成功者(大企業の社長なり、研究者なり、コンサルタントなり、社会的に成功した人)が書いているので、ある程度のステータス(収入とか学歴とか人脈とか)がないと難しいとどうしても感じてしまう。「読書で本当にみんながみんなそこまで人生変わる?」と。
 
 
 正直に言うと、生活に余裕がないと読書どころではないですし。僕も社会人になりたての頃は、本よりも銀行口座の通帳とのにらめっこに興味があったので、読書ってお金というより精神的に余裕がないと、人生にプラスαしてくれないですね。まずは生活の基盤を整えて、そこから読書について考えてみた方がいいのではないでしょうか?