人生のおつまみ

好きなことを基本的にはコラム形式で書いています。スポーツ、アニメ、書籍、産業をネタにしています。

【読書 11-①】:『風が強く吹いている 』-箱根駅伝と大学生の青春

箱根駅伝は毎年少しは見る。話題の選手が出ている区間は、記憶に残ることが意外に多かった。柏原さんの別名『山の神』は今でも印象に残っている。一人では決して出場できなくて、互いの連携・信頼がとても重要になる競技。ラソンとは違った。チームで戦うことで主眼の陸上競技で、日本独特の雰囲気があったりする。

展開的には、無名のチームが箱根出場を目指し、頂点を取るぞ!と言った分かりやすいもの。この展開はやっぱり燃える。読んでいる時にワクワクしたし、それぞれのキャラが活き活きとしていた。大学生が今を全力で生きている姿はすごく感動する。箱根駅伝を題材にしていて、すごく面白かった。

アニメ化しているので、原作を読んだのだけど、想定以上に良かった。600ページは多いのだけど、1日で読んでしまうぐらい面白い。箱根駅伝の詳細はよく知らなかったけど、読んでいるうちに色々と分かってきたので、参考になった。これを読んで、正月の箱根駅伝を見るとすごく楽しめると思う。10人でチーム戦で走るというのは、すごく戦略・戦術的に難しいけど、仲間内での信頼感が重要だと感じた。

風が強く吹いている (新潮文庫)

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