人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

【仕事】働きながら使えそうなプレゼンで気になった5つの言葉

日本が苦手なプレゼンテーション。プレゼンと略されるけど、嫌いな人は多いと思う。聞く分にはいいけど、話すのは苦手。僕もそうだったけど、慣れると案外楽しくなってくる。学生時代は、自信のある内容なら楽しかったけど、内容に乏しいと感じたプレゼンはキツかった。ある意味で、前提条件に『自信』というものが必要なのかもしれない。

①人に伝えること

プレゼンって何回か経験があるけど、人に伝えるのは難しい。どうしても、自分の言いたいことしか言えないし、苦労して作ったスライドだけを見て話すことになったりする。練習しても、あくまで身内だけしか見ないので、人に伝えることを疎かにしてしまいがち。練習してなんぼのことなんだけど、自分の成果や実績を言いたくなるから、『伝える』ことって本当に大変。

人に伝えるが大切と、プレゼンの本やサイトに書かれているけど、そんな練習高校時代までにそこまでやってこなかったので、結構難易度が高い。一番いいのは、プレゼンで賞を貰った先輩なり同僚に聞くのがいいと思う。てっとり早いから、短期間で良くなることが多い。それか、Youtubeなどで調べてみるといいと思う。気楽に見れるし、自分の好きな話し方を見つけられる。

②聞き手

プレゼンは聞き手のことを考えないといけない。何を知りたいか、何が気になっているのかを想像して、スライドを作って、発表の練習をしていく。ある意味で、理想なんだけど、考え方はすごくシンプル。自分が聞き手になったつもりで練習すると相手の気持ちが分かるので、学ぶことが結構多かったりする。

ただ、権威ある人だったり、影響力がある人のプレゼンだと違う気はする。そもそも、聞き手が最初から『この人のことを知りたい!』って思っているから、何を話しても、聞いてもらえるとは思う。理解されているかは怪しいけど、ある意味でブログやSNSと似てる。影響力があるからこそ、何を発言しても注目しているという点で共通点がある。

③綺麗なスライド

綺麗なスライドにこだわりすぎるのもどうかと思う。確かに綺麗なスライドを作ると納得できるし、理解してもらいやすいと考えることができる。でも、綺麗なノートを作るのと同じで、自己満足では納得してもらえないし、理解もされない。聞き手の心理をじっくり考えて作るのならいいのだけど、綺麗だけを狙ったスライドは案外分かり難かったりする。

要点だけをしっかり、書いて説明した方がいい。綺麗なスライドは聞いた人は何となく納得するのだけど、いまいち分からないということになる。シンプルなスライドが良かったりする。広報とか企業活動を伝えるための広告塔としての発表ならカラフルでインパクトのあるものが好まれるけど、研究成果を伝えたり、仕事の実績を伝えるプレゼンならシンプルな方が分かりやすい。

④文章・数式だらけのスライド

たまにある、文字・数式だらけの発表。学生の時に学会に参加した時に、ちらほら見たことがあった。かなり難解で何を言っているのが理解不能になる。気持ちは分かるのだけど、もう少し噛み砕いた方がいいと思った。やっぱり、スライドに文字などをたくさん書くと達成感があるし、「俺・私よくやった、すごい!」と感じるから気持ちはいい。

だけど、聞き手からしたら、最悪で、関係者・専門家以外理解不能になってしまうという点がまずい。プレゼンで賞を狙うなら、分かりやすさに重点に置いた方がいいと思う。学会などで、専門家がメインだったらいいのだけど、企業で働いていると、上司や客先に説明する機会なんかが多いから、そんなの発表したらクレームが出る可能性だってある。一定の分かりやすさは欲しい。

⑤準備とコミュニケーション

プレゼンはとにもかくにも準備。何度も練習することで滑舌も良くなるし、まわりを見れる余裕も生まれる。プレゼンはコミュニケーションの手段の一つだから、いかに聞き手と会話するかが大事になってくる。「これを書けば分かってもらえる」「分かり難い部分はないかな」を常に考えた方がいいプレゼンになる。

プレゼンで賞を貰った人を見ていると、同じような内容のプレゼンでもコミュニケーション力が高い人が貰っている印象がある。ハキハキと話していて、理解もしやすかったりする。コミョ力って相手の話・気持ちをどれだけ汲み取れるということを測るものなので、プレゼンでも、コミュ力は必要。プレゼンを良い発表が出来ると、気持ち良かったりする。人と会話するのってそういうことじゃないかな?