【読書 11-②】:『思考の整理学』-東大や京大で売れている本
長い間読む機会がなかったが、不意に読んでみたくなり購入。思考の整理学と言うだけあって、具体的な現象から抽象的な考察に昇華させるというのは、大学教育での基本だなと思った。大学生だけではなくて、ビジネスマンにも参考になると思う。メモとノートについて書かれていて、アイディアをどのようにメモするのかが書かれてあった。
■過去の関連記事
メモするのって非常に重要だけど、いざ書くと何を書けばいいか分からなくなる。本書に書かれているいる方法を使うと、割と書くことがあって驚くことがある。すべてをマネする必要はないけど、メモするのって面白いと感じてしまう。難しい表現はなくて、簡単な言葉が書かれているので、理解はしやすい。シンプルなのは大正義。
東大で売れている本ということだけど、内容はシンプル。物事を分かりやすく書くのってすごく大事だと感じた。何とか学というのは、難しい印象だったけど、シンプルなのもポイントなのだなと。頭のいい人は、難しいことを噛み砕いて話したり、書いたりしているという。でも、分かりやすくても、ビジネス書的なものではなくて、深みのある重みのある言葉が出せるというのは、やはり著者の力量なんだろうなと感じた。